2種類の安心感
日々の生活の中で、私たちはしばしば「安心感」を求めます。しかし、この「安心感」には異なる種類が存在します。ここでは、世間的な安定やいざという時の保険のような安心感と、魂からの「絶対に大丈夫」という安心感の2種類について探っていきたいと思います。
世間的な安定
世間的な安定とは、主に物質的、経済的な安定を指します。これは、仕事があり、収入が安定し、住む場所があり、健康保険や貯金があるといった、私たちの日常生活における基盤となるものです。この種の安心感は、以下のような要素から得られます。
経済的安定: 給料が定期的に支払われる仕事を持ち、生活費をカバーすることができること。
健康保険と医療サービス: 病気や怪我をした時に適切な医療を受けられる保険に加入していること。
住宅の確保: 安定した住居を持ち、住む場所が確保されていること。
このような世間的な安定は、私たちの日々の生活を安定させ、不安を軽減します。緊急時に備える保険や貯金は、予期しない出来事が起こったときのための保険として機能し、将来に対する不安を和らげる役割を果たします。
魂からの「絶対に大丈夫」という安心感
一方で、魂からの安心感とは、物質的な保証とは別に、深い内面的な信頼感や安心感を指します。これは、精神的な充実や内面的な平和から得られるものであり、以下の要素に支えられています。
自己受容と自己信頼: 自分自身をありのままに受け入れ、自分を信じること。自己肯定感が高まることで、外部の状況に左右されない安定感を得ることができます。
内なる平和: 瞑想や内観を通じて、心の中に静けさと平和を見つけること。これにより、外部の雑音（観念、エゴの元凶になりえるもの）に対する耐性が高まります。
精神的なつながり: または宇宙や自然とのつながりを感じること。これにより、人生の目的や意味を見出し、困難な状況でも「絶対に大丈夫」という安心感を得ることができます。
この『魂からの「絶対に大丈夫」という安心感』＝気づき、認識変更、自己統合、覚醒…など、表現の種類は様々ですが、体感や感覚はどれもおおむね同じだと思います。
感覚として腑に落ちる流れも人によって違うし、いきなり大きな気づきでバンっと変わる人と、何段階かの小さな気づきが何度も来る人も居ます。
前者を求める人が多いと思いますが、おそらく後者のパターンの方が多いのではないでしょうか。
「いっきに視界がクリアになるような気づきを得なくてはならない」
私もはじめはそんな風に思っていて、それ故に視界が開けない時期が長かったです。
これこそが観念やエゴなんですよね。。