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知っていますか?住宅ローンとカーローンについての金利

おはようございます。 ゆかりえです。

先日、ローンについて私が思っている事を投稿しましたが、今日はちょっと深掘りしてみようと思います。

先日の記事はこちら↓

たとえば、借金をする事には抵抗があるのにローンに対しては無頓着で簡単にローンを組んでいる人が多いという印象があります。

特に住宅ローンは金額が大きいので、ほとんどの人がローンを組むと思います。
自宅を持つ事にこだわりが強ければ、どれだけ利息を払おうが返せるだけの金額であれば、何の問題もない訳です。

ローンを組むには、金融機関の審査があります。
年収によって組める金額も変わります。

またその時点で、過去に一度でもローンの返済を怠っていたなんて事があれば、住宅ローンの審査に落ちる事もあります。

なんでかと言うと、ローンを組むとその情報は「信用情報機関」に登録されます。そこには、返済を延滞した履歴も記録として残ります。

もし延滞をしてしまった場合、その情報は銀行系や消費者金融系、信販・クレジット系など、系統を問わず各会社に共有されることになります。さらに、延滞期間が長引くと、信用情報の評価がどんどん悪くなり、いわゆる「信用情報に傷がついた状態」となるのです。そうなると、住宅ローンやクレジットカードなど、ほかの審査に悪い影響を及ぼす可能性も高くなってしまいます。

一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、信用情報は極めて重要な評価基準であると認識しておきましょう。

ローンを組む行為は、そういったリスクもあるという事を知った上で慎重にしなければいけないのです。

忙しくて、入金するのを忘れていて一度だけ返済ができなかったなんて言い訳は通用しません。

一度でも返済を怠った経歴は、信用情報機関に残りすべての金融機関に情報が共有され、あなた自身が信用をなくす事になります。

住宅ローンに話を戻すと、住宅ローンの毎月の返済額は、高くても手取り年収の20~25%が上限の目安だと思っています。
それよりも低ければ、生活にもゆとりが生まれるでしょう。

<手取り年収500万円、20%の場合>
年間のローン返済額  5,000,000円×20%=1,000,000円
1ヶ月のローン返済額  1,000,000円÷12ヵ月=約83,333円
<手取り年収500万円、25%の場合>
年間のローン返済額  5,000,000円×25%=1,250,000円
1ヶ月のローン返済額  1,250,000円×12か月=約104,166円


住宅ローンの返済比率は、金融機関や不動産会社によっても変わりますが、年収が高い人や収入が約束されている公務員などには30~40%が基準と言われる場合もあるでしょう。
返済利率を高くすればそれだけ高い物件を勧められるからです。

それは単にあなたを思ってではなく、自分たちのため(多くの利益が得られるため)である事を認識しなければなりません。

物件の価格が3,000万円だとすると、毎年の返済可能額から考えると返済年数は24年〜30年ぐらいでしょうか。(価格.com 住宅ローンシュミレーションより)
固定金利にするか変動金利にするかでも変わってきますが。

ローンを完済するには30年近くかかるという事です。
その間には、収入が減ったり、転勤があったり、家族関係が変わったりとライフプランも大きく変わる出来事があるでしょう。
マンションなら修繕積立金や管理費が上がることも考慮しないといけないでしょう。

そういう事を前提にして、どうしても家が欲しい人は購入したら良いと思います。けれど賃貸の良さにも目を向けて欲しいと思います。

特に新築住宅は、よほど利便性の高い所でよほど価値のある物件でない限りは購入した途端に物件は購入時より価格は下がります。

その物件に価値があるかどうか、将来どうなるかは私たち一般人に見極めることは難しい事です。

いざとなったら、売ればいいと思ってもなかなか売れなかったり、ローンの返済額が多く残っていて家が売れたとしてもローン残金だけを払い続ける場合もあると想定していなければなりません。


同じように多くの人が利用するカーローンも同じです。
マイカーローンの金利相場は、ディーラーや銀行など、どこから借りるかによって異なります。
ディーラーローンは最大で年9%程度、銀行などのローンでは年1%~4%程度です。

たとえば300万円の新車を5年(60回)返済で年9%のカーローンで借りた場合
62,276円 x 60回=3,736,560円です。(金利分 736,560円)

同じ条件で年4%のカーローンでは
55,250円 x 60回=3,315,000円です。(金利分 315,000円)

価格.com『マイカーローン返済額シュミレーション』より

このように、カーローンについても高額の金利を払っている事になります。

カーローンを組み前に、本当に車は必要か、お金が貯まるまで待てないか、貯金額の範囲で買える中古車はないかとかをよく考えてみて欲しいと思っています。

住宅ローンやカーローンは、価格.comからシュミレーションできますので、どれだけの利息を払わないといけないかをぜひ見て参考にして下さいね。

生活するのに精一杯で貯金など出来ないよって言っているあなた!
貯金ないのに医療保険や死亡保険や個人年金をかけている人がとっても多い。
さらには、貯金ないのに投資や株取引をしている人も。

またローンがあるのに、不要な保険や個人年金をかけている人や投資をする人。
ローンだって借金なんです。
まずはそれらを解約して、浮いたお金で生活防衛費を貯めるなり、繰上げ返済などでローンを返す方が先でしょと、ついつい思ってしまいます。

貯蓄型保険や個人年金保険といった満期になったら少しの利息を上積みされて払い戻される保険(お金が増える)ばかりに目が入って、ローンで払っている金利(お金が減る)は見えないのでしょうか。

保険についての以前の記事はこちらです。↓

お金は増やす事も大事ですが、減らさない事も大事ですよー。

本日はちょっと長文になってしまいました。
最後まで読んでくださったあなたに感謝します。🙏


#お金について考える

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