CYRIL KONGO-シリル・コンゴ-展 レポ
世界的グラフィック・アーティストとして、エルメスやリシャール・ミルとのコラボも手掛ける「CYRIL KONGO"シリル・コンゴ"」
彼の日本初となる個展「CYRIL KONGO’s POP-UP STUDIO "FROM PARIS TO TOKYO”」が本日から渋谷区神宮前「1/1 32117」にて開催ということで、早速行ってきました！
スプレー等で街にアートを描いていく、ストリートアート。パリではストリートアートはれっきとした芸術として認められ、アートを愛するパリの人々からリスペクトされている。彼は、まさしくその流れを作った先駆者の1人である。
カラフルで遊び心に溢れていて、見る者を思わず笑顔にさせてしまう世界観の作品たち。
「道ゆく人が、誰でも分け隔てなく楽しめる、それこそがストリートアートである」とも言うようなメッセージ性がそこから感じられる。
また、今回この個展を企画した、サンフロンティア不動産株式会社の小田修平さんから、今回なぜこのような企画が実現したのか直接伺うことができました。
"今、日本で海外アーティストの個展を開くということは、コロナ禍の観点からはもちろん、特に経済面において難しくなってしまっている。
だからこそ海外のアーティストの誘致にこだわった。大手こそ難しいことを先導していくべきだと思うから。
そしてアートは人の心を豊かにする。豊かな人の心がそこに文化を生む。長期的な意味で、アートとは土地や建物に価値を持たせる力があるんだ"と。
お話を伺いながら、経済的側面からも文化的側面からも、とても感銘を受けました。
アートが育むものは、この先50年、100年後にもその土地や建物に根付くことができる。人々の心が、やがてひとつの観光地だって作り出す。
経済経済、景気景気、と言うけれど、
まずは人の心。
まずは文化から。
そこから新しい流れが始まる。
そんな信念に、私は賛同するのです。
写真はInstagramにもたくさん載せています。
https://www.instagram.com/p/CklH2tpvOTM/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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