充実　　　　　　　詩

幻想は広がる。ここでは何を思っても
自由だ。良き方向へかまえる幻想を
浮かべる。思考は現実化するのを信じている。私の生活は淡々としているが
満たされている。とりえなくてもコーヒー飲めば充実する。月一度の病院、二ヶ月に一度の障害年金をもらえる。
白髪を染めてカップコーヒーを飲むぐらいしかお金は使ってない。足るを知れと自分に染み付いた言葉。
こればかりは実行している。今までよく使った若かりし頃の金。母が元気しているまでの事。今私は慎ましく生きている。