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ひぐらし    詩

ひぐらしさえ余り聞かない夏の下旬
だった。
これが夏も終わりの合図で待っていたのはこの私。
精一杯のアピールをする蟬。
負けてしまいそうな夏の季節。
花には従順で従う事を好む。
何せ短い命の行く末に思いっきり鳴く。
これには誰しも叶わない。

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