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その後の「私の独り言」(3)


今回書かせて頂いた内容は、玉石混交の魂で構成されている人間社会では、哀しいかな、日常茶飯に何処でも良く見られる光景の様に私は思います。

これは親子関係や会社の上司とその部下、或いは師弟という間柄等、どの様な人間関係にも言える事なのですが、

もし立場が上の者が「自分のエゴから生じる支配欲や歪で偏った独占欲」と言ったものを目下の者に持ち込んだ場合、

必ず「支配しようとした存在達に最後は恨まれる」という結果に行き着くという事を、今回シビアにお伝えしています。

何故なら傲慢で頑固な彼らは「自分に依存させ続ける事で、他者を支配し続けたい」という願望を裏に隠し持っているからです。

そしてそうしたものを切望する裏には「自分自身で巧妙に隠しているコンプレックスを、他者を利用して誤魔化す」という心理が働いているからです。

人間という存在に宇宙から平等に与えられた「時と共に成長し自立して行く」という自然の摂理を拒み、他者に自由を与えず、永遠に自分の支配下に置きたがる人間は、

それが意識的であれ、無意識であれ「自分の為に他者の生命力を奪う」という事をしているからです。

そして生命力を奪われる側は、相手の為に自分を犠牲にして忍耐し我慢した分に比例して、そのバランスから必然的に"憎悪"というものが大きくなるのも、又必然だからです。

勿論何事も「どちらかだけが悪い」という事はありませんので、「持ちつ持たれつの関係」という事で、お互い依存し合う関係という事も考慮されなければなりませんが、

私は年齢や立場が上の者が、今回お伝えした様な「自分が目下と思っていた存在の自立と成長」という自然の摂理を忘れてしまった場合の悲劇というものを、今まで沢山見て来た人間の一人として、

「どうしたらそういう方達も含めて、全ての存在が幸せになれるか」という事へのヒントとして、今回の様なシビアなメッセージを書かせて頂いた次第です。

今回の記事が、どなたかの「ご自分の幸せの為の気付き」に繋がれば、私は幸いです。


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