すべては前提次第で変えられる
私は前職で15年働いていましたが雇用形態はアルバイトでした。20代の頃からフリーランスに憧れていて、個人事業主で2回失敗していたのですが、やっぱり自由でいたかったのです。でも、なにをやりたい!とか、目指すところがあったわけではありません。それでも、いつでも辞められるように頑なに社員登用を断っていました。
自由の本当の意味さえ知らず、ただ自由気ままにラクして生きたかっただけです。今思えば、本当に世間知らずなおバカさんなんですが、その当時は深く考えることもなく「独立したい!」と思っていれば、そのうち独立できるだろう、くらいの気持ちでした。
まあ、知らないとか、考えないって、怖いですよね 苦笑
辞めるための楽しみ探し
そんなやる気のない気持ちで働いていたので、最初の10年は「どうせそのうち辞めるし」という思いを前提にしていました。働き始めて2~3年経った頃からは、辞めたいと上司に言っては却下されていたので、考えナシなりに策を練ったりしました。
辞められないならプライベートの充実と、フラダンスを始める
⇒プライベートは多少充実するけど、仕事はつまんないし辞めたい気持ちは変わらない。スカイダイビングをするためにハワイへ3か月行くので辞めます!と、上司に言ってみる 笑
⇒1カ月休んでいいから1カ月で帰ってきて。と言われ、それなら帰国後仕事を探さなくてもいいな、と誘惑に負けてしまう。職場は仕事に活かせる様々なスキルが身につけられる社会人スクールだから、セラピストとして自宅サロン開業を目指すべく職場のアロマ講座を受ける
⇒上司に上手く乗せられて、アロマ講座の営業や集客用のセミナーを任され、少しの間仕事が楽しくなる。
こんな具合に、辞めたい!でもそれならまぁいいか!の繰り返しでした。すべては「会社を辞めるため」であって、自分の本当にやりたいことではありませんでした。それでもアロマは面白くなって、上位資格を取るためにアロマサロンの教室へ通い始めました。うまくいけばサロンで独立♪という淡い期待を胸にです。
一時の面白さはあったものの仕事がつまらないは続き、限界が来たとき瞑想の中のカウンセラーに「仕事を楽しめ」と言われます。その時の詳細は下の記事をよかったらどうぞ↓↓↓
これも今思えばの話になるのですが「楽しむ!」と決めてから、状況は緩やかに大きく変わり始めます。
そもそも前提が間違っていた
それまで前提にしていた「辞める」を「楽しむ」に変えました。
当時ハッキリそう意図したかというと、そこまでではなかったので気が向いた時にしかやらなかった瞑想が、いい方向へ導いてくれたんだと思います。
前提を見直すというのは、どんなことにでも非常に効果的です。
最初から「仕事はつまらないもの」と思って楽しみを探すか、「仕事は楽しむもの」と思って楽しみを探すかでは、見つかる楽しみの量も質も違ってきます。
苦しいものと決めつけているのに、ムリに楽しもうとしても上手くいきません。前提を楽しむに変えると、すべてが変わります。自分の前提がどうなっているのか?どんな決めつけをしているのか?書き出してみてください。もし、頭の中や感情がごちゃごちゃしているなら瞑想をして整えてからというのも有効です。
仕事はつまらない⇒仕事は楽しいもの
人間関係は難しい⇒人間関係は楽しむもの
ダイエットは苦しい⇒楽しくなければダイエットの意味はない
上司はうるさい⇒うるさい上司のいい所探しはけっこう楽しい
お金は貯まらない⇒お金は楽しみを得るために使うもの
なんでもいいのですが、イヤだなとかムカつくとか思っていることを書き出して、前提はなにか?決めつけていないか?を考えて前提を好きなように書き換えます。
そうすると、じゃあ楽しむためにはどうすればいいか?という視点に立つことができます。決めつけていると、その一点にしか意識が向きませんが前提を変えれば、できることの選択肢が新しい別の方向へ広がります。
そんな時にこそ瞑想です。瞑想は頭を空っぽにするというより、他の事に意識を向けると思った方がいいかもしれません。意識を向けているものが強ければ(イライラとかムカムカなど)空っぽにするのは難しいです。でも、頭の中に数字やら光やらと意味ないと思われるイメージを入れることで、そちらに意識が向いて強いマイナス感情は収まっていきます。
瞑想で第2チャクラを整えてみるというのも、ひとつの手です。第2チャクラについては下の記事を参考にしてみてください。
楽しむと決めてから3年位の間に、いろいろな変化がありました。
責任ある仕事や好きな仕事を任されるようになった。
苦痛に感じていた職場の人と離れられた。
時給が頼んでもいないのに上がっていった。
やめづらかったフラダンスを仕事を理由にやめられた。
アロマサロン開業のための1戸建てを購入できた。
意外な所から臨時収入が入ってきた。
これらが一気に起こったわけではなく振り返って整理してみたら、こんなにスゴイことになっていたんだな、という感じです。すべては瞑想の中のカウンセラーの「楽しめ」のおかげだなと、しみじみ思うのです。
楽しむの力は驚異的です。ポイントは決めつけている前提を見直して、好き放題に楽しく書き換えるということです。
さて、私はこれでアロマサロン開業へ向けてまっしぐら!だと思ったのですが、私の人間性はまだまだ未熟だったようで、そんなワケにはいきませんでした。
その話はまたの機会に記録します。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。