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雷      詩

思い尽くせば悲しみの達人になれそうだ。神棚の前で皆がすこやかにと手を叩く。それでも成長の糧とは悲しみの
水平線上にある。至り着きそうで手が届かず果てしない。悲しみがはるか
遠くにあるもんだ。思えばよく歩んで
来た物だと自分で雷で持って喜びを
称えたい。周囲が楽に生きてきたと
思え共数知れない苦労もしょっている。幼い頃怖いと思わなかった雷。
生まれた時に雷が鳴り、私は雷になじんでいた。そして喜んであの稲妻を見に行ったのだった。


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