幼児性　　　　詩

私だけの母であって欲しい。例え孫が
可愛くてもジェラシーがあった余り
ベタベタするとやけてしょうがなかった。あんたの子じゃあねと言った。
引き裂くぐらいのいじわるだった。
母に申し訳ない！車イスに乗った姿を
見て私は私の愚かさを知った。
ここまでジェラシーが強いのもちょっとおかしいだろう。やっぱり母の愛情を一人占めしたい私の幼児性は脱皮
できない、私の悲しみだ。幼稚園の先生だったせいか皆の母だった。そこから私の独占欲が始まったんだろうか？