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2024 下半期まとめ

この前上半期分を書いたと思ったらもう年末だった。
取りこぼさないよう必死だった下半期、体感3ヶ月。

7月

14日 コブクロ JUKE BOX reading    musical”FAMILY” 古谷・和田ペア

さすがに自覚したが私は「家族愛」が題材の作品と相性が悪い。
「産まれること、生きることが幸せ」という価値観が無いからかなぁ、親が子に向ける愛情を素直に理解できなかった。
これは私の思想が捻くれてるせいで、この作品自体はとても良かったんだと思う。窓を開けたら紙飛行機が飛んできたり、演出がとても綺麗だった。
産まれる子に何かを願うこと、祈る事って紛れもない愛情だけど、それは呪いと変わらないし…難儀。

8月
3日 ソリエボ マチネ
3日 ソリエボ ソワレ
10日 ソリエボ ソワレ

遂にきてしまったソリエボ。真夏のクラブeXはどことなく逃げ場がない気分になる。
ドラマの最終回から、これは冬真か春陽どちらかが死ぬしかないだろうと思っていたので結末は納得だった。
クラブeXはステージが円形なので、座る位置によって見える景色が違う。見える役者の表情も変わってくるので、足を運ぶたび違う印象を持つ舞台だった。
3日ソワレかな、ラストで冬真から「忘れないでくれ」の言葉と共に指輪のネックレスをかけられた春陽が、なんだか嬉しそうにうっすら笑みを浮かべた回があってワァ…となった笑
春陽って常に支えてくれる人がいて、冬真とは対照的にギリギリ踏みとどまれる(誰かが繋ぎ止めてくれる)人だと思っていて。
なのに、最後の笑みに「そっち側」の気配があって唸ってしまった。行ってはいけない場所、踏み入ってはいけない狂気。純度高めの狂いが垣間見えて呆然とした。
これ、見る人によって印象違うだろうしみんなの感想聞きたい。

9月
14日 マリオネットホテル
15日 マリオネットホテル
21日 マリオネットホテル マチネ
21日 マリオネットホテル ソワレ
23日 マリオネットホテル
28日 マリオネットホテル マチネ
28日 マリオネットホテル ソワレ

思い入れがありすぎて長くなったので別で出します。
待ち望んでいた舞台が最高のかたちでお出しされるなんて、なんて幸せなことだろう。大好きですマリオネットホテル。

10月
20日 Stray Kids JAPAN SEASON’S GREETINGS 2025 MUSEUM

一切ポストしてないけど実はゆるゆるとスキズが好きです。今回衣装展示があるということで行ってきた展示会。優しい言葉が日本語で綴られていてほっこり。
10月はマリホテが終わった喪失感から気力が終わってダメでした。

11月
1日 フォーライ
3日 宝海劇団 歌舞伎町劇場
4日 フォーライ
16日 カミシモ マチネ
16日 カミシモ ソワレ
17日 カミシモ
20日 カミシモ
30日 blue egoist

息を吹き返してフォーライ。楽しかった!!!!
それに尽きるってくらい楽しんだ。
スカミラの、あの表情の移り変わりを見た瞬間は血が沸いた。2022の春から「このための染谷俊之!」と思った瞬間は何度もあるけど、間違いなくこれもその一つ。あとシンプルに私は卯木千景と、千景を演じる染谷さんが好きです。

フォーライに挟まる宝海劇団。太一さんきっかけで大衆演劇を知り、いつか他の劇団も行きたいと思っていたから声をかけてもらった時は嬉しかった。
バッチバチのLED背景に負けない美しさで完全に射抜かれたのでまた行きたいです…物販のそうめん買えばよかった…

カミシモ!11月情報量多い!
機材トラブル回だったんですが、中断になった途端、誰も動じることなく前に出てきて漫談始まったのはつい笑ってしまった。経験値の高い役者しかいない。一歩違えれば大事故だったけど誰も怪我をしなくて本当によかったです。
前シリーズよりアホな子マシマシになった高砂さん。元気いっぱい暴れるちっちゃな怪獣で、その明るさで岬を救い上げるスーパーヒーローだった。自分では気が付いていないのも高砂の魅力。
無邪気さって人を救うこともあれば傷つける事だってある。その両面をもっている高砂って塩梅が難しいと思うんだけど、絶妙に愛されキャラとして存在しているのは演者のパワーだなと感じた。
あとラストワルツのアクスタを手に入れるため、物販3回チャレンジしたのも今となってはいい思い出です。いや良くないんだけど。

ブルエゴ。板の上にいる立石くんをみるたび、新しい表現方法を身に着けていて新鮮に驚いてしまう。すごいこんな引き出しがあるんだ、作ったんだって。
ブルエゴは如実にそれを感じた。歌い方も芝居も見たことがない姿だった。
出演作品をすべて見ているわけではないので偉そうなことは何も言えないけれど、これからもできるだけ出演舞台は見たいと思ってる役者さんです。

12月
7日 ソリエボ上映会 1部〜3部
10日 演劇ドラフトグランプリ
21日 言式「或いは、ほら」
22日 ソメトーク 昼・夜

ソリエボ上映会はなんか3部ともソリエボ関係なくトークが面白すぎて笑ってた記憶しかない笑
2部で音声が流れないトラブルが発生した時、立ち上がってうろうろする龍儀くんに対してわだそめがずっしり座ったまま動かなかったの大御所コンビ感出ていて笑った。でも後輩を困らせるのはやめてあげて笑
賢志さんがゲストの3部は芝居部分の裏話が聞けてとても楽しかった。

ドラフトは毎年楽しみにしていたイベントの一つ。なので今回がファイナルなのは結構寂しい。
染谷さん率いる「演劇やろうぜ」はピクニックがテーマ。"武道館でガチ料理"というチャレンジをしていて、そこのワタワタ感は見ていて微笑ましかった。ただ、ほぼ料理作りになっていたので演劇をもっと見たかったのが正直な感想かな…このメンバーならもっとなんかできたやろーって思っちゃった。
あと"役者が自分で動かせる道具のみ使用可"というルールがあるんだけど、料理道具多すぎてちょっと無理ないか??とは思った笑
今回の優勝チーム「雪猿」は三浦香さんが演出。
これがすごい好きな作品だった。雪女、トナカイ男、ギャル、ゆきんこ、雪猿が出てくるカオスっぷりなのに訳わからなくない!笑 全然置いていかれない。むしろ強強パワーで引っ張ってくれる。トナカイ男がタイムリープ能力あるのも、「そうじゃなきゃ一日でプレゼントは配れない」と言われた瞬間会場全体が納得したり。
あと激辛(ぴりか)ちゃんとゆきちゃんがほんっっとうにかわいい。お互い大切な友達なのが伝わって、うっかり泣きそうだった。いつかまた会えるといいな。

言式は前回配信で見て、今回は見切れチケットを買って劇場へ。マリオネットホテルを見終わったとき衝動的に買ってしまった。
ゆらめく布、降り注ぐ雪、幻想的な視覚情報と相反する現実的な痛みがなかなかしんどかった。
すごくよかったんですよ。ただ、心がすり減ってる年末に観るのは個人的に厳しかったかもしれない…笑
あと梅津も祥平くんも品のある役者さんだなーって改めて思いました。
また違う季節に見返したいので円盤にならないでしょうか。待ってます。

今年ラストはソメトーク!
調子の外れたジングルベルが鳴り響くロビー、染谷さんの「染谷俊之のファンイベント、ソメトーク!」が10秒に一回レベルで流れる会場、間違いなく2024年1番の狂い現場だった。会場が会議室なのも相まって完全に怪しい団体のそれである。本人も「自己啓発セミナーみたい、幸せですか?」って言い出したから多分全員思ってた。
ここで話した内容は秘密にする、という約束のもと行われたソメトーク。染谷さんにとってファンイベは少しでも気を許してもらえる場所なんだと思うと嬉しかった。
常々思うが染谷さんはとにかく頭の回転が早い。チェキを撮る時ですらエンタメ性高めの回答が間を空けずに返ってくる。たったの数秒でこちらの意図を汲んでくれる。誰でもできる事じゃないです。
今年は舞台出演多かったからみんなも大変だったよね、とこちらに寄り添ってくれた事も正直嬉しくて。勝手にオタクしてる訳だから寄り添う必要なんて無いのにね。気配りと気遣いの人ですよ。
今回のチェキ撮影は数秒話せる時間があったから、染谷さんのおかげで幸せな一年だったと伝える事ができた。テンパって夜も同じ事言った。
この一年、豊かで贅沢な日々だったと思う。幸せだったなぁ。ほんとうにありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


というわけで今年の現場数は全部まとめて58でした。フォーライとか、チケ取りの段階で気力尽きてるものがあって大反省かも…大事なのは体力だよやっぱり。
今年は友だちと現場に入る機会もあって楽しかったな。誰かと一緒だと終演後語り合えるのが良い。
来年も頑張るとこは頑張って、健やかに日々を送りたいです。




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