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王宮の町、トリノの老舗薬局とハーブ店

Ciao!
ホメオパスで自然療法ジャーナリストの藤田円です。

イタリアで行われた冬季オリンピックを覚えている人も多いのでは?
その舞台となったのが、今回訪れたトリノ。
トリノはピエモンテ州の州都で、ミラノに次ぐイタリア第2の都市だそう。
王宮があったり、古くて素敵な建物に囲まれた大きな広場がいくつもあり、素敵な町でした。

トリノには大きな広場がたくさんあります

古い都市というのは古い薬局が残っているはず!とあちこち歩いてみました。

まずは、ドゥオーモ(大聖堂)の広場に面した「ホメオパシー」の表記もある薬局に入ってみました。

窓の上の看板は、左のお店の名前の右にはエルボリステリア(ハーブ)、オメオパティア(ホメオパシー)、ヴェタナリア(動物のためのもの)、コスメシ(コスメ)が並びます。

中に入ると、思わず、「わー」と声が出て、「ケ・ベッラ」と定員さんに伝えると微笑見ながら「グラチエ」と答えてくれました。
老舗感たっぷりの内装に心ときめきます。

お店の中はまるでタイムスリップしたかのよう
昔の薬品のボトルや容器が並びます

「ホメオパシーのレメディはありますか?」と聞き、定員さんが案内してくれたのは何故かフラワーエッセンス。
フランスでもアロマセラピーのところに案内されたりしましたが、ホメオパシー=自然療法全般という概念があるようにも感じます。

フラワーエッセンスとアロマセラピーのコーナー

「これではなくてホメオパシーです」というと「何に使いたいの?」と聞かれたので、「ホメオパスでジャーナリストなので、ホメオパシーのレメディがどうやって売られているか知りたいのです」とお返事し、説明を受けました。

通常は症状でお困りのお客様に症状を聞き、それにあったレメディを選びお渡しするそうです。
「例えば、痛みがある時、怪我をした時にはアルニカ(Arnica: イギリスでの発音はアーニカ)をお渡します」とのことでした。

最初に見せていただいたアーニカは色々なレメディが混ざっていました。
「アーニカ単体のレメディもあるの?」と尋ねるとこんなのもあるよと見せてくれたのがこちら。

ヨーロッパやアメリアならどこでも見かけるのが一番下のボワロン社のレメディ。
ダイナミスの商品は、あることは知っていましたが、初めて見ました。

見たことのない入れ物だったので、小さなパッケージのものを購入してみました。
中はガラス瓶で、そこにはケシのみサイズの小さなレメディがたくさん入っていました。

そのほか、ドライハーブやエリクシール、養命酒のような薬草種も売っていました。

ドライハーブのた棚。症状に合わせてハーブを調合をしてくれます


エリクシールは買って飲んでみたかったのですが大きくて重いので断念

大学近くの商店街に並ぶ薬屋もなかなか古そうでした。

薬から化粧品まで所狭しと並んでいました
大学の近くの薬局

高級ブランド店に囲まれた大きな広場近くの薬局もなかなかです!

正面に見えるのはとても素敵な教会でした。両脇に高級店がずらり。
ここも古そうな薬局です。右側にホメオパシーの表記もあります。


中もまたアンティークな感じで、古い薬の容器が並んでいました

エルボリステと呼ばれるハーブや植物療法を扱うお店も多くありました。
色々なお花や植物を使った化粧品を販売するお店もとてもおしゃれで可愛いいところでした。

お店の外
店内には植物ごとに分けられて、さまざまな商品が並んでいました

徒歩圏内でいくつものナチュラーレと書かれた食品店やパン屋さん、さらには洋服屋さんが多いところを見ると、E3Liveの商品をお使いの皆さんのような、アースコンシャス(地球環境を大切にする方)や自然療法に興味のある方、日本で言うところの「意識高い系」が多い地域なのかもしれません。
そういえば、スローフードの展示会のようなものも行われると聞きました。

日本の都市は旅行者にとってどんなふうに見えているのでしょうか?

ちなみにこの日、2万歩近く歩いてお疲れの様子だった同行者の皆さんに、薬局で買ったアーニカを摂取してもらったところ、60代、70代の方もいたのですが、次の日「足が軽い!」「全然疲れを感じない!」と、とても元気に翌日も過ごすことができました。
ホメオパシーの効果を感じていただけて嬉しい!

筋肉痛の心配がある時、筋肉痛が辛い時、怪我した時などにアーニカって覚えて置いてください!