約10年ぶりの「ハハうつ」
母がうつになりまして。
そう、「ツレうつ」じゃなく「ハハうつ」。
しかも再発。約7年かけて奇跡的に治り、季節の変わり目にたまにプチ不調の出ることはあっても、大きく崩れることはなかったのに。
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今年の春になって、母の様子がどうもおかしい。
食欲がなく、気分がすぐれず落ち込みがち。
疲れやすいのに、寝ているのは苦痛だという。
2年目に突入したコロナ禍は、合唱好きでおしゃべり好きの母には相当堪えるらしい。
お籠もり生活にほとんど苦痛を感じていない、むしろ快適だと感じているくらいの、コロナ禍にかなりの耐性を持った私とは大違いだ。
正直、「ハハうつ」は私にとってかなり困る状況。
ハッキリ言って、私はただでさえ常日頃から慢性的に、時間のやり繰りに四苦八苦しているというのに、まいったなぁと思っている。
私、そんなにできた娘じゃないので。
でも、それを理由にアレもコレも諦めたくはない。
だから、余計にいつも通り、いや、いつも以上にガンバろうとしてしまう自分がいる。
共倒れを恐れる気持ちは当然ありつつも、怯えすぎる毎日はまっぴらゴメンだから。
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だいたい、「こんな時に限って」起きてほしくないことが起きるものだし、しかも複数重なりがち。ものすごく忙しい時や、それどころじゃない時、集中しづらい事情のある時ほど、なぜかチャンスは訪れるもの。
そこで諦めるのか、それでも何とかしようとするのか。
その積み重ねの結果が、今の自分なんやから。
私はとりあえずやろうとしてみるタイプ。
自他ともに認める飽き性だし、途中ですぐに投げ出したものならまだマシな方で、買っただけで満足してしまい放置しているものも数知れず。家には「積ん読」状態の本だらけ。
だけど、やらない後悔はほぼないし、打席に立った回数なら簡単には負けない自信がある。
上っ面の慰めや励まし、わかったようなアドバイスは要らない。
愚痴を延々と聞いてほしいわけでもない。
ただ、できない理由を並べてはいつまでもグズグズ言ってばかりの構ってちゃんの相手をしている暇はないから。そういう人のことは、かなり冷たくあしらわせてもらうので、悪しからずご了承を。