父の手料理
台所に向かうとパッパッと魔法を使う父。あっとゆう間にケーキ、マドレーヌ、ぜんざいとおやつを作ってくれる。父の祖父はコックさんだったらしく、その血が流れているのであろう。
血は正直である。料理は一級品である
母が可哀想なぐらい上手い。母のお父さんでもある父にワガママをよく言っていた。“ゆう事きかんから”とよく怒ったもんだ。お父さんは家族全員の父で
あり、多重人格でもある。神経細やかな所は私は受けついでいる。どちらに
似ようと私は誰の者でもなく私なのである。そんなワガママな私に次の日の
昼御飯何にする?と聞いてくる。甘えん坊な私は頼りっぱなしで父に頭が上がらない!おいしい物を作ってくれて
ありがとう。