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「氷帝vs立海 Game of Future 後編」感想(ネタバレあり)

こんにちは!今日もアクセスしていただき、ありがとうございます。


さあさあ、2月から待ちに待った氷立後編ですよ~~~~!!

とは言っても、オーダーは大体予想が出来ているし、長太郎の試合は前編で終わっているし、私は2月よりも落ち着いて今日の配信日を迎えることが出来たと思います(笑)

昨日の前夜祭も拝見しました!木内さん、保志さんのオーコメ!「毛量が多い」とか突っ込みどころが面白かった(笑)

私的には、長太郎と樺地のダブルスはオーダーも結果も納得出来ていないというのが本音なのですが(モンペなので…)、木内さんはこれを「いい試合だ」って言ってくれて、逆にD2で侑士とがっくんは勝ったのに「もっとかっこよく勝ちたかった…」とご自身の試合結果には少し不服そうにしていて、本当に誰視点で観るかによって感想が違うんだなぁと改めて知ることができ、とても面白かったです。後編でまた立海の誰かのオーコメが聞きたい!


今回も舞台挨拶を配信で拝見して、後編のカギになりそうな発言をメモしたりしながら公開を待ちました。(今日もさちん可愛い)

前回は舞台挨拶が終わってから謎に30分くらい空いてからの配信開始でしたが、今回は舞台挨拶中にヌルっと配信が始まっているという感じでしたね! でも待ち時間がなくてスマートでよかった〜

さて、ネタバレありの感想を書きますよ~~~


シングルス2

対戦カードは跡部VS幸村。で、ですよね~~~…!!

ただ、前編までの結果が2-1で氷帝リード。作品的に絶対S1まで引っ張るとなると、S2で氷帝が負けることはもう確定だったんですよね。だから、S2が跡部だと発表されて何とも言えない気持ちになりました。

しかも、舞台挨拶での諏訪部さんの発言からも「あ、負けるんだな…」ってなんとなく分かってしまったので…跡部の推しポイントについて、「勝ち試合もあるけど、意外と負けてもいる負けても自分の弱いところを受け入れてどうすれば良いか足掻いているところが推しポイント」というようなことをおっしゃっていて、「え、その言い方だと跡部負けるん…?」って気付いてしまいました(笑)

「ぶっ倒してやるぜ、神の子」「よろしく頼むよ、キング」

ここで来たか~~このセリフ~~~!あのポスターを思い出して胸が熱くなります。盛大なフラグ回収だった。


舞台挨拶でさちんが「幸村が見たことない表情をする」と話していたのですが、もしかして氷帝コールを横取りしたところ…?(笑)試合中の顔のことだったらすみません…でも氷帝コールを奪ってジャージを空中にブン投げてドヤ顔する幸村くんは初めて見ました(笑)

前編はわりと技の設定に矛盾があったんじゃないかというのを以前書いたのですが、このS2はかなり細かく作り込まれていた印象。多少の突っ込みどころはあっても、前3試合に比べるとすごく丁寧な造りな気がします…

うーんまあ、ツッコミどころは1球目から五感剝奪されてるなんて「らしくない」跡部とか…そして天衣無縫以外でもイップス打破出来たんだ…というのは今後矛盾してこないだろうか。まあ気絶しても気合だけで立ってられる人だからな、跡部様は(笑)あと、氷のエンペラーで思いっきりガラスの雨を降らせていたので「作りたてのコート壊すなよ!!」と思ったくらいでしょうか(笑)自社のコートだから良いのか跡部よ…しかもオープン前のコートだよ…

入江奏多並みに死角がない幸村のたった一つの死角を攻める跡部、それに対してミラージュミラーであっさり回避する幸村。「あれ、スケスケにはしないの?入江だって死角がなかったところをスケスケにして跡部王国を建国したのに…」と思っていたら、ちゃんと後半タイブレークになってからスケスケにするなど、ちゃんと考えて必殺技も配置されてるんだな…と納得がいく展開でした。

自分自身の五感を奪うことで、感覚だけに任せて打球を返す「零感のテニス」で、あえてフェイクの死角を大量に作り出して跡部を混乱させるという展開も「へぇ~」でした。ドイツ戦で使ったときは対戦相手の先の動きを読んで打ってくる手塚に先を読ませないための技だったと思いますが、対戦相手の弱点や死角を攻めまくる跡部を相手にはそんな効果も出せるんですね。ここで幸村が巨大化したのでダンクマールを思い出してニヤニヤしました。「デカすぎんだろ…」

とにかくこの試合では2人の必殺技全部出しました!!というくらいに技がモリモリでしたね。跡部は更に新技が2つくらい?「○○への××」シリーズが2つくらい増えてた気がしたけど、「え、何て??」と思っているうちに場面転換してしまいました(笑)あとは宇宙の…「跡部ディメンション」って言いました? なんかまた壮大な技を出してきましたね(笑)まあそのうち原作で出てくると思います。

跡部は、幸村が「テニスが出来なくなる」という絶望に打ち勝った経験を認めている。一方で幸村は、負けても折れることなく進む原動力にすることが出来る、努力に裏打ちされた自信・プライドを認めている。これはこれで良い関係ですね…この2人は確かオーストラリアで同室になっていて、でも合宿所の201号室ほど仲良し感はなかったので心配していた(?)のですが、あくまでも「友達」ではなく「好敵手」なのでしょうね。

結局タイブレークで343-345になり、幸村が勝利しました。一体何時間試合してたんだろう。跡部もリョーマと戦ったときは118-117で失神してたのに…入江のときで187くらいだったかな。ただでさええげつないスタミナだったのに、合宿を経て更に強化されたのですね。幸村くんも完治したとはいえ半年前まで病に臥せっていた選手だとはとても思えません。

やはりこの2人は接戦でしたね。この試合は、最初に書いた「氷帝が負けないとS1まで試合が回らない」というのもありますが、ついこの前手塚に負けたばかりの幸村をまた負かす訳にはいかないという事情もあったのかなと思ったりします。跡部は今後も試合ありそうだから、いくらでも挽回できそうですしね。今の作中のパワーバランス的に手塚≧幸村≒跡部くらいなんだろうなぁ。この試合はもっともっと時間割いて長く描いてほしかったかも…ずっと観ていたい試合でした。

思ったことをメモしながら観ていたのですが、「真田の鼻筋が凄い」というメモが残っていました。


シングルス1

対戦カードは、当然日吉VS赤也。で、ですよね~~~…!!(2回目)

「俺が勝つしかなくなったじゃないですか」と、跡部の敗北を受けてヤレヤレと出ていく日吉。…を送り出してくれる長太郎と樺地…2人のスタンド感が強い(笑)

この試合については本当に勝敗がどちらに転ぶか最後までハラハラドキドキしました。この試合の勝者=この作品の勝者ですから…! とはいえ、私としては氷帝寄りの応援をしているのと、日吉も公式戦で勝った描写がない子なので「まあきっと日吉が勝つよね…!」と思って観ていました。ただ、作中のパワーバランスでは赤也の方が上ですよね。日本代表にも入ってますから。

序盤から攻める日吉を見て「あれ、日吉って…こんな強かったんだっけ………?」と新鮮な気持ちになりました。どうしても青学戦では毎回噛ませ犬にされていて、同士討ちも跡部とだったから、なかなか強さを感じられていなかったんですよね。次期部長になったのだって、テニスが強いからというよりは長太郎や樺地と比べるとリーダーシップがありそうだから…なのかなって…思ってました…(小声)

日吉は、跡部の「破滅への輪舞曲」「失意への遁走曲」などが打てるようになった様子。そういうことするんだ…っていうのはちょっと意外でした。コピー系のキャラクターは他にもいるし、何なら身近にいる樺地もそうだし、日吉は跡部みたいな強い選手を倒したい(下剋上したい)だけで、決して「跡部になりたい」訳ではなさそうだと思っていたので。私はてっきり、それに対して跡部とかが「人のコピーしてたら下剋上できない」的なことを言うのかと思ったら誰もそんなことは言わなかった(笑)良いんだね、これはこれで…

対する赤也、日吉に2ゲーム先取された後に即4ゲーム取り返します。赤目になってキタキタ…と思ったら、すぐに正気に戻ってノーマルモードでの対戦。もう感情のコントロールが上手くできるようになった様子。…と思って改めて最近のSQ.読み返したんですが普通に悪魔化してたわ(笑)日吉が「ワカメ野郎」って煽ったら面白いなと思ったんだけど、そんなコスいことはせずに正々堂々と勝負していました。ナックルサーブも、前は相手の膝とか身体に当てるラフプレイの技だったけれど、ただのバウンドが凄いだけのサーブになっている。赤也的にはこれで良いのか…?

そう、この試合はなんか私が「こうなるんじゃないか」と思っていた展開をことごとく裏切られて、「普通に強い2年生同士」の「普通の試合」になってたんですよね!! いや、もちろん良いんです。いい意味での裏切りなら大歓迎ですし、私は流血は好きではないので正々堂々と正気のまま人間の技で勝負してください(笑)

舞台挨拶で諏訪部さんが「跡部のコーチング力がすごい」と評価されていましたが、この試合でも日吉に発破をかけるのが上手かった。一瞬でも日吉の勝ちへの自信が揺らいだのをすぐ見抜くのはさすがですね。先の試合で跡部が見せた勝利への自信と執着を思い出して、日吉のメンタルもさらに強化されます。

そこで出てきたのが「四神演舞 白虎」という日吉の新技!! ッカーーーーーーーーーー!!!(言葉にならない)

良い、すごく。日吉っぽい。演舞テニスや古武術を活かした技でありつつ、ちょっと中2病っぽいネーミング!最高!!って本当にこの子たち中2だった!!

余談ですが、私たちの世代だとDr.リンでこの四神覚えませんでした?(笑)青龍・朱雀・白虎・玄武、ですよね。エディさんの声が木内さんだったっていうことは最近知りました(笑)

技名を聞いた赤也の「…しし、んえんぶ…????」が可愛い。赤也ちゃんはずっとそのままでいてね。「あと何個あるんだよ~」って言う赤也に、「"四神"なんだから全部で4つに決まってんだろ!」なんて思っても言わないよ。可愛いからね。

白虎で赤也をかなり苦しめて良いところまでいくのですが、もう一つ「四神演舞 朱雀」を出そうとしたところで無念のスタミナ切れにて敗北。うーん、まだスタミナ課題か日吉…確かに普通に戦うよりは体力消費しそうだけどね。そして元々四神演舞は跡部に下剋上するとき用の技として用意していたとのこと。どこまでも可愛いな2年生は……

そんなわけで何だかんだ日吉を勝たせるだろうと信じていたので、突然あっさり負けてしまって「えーーーーーーーー!!」と叫んでしまいました。やはり常勝立海大強かったかぁ…新テニでも赤也の試合って多いし勝率も良いですけど、ダブルスばっかりでシングルスの勝ちは久々かもしれない。クラウザーには勝ちましたが、リョーマに負けて不二に負けて柳にも負けそうになってたからなぁ。

それにしても悔しい…まじぴえん……勝ってほしかった…日吉にも氷帝にも…というか"Game of Future"なのに氷帝の2年生全員負けてて来年大丈夫なの!?!?(笑)「涙は1滴もこのキングダムコートに落とすんじゃねぇ」「その涙は勝利に取っておけ」の跡部がとてつもなくかっこいい先輩だったからまとまった感。

でも、S1は本当にすごく良い試合だったな。分かりやすく進化していて、新技もあって、負けちゃったけど日吉の成長が顕著で…………

すみません、ちょっと叫んでもいいですか?

………スゥ(息を吸う音)

いいないいないいないいないいないいないいな~~~~~~~~~~~~~~~!!!
日吉めっちゃ成長してていいな~~~~~!!
新しい必殺技もらってていいな~~~~~~~~~!!
「四神」ならあと2つは技あるの確定してていいないいないいな~~~~~~~~~~~~!!
長太郎も新技ほしかったよぉぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~~!!
いいないいないいないいないいないいないいな~~~!!

…失礼いたしました。思わず大きな声を出してしまいました。

浪川氏のアフレコ後のインタビューで「長太郎、成長してます!」っておっしゃっていて、「そうなのかぁ~」と思っていたけれど、後編の日吉を観たら羨ましくて倒れそうになりました…(笑)

長太郎だって強いんだぞ!! 日吉より先に正レギュラーになってたんだぞ!! 2年生なのに215人も部員がいる中のレギュラー8人に入ってるんだぞ!! OVAでゴリラみたいな高校生に負けるまで一切の負け描写ナシだったんだぞ!!! 宍戸さんにも勝ってるんだぞ!!!!!

まあ今回の主役は日吉と赤也なのは理解していますので…長太郎は新テニも日本代表入ってないから今後試合ないかもしれないけど…何卒…うちの子が輝く場面をいつかまた見せていただければ幸いです…!!


サービスシーン?

というわけで今回の対決は立海に軍配が上がりました。パチパチパチパチ👏

そして、みんなで仲良く温泉に入るという突然のサービスショット(笑)白いタオルで前を隠しているのですが、タオルが小さすぎて結構際どいことになっているのはわざとなの?? よしおの制服姿も初披露でしたね!色白だからディープグリーンが良く似合う。この子ほんとに長太郎と仲良くなれそう。

温泉に入った後はみんなで腰に手を当てて牛乳(かわいい)浴衣姿で卓球(かわいい)そして寝る前は枕投げ(かわいい)(SO・BA・GA・RAだぜ!)

で、エンディングが流れ始める。

………あれ、仁王………???

エンドロールに仁王とますんの名前は並んでいましたが「あれ、出てたっけ…」と。実は私が気付いていないだけで出てた? あれ? 見逃した? やっぱりあの柳生が、実は仁王のイリュージョンだった説???

と、思っていたら、エンディング後に一言だけ登場していましたね。「えぇ湯じゃぁ…プリッ」(終了)………エッ、なんて勿体ない使い方を…!? 一応人気TOP10に入るキャラでは!?!? みんなと同じ温泉に浸かっているということは、意外と近くを旅していたのかもしれません。試合は観てくれてたのかな…っていうかそこにいるなら合流しなよ!!


ということで、前編・後編ともに楽しませていただきました!! 本当に氷帝と立海だからこそ盛り上がった対戦だったなぁと思います。この作品そのものだけじゃなくて、コラボカフェとかグッズとかファンブックとか新曲とか、テニプリ全体でのお祭りみたいになっていて楽しかったです。でも他の学校も観たい…跡部財閥、大阪とか沖縄にもコート作ってみませんか??(大声)

ただ、作中の「空白の時間」が埋められていくのは少し怖いのです。旧テニがリョーマ入学~夏の大会、その後リョーマがアメリカに行ってからの話が9月に公開される映画「リョーマ!」、そして11~12月の合宿とW杯が新テニ、それらが終わった後の話が今回の「氷帝vs立海」。彼らの1年間がどんどん埋められていく…それはそれで嬉しいんだけど、埋める隙間がなくなってしまったら今度こそ作品が終わってしまう…3年生卒業しないで……そんなの無理…耐えられない…許斐先生が生きている限りテニプリ描き続けてほしい…(´;ω;`)ブワッ

舞台挨拶で声優さんたちの話を聞いていても、20年近くそのキャラを演じられてきていて、本当に自分の一部であり大切な家族であり親しい友人のように思っていてくれると感じたので、そのキャラと声優さんとの関係もずっと大事にしていってほしいな…とただのファンながら思いました。玉川の存在が気になって、「玉川たまお」ってわざと言い間違える森久保さんがとても赤也的思考だった(笑)

あ!! そういえば立海のベスフェス、実は一般発売で取れたのです!! ふふふ…楽しみだなぁ…そちらもまた感想書きますね。そしてベスフェスの翌日には4thお披露目会です♡(笑)

2021年にもなって、また歴史が動く瞬間に立ち会えたことはとても光栄でした。コンテンツが長く続いてくれたからこそ、私のような昔ハマっていたヲタクがまた舞い戻ることが出来たのです。許斐先生とキャラクターのみんなに感謝。9月の映画もめちゃめちゃ楽しみにしています。コロナ次第だとは思いますが、秋にアニメ20周年だしテニフェスやりませんか? これからも新しい作品が生まれる瞬間に出会えますように!!


また次回お会いしましょう~~~

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