演技の順番決め
子ども達は1番が好きです。
我が体操教室でも、鉄棒や跳び箱などの種目で、誰が最初に演技するか我れ先に状態です。
それ故に、言い争いやケンカが起きる事もあります。
これをどう解決するのか、先日一筋の光が見えました。
A君B君Cちゃんが参加した教室
跳び箱で、A君とB君どっちが1番にやるのかケンカが起きました。
どちらも自分の意見は譲りません。
対称的にCちゃんは何番でも良いと言ってます。
そこで、「ならCちゃんに全員の順番を決めてもらうのはどうですか?」とみんなに伝えたら、ケンカが収まりました。
しかも、役職をもらったCちゃんは、自分の役割を果たそうと、とても生き生きとしていたのです。
皆んな平等に1番に出来る様に、種目ごとに順番を変えたりと、自分なりの工夫をする場面もありました。
D君EちゃんFちゃんが参加した別のクラスでは、
3人がローテーションで順番を決めて行く方法をしました。
すると、最初自分を1番に指名していたD君、ある時Eちゃんからも1番に指名を受けました。それがとても嬉しかったのか、次にD君が順番を決める時、Eちゃんを1番に指名して、思いやりを見られました。
子ども達は、私達が考えている以上に、立派なのかもしれません。
次回からも沢山、子ども達に役割を任せようと思います。