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冬を待つ    詩

秋忍んで冬を待つ。
雪チラリとふらぬかと待つ銀世界。
気は早く冷たい空気に吐く湯気の
吐息。
可愛い可愛いと言葉は相変わらず南国の娘の彼氏。
黄金の雲が夕日と共に沈めば母の生きた夜明けの始まり。
夜型人間目はいつぞや開くや待て共
待て共永眠せぬが眠りどおしの母。
願う所は何処かと祈る場所を探してみる。
黄金の雲に母の病の健康を捧げる。

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