ハイカラ婆ちゃん 詩
祖母はメイクすると人が変わった様に
変身した。
あっ二人この家にはおばあちゃんが
いるよ!
そう思われかねない。
そして祖父のもうけた金で着物三昧を
し、あれこれ着る貴婦人であった。
ちょっと母とは異色で得た祖母であった。
私はその祖母に育てられ、食事の世話になった。
そしてタバコを共有する仲で、母も妬
くほどの仲だった。
自慢の祖母ですらりとした美人で肉付きの良い私とは違っていた。
やっぱり母の子だ。
ハイカラ婆ちゃんは血縁としては遠い。
でも育ててくれて有り難う。
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