🔰寛解するためにやった初歩の初歩のこと🔰
【メンタル不調】シリーズでさわりは書かせていただきましたが、今回は「寛解するためにやった初歩の初歩のこと」を書きたいと思います。
どこかの本で読んだようなことばかりではありますが、自分がやったことを挙げます。
①自分に休むことを許可する。
→私は最初、なかなか自分に「休んでいいよ」っていう許可が出せませんでした。
結局は動けず寝たきりになってしまっており、その間も「動かなきゃ」「こんなことしてて甘えだ」とひたすら自分を責めました。
しかし、早い段階で自分で自分に「今は休んでもいいよ。休もうよ」っていう許可を出した方が早く寛解できていたと思います。
職場の歳上の先輩に「若いうちの一年や二年なんて一瞬なんだから、振り返った時に忘れるくらい短い期間なんだよ。だから休んでも人生になんの支障ないよ」と言われたことを思い出します。
当時は「そうは言っても今こわいの!」と思ってましたが、今振り返ると本当に一瞬だし、逆にあの時休んだ自分、グッジョブって思います。
②頑張ろうと思わない。
私はメンタル不調で引きこもっている時、周りの働いている方々が眩しすぎて直視できませんでした。
そして出来ていない自分を責めて責めて責めて…
でも今になって思うことは「無駄」です。
責めない方が早く復活できるので、あの時間はホントなんやったんや〜って感じです。
渦中にいる方にとっては難しいかもしれませんが、自分を甘やかしてあげてほしいなって思います。
③歯磨き、お風呂。
汚い話ですが、メンタル不調真っ只中の時、私は毎日お風呂に入ったり歯磨きする事ができませんでした。
今ではお風呂は夜、朝はシャワー。
歯磨きは食べたあと必ず、と「やらなきゃ気持ち悪い」という体からの欲求によって動いてますが、渦中はそんな欲求は全くありませんでした。
休んでから、ですがやっと少し動けるよ〜ってなってきたら、徐々に頻度をあげていって、毎日清潔を保っておりました。
不潔だと自尊心も自己肯定感もだだ下がるのでやった方が心が整いました。
④生活リズムを整える。
これ、メンタル不調だとすごく難しいですよね。
まず、夜眠れないし。
そうすると昼過ぎてから起きたりしてしまうんですよね。
深夜に起きていると「無限に広がる闇」の中に吸い込まれるような気分になっておりました。
すぐには無理でも、最初は午前中には起きる(11:00とかでも)。
慣れてきたら少しずつ起きる時間と寝る時間を繰り上げていきました。
⑤自然の中に行き、心地良さを感じる。
私は海の近くにある実家で療養しておりましたが、母親によく海に連れていってもらっておりました。
人目がこわかったので人が少ない時間に行き、波の音を単純に「心地良い」と思うようにしておりました。
その間だけ、ほんの一瞬でも病みを忘れられたのでよかったと思います。
⑥軽作業。
メンタル不調になるとビックリするくらい頭が働かなくなりました。
子供の頃に戻ったように、わからないことやできない事が増えてしまったので、思い出すように、ゆっくりできることをやりました。
私の場合は、おりがみ、手芸、100マス計算、計算ドリルや漢字ドリルなどなど。
ドリル類は100均で購入し、小1から順番にやったいっておりました。
この辺までくると、ある程度自分でできることも増えていたし、小さくても自信がつきました。
地味だけど、高額な費用がかかるわけではないので、手が出しやすかったです。
メンタル不調度合いによって、できることやできないことって大きく違うと思いますが、焦らず、人の目を気にせず、自分を大切にしてほしいなって思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。