苦い思い出　　詩

ほろ苦い思春期を思い出す
アイスコーヒーと共に、痛々しくも
あった。これでいいんだと！
神経の糸が張りつめて女学校に通った
んだ。苦い苦い思い出は嫌いな十代と
思いたくもない。
アメリカに行けたじゃないか。
青春のシンボルを顔につくって、ほろ
苦いコーヒーの味であったんだ。
余りにも家がぬくくて、冷たく世間を
感じたんだな！アイスコーヒーは
そんな過去に苦く香りよく慰めて
くれたんだ。朝がくるとどんよりした
気持ちで学校に通ってた。昔話は
ゴメンダと思った。冬がきたら
コーヒーはホットでいこう。
自然にきりかえる味は季節を
感じるんだ。もう苦い過去は
忘れるんだ。窮屈な女学校には
恋もなかったがキリストが唯一の
恋人であり、ミッションスクールで
あったんだ。そんな私を聖書は
いやしてくれたんだ！