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noteが笑いに包まれた日 ~お笑いライブ開催の裏側~


お笑い大好きの同僚・まいちんが、
感激を爆発させて言った。

「まさかオフィスでお笑いライブが見られるなんて…」


11/10(金)。ネタコメ!というお笑いライブが弊社のイベントスペース「note place」で開催された。もちろん、その制作のサポートにnoteも関わっている。

とても貴重で刺激的な体験だった。
ぜひ次回も開催したいので、
詳細をまとめておくことにした。

※この記事はnoteのみんな Advent Calendar 2023の13日目の記事です。

実際のフライヤー

主催者は芸人・にぼしいわしさん。

今年、大阪から東京進出を果たしたフリーのお笑いコンビだ。以前、noteのサービス向上のために、ネタづくり担当のいわしさんにユーザーインタビューをさせていただいたご縁で、ときどき連絡を取り合っていた。上京して勝負する!というにぼしいわしさん。彼女たちを盛り上げられるような企画が何かできないだろうか…? そう思って弊社にお招きし、ミーティングをさせていただいた。8月のことだ。

東京進出を応援しております。もし良かったら、東京にお越しの際、弊社noteにも足をお運びいただけませんでしょうか?これからが期待される芸人の皆さんのサポートができないか...noteの活用法はもちろん、弊社のイベントスペースを活用した企画など、ご相談させていただきたいと考えています。

いわしさんに送ったメール抜粋

それでnote placeを使ったお笑いライブが誕生することになった。

note place


ふだんはトークセッションなどに用いる会場。ここでお笑いライブなどできるのだろうか…。そもそもnoteが介在する意味はなんだろうか…。これ、noteのプロモーションになりすぎてないか…。芸人さんたちにメリットを感じてもらえるだろうか…(認知が広がる、売上げが良くて懐があったまる、やって楽しかったという気持ちが沸く etc.)。

そんなことをひたすら考え、いわしさんとも話し合いを重ね、ネタにコメントするお笑いライブ「ネタコメ!」は生まれた。タイトルもコンセプトもいわしさんの案だ。ネタにコメントする人については、noteのイベントで司会をしてくださっている しずる村上さんにお願いした。キングオブコントの決勝に4度も進出したすごい人。ありがたい限りだ。

出演いただいたママタルトさん、さすらいラビーさん、春とヒコーキさん、谷口つばささん、みなさんにも改めて感謝を申し上げます。

くわしい経緯は主催者・いわしさんのnoteをぜひご覧ください。


さて、ピンクが目を引くフライヤーだが、実はこれ、弊社社員の仙田くんによるデザインだ。

仙田くんも大のお笑い好き(ぐんぴぃさんの大ファン)。フライヤーのデザインを頼んでから当日を迎えるまで10回以上はこう言った。

「noteに入社して良かったですっ!!」


お笑いに関わる仕事ができたことに大興奮していた。

他のフライヤーを研究したり、視認性などを考慮したりして、相当こだわって作ってくれた。

仙田くんありがとう。
いわしさんも「めっちゃかわいい!」と喜んでいたよ。

何パターンも検討した
こんなバージョンもあった


宣伝は、冒頭に登場するまいちんが担当。ちなみにまいちんは、当日の受付まで手伝ってくれた。大感謝。


そして弊社イベントチームにも
機材面、設営面で相談にのってもらった。

とはいえ…

ふだんnoteではトークセッション系のイベントが多く、お笑いライブをどうやって制作するのかわかっている人は誰もいない状態だった。

  • 明転・暗転はどうするか

  • 声は地声で行くか、マイクを仕込むか

  • BGMはどうするか

こんなことすら見当がつかなかったのだ。

だから、主催者いわしさん自身にも多くの実務をご負担いただき、さらに、いわしさんの知り合いでいらっしゃる放送作家の山田ボールペンさん(ライブ制作も行う)にも、開催当日まで実に様々なサポートをいただいた(いわしさんが連れてきてくださった)。

お力添え本当にありがとうございました。

そして迎えた当日。

100名を超えるお客様が来場し、
ライブは大盛り上がりとなった。

キャパ的に100名が限界だったので、
これ以上受け付けられなかったのが残念。

↓画面加工してますが、当日の様子。

参加してくださった芸人のみなさんのnoteリンク一覧(敬称略)

にぼしいわし・いわし
にぼしいわし・にぼし
春とヒコーキ・ぐんぴぃ
春とヒコーキ・土岡哲朗
谷口つばさ
ママタルト・大鶴肥満
ママタルト・檜原洋平
さすらいラビー・中田和伸
しずる・村上純

どの芸人さんのどのネタも全部おもしろいのだが、オフィス=仕事をする空間が爆笑に包まれているギャップも良かったし、会場にいらしたお客様たちが作りあげる和やかな空気感もすごく心地よかった(笑いを楽しみたい気持ちが醸成したのだと思う)。

Twitterやアンケートでもありがたいコメントをたくさんいただいた。

https://x.com/arisa_takao/status/1722983799024451698?s=20


出演してくれた芸人さんも、この日のライブについての感想をnoteに投稿してくださった。中でも、M-1敗退直後の心境と重ねたさすらいラビー・中田さんのnoteに胸が熱くなった。

しずるの村上さんにコントを見てもらった。その上ありがたい言葉をたくさんもらえた。褒めてもらえた。泣きそうだった。M-1で負けて今にも不貞腐れそうな、ギリギリ不貞腐れてはないけれどもあわや不貞腐れてしまいそうな中、一気に胸が軽くなって、嬉しくて嬉しくて…(略)

さすらいラビー・中田さんのnoteより

M-1敗退直後だったのは、いわしさんも同じだ。

できるだけ平然を装いながら結果発表を見ようとしていたが、居ても立っても居られないまま、ネタを書きにノートとパソコンを持って歩いた。歩くというか徘徊である。徘徊のボルテージが上がってきたときに、運命の18時が来て、その場に立ち止まって小さい字を確認した。「ないな」と思った瞬間、急に冷静になりこんなところで立ち止まってはいけない(メンタルの話じゃなく足の話)から歩いた。オーパスツーの大ちゃんがラインをくれていてそれでお涙ちょちょと湧き出て、本当に終わっちゃったと落胆した。

いわしさんのnoteより

胸の内を語ってくださり本当にありがたい。noteを通じてその人を知り、ファンを生み、多くの人に活動が伝播していく…こうした良い循環を生むサービスになるようさらに頑張りたい。改めて気を引き締めた。

いわしさん、芸人のみなさん、
引き続き応援させていただきますね。

出演者もお客さんもnoteスタッフも…多くの人から楽しかったという声をいただけた。ネタコメ。本当にやって良かった。


さて、今後のため、改善点も記しておく。

  • ステージがずれてしまって芸人さんに申し訳なかった

  • お客様がどこに並べば良いかわかりにくかった

  • 地声でネタをやっていただいたので、爆笑の中だと聞き取りにくシーンもあった。マイクを仕込むべきだったか要検討

それから宣伝も。


みなさんから好評の声をいただいたので、

「ネタコメ!」第2回


やれそうな感じです!

楽しみにお待ちくださいませ!



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荒木俊雅 / note inc.
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