千葉ロッテのマーケティング・浦和レッズ宇賀神選手のオンラインセミナーで感じたこと
4月に広告を見て申し込んだセミナーの感想をメモ。
【千葉ロッテマリーンズのマーケティングの話】
・売上構成比でいうとBtoCが約50%を占めBtoBより多いが、事業利益比でいうとBtoBの方が50%を上回るという話は初耳
・ロッテのような大企業で、過去にリーグ優勝しても経営が安定しなかったと聞いて、経営の難しさを改めて
・赤字脱却のために、集客・営業強化など、基本的なやるべきことを見直ししっかりやることで、ひとまず一定の成果が出たという話から、こういうことは経営規模や業界に関わらずどこも同じだと感じた
・さらなる成長のために、事業インフラの大規模アップデート(顧客理解システム導入)が必要と考え取り組んでいるという話にそういう時代なのだと改めて実感
・そのシステムによる本質的な顧客理解によって、コアターゲットとなる3つの顧客像や新たに開拓したい顧客像を設定している話は面白かった
・デジタル化の時代に対応するコンテンツの充実が求められている
・中長期チーム方針・理念を掲げるための苦労、それを提示することの大切さ
○学校は営利企業ではない分考え方が違うところもあるけど、デジタル化の時代が進んでいるという感覚は持っておかないといけないと思った
【浦和レッズ宇賀神選手 社会貢献活動についての話】
・発信力のある立場であることを自覚して、様々な活動を実際に行っている
・他の選手がやっていないなら、自分がまず率先してやろうという意識
・他人事ではなく、自分事として捉える感覚
○サッカー選手として、プレー以外の部分でも価値を高めていこうという意識をもっている人は尊敬するし、応援したくなる。愛媛FCなら森谷賢太郎選手がそう。
○大学時代、関西の某スタジアムでJリーグの試合運営バイトをしていてプロ選手がすぐ隣を頻繁に歩くような場所にいた時、試合後片付け作業をしている自分に「お疲れ様です」と声を掛けてくれたのが宇賀神選手だった。レッズにとってはアウェイの地、疲れた試合後、明らかに大学生のアルバイト…普通は声など掛けない。けど、宇賀神選手は普通に言ってくれた。4年間そのバイトをやってもそんな経験はほとんどなかったから印象に残っている。それも浦和レッズというビッグクラブのレギュラー選手からの声。たった一言だけど、それだけで宇賀神選手の人柄が分かり、それ以来ひっそりと応援するようになった。逆に考えると、そういう人間性があるからこそ一流選手として長く活躍されているのだとも思った。職業に関係なく、自分も人として尊敬されるような大人でありたいと思う。