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東京理科大生が教育漫才発祥の地を知り驚く ③④

Cさんより感想
越谷市出身なので、教育漫才が越谷市東越谷小学校から始まった事に何よりもビックリしました。生徒が楽しく学校に行けるような環境を作るのが先生の仕事の一つだと思うので、明るいやさしい雰囲気やコミュニケーションを増やすために漫才を取り入れるのは理に適っているなと思いました。

Dさんより感想
田畑先生,発表ありがとうございました.

現代ではICTの活用が進んでおり,映像などといった認知負荷を低下させている環境に身を置いている子供たちにとって,文章を読んだり,作文を書かせたりといった活動が嫌になると考えていました.しかし田畑先生の発表の中で子供たちがほとんど学習に取り組めており,先生の指導力,特に子供を自主的に学習に向かわせる力に驚かされました.

数学において文章を書くといえば証明ですが,授業中に質問したことと重複しますが,証明と聞くだけでペンが止まってしまう生徒が多い現状です.今回の授業から,証明を行わせる授業に関しても「書き方」を丁寧に教えることが大事なのだと実感しました.証明は幅広く自由に行ってもよいのですが,書き方がわからずに止まってしまっている生徒,失敗を恐れて筆が動かない生徒などがいることはよくわかっています.そこで私が授業を行う際には書き方や照明の型を丁寧に教えて,生徒たちでいろいろ発見してもらおうと思います.

教育漫才について,とても共感しました.というのも私の教育の理念ととても似ており,学校が楽しいものになっているといじめや不登校が減らせるというのもあり,私は教育現場に「ゲーム」の理論を持ち込むことで生徒に意欲的に,主体的に活動してもらおうという研究を行っています.

持論になりますが,現在の子供は退屈なことに耐性がなくなっていると感じています.今日流行っているSNSの代表として「TikTok」や「Youtube short」がありますが,最初の数秒で面白いかを見極めて興味がないものはすぐに飛ばしてしまいます.しかし,自分の興味のあるものは時間を忘れてしまうくらい見てしまいます(私はやっていないので詳しいことはわかりませんが…).それは教育にも同じことが言えると思います.そこで私は学校を楽しい,面白いと感じてくれるような工夫にとても興味があり,教育漫才もこれに含まれるように思いました.

教員がどのようにしたら過ごしやすいか,どのような内容を教えるかに着目するのではなく,「生徒が」学校をどう楽しむか,生徒の視点に立って考えることがとても重要であり,教育漫才はその点をよく考えられている活動であると考え,これからも先生の活動を応援しようと思いました.

貴重な時間をありがとうございました.



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