見出し画像

<イベントレポート>3/22開催「地方(仙台)DX ミートアップ Powered by あいホーム & ダイナトレック」

2024年3月22日に、あいホームとダイナトレックは「地方(仙台)DX ミートアップ Powered by あいホーム & ダイナトレック」をイノベーションプラットフォーム「IDOBA」で開催しました。

会場には東北でDXや地域の新たな価値に取組む中小企業の経営者と地域各地の金融機関の担当者が一堂に会し、この日の登壇者による書籍『どんな逆境もチャンスに変える! 環境激変でも“連続”最高益! 地域No.1工務店の「劇的に進化する」経営』(あいホーム 代表取締役社長 伊藤 謙氏)のほか、『言葉でアイデアをつくる。 問題解決スキルがアップする思考と技術』(Que 取締役 仁藤 安久氏)を配布しました。

開会の挨拶とアイスブレイク、最初の講演はあいホーム 代表取締役社長 伊藤 謙氏が登壇。コロナ禍での逆境をチャンスに変えるべく自らが取組んできた「劇的に進化する」経営について解説し、さらに住宅業界におけるDX化、データ活用、ブランディング、人事戦略など数々の実践事例についてお話しいただきました。

あいホーム 代表取締役社長 伊藤 謙氏

続いて、ユカリエ 代表取締役社長 兼 ジーバー 代表取締役 永野 健太氏が登壇。不動産業界における現状や宮古島での空き家とクラウドファンディングの活用事例を紹介し、さらに高齢化社会における地域の価値創造に向けた不動産業界の共創の重要性やジーバーFOODの狙いと想いについてお話しいただきました。

ユカリエ 代表取締役社長 兼 ジーバー 代表取締役 永野 健太氏

続いて、ダイナトレック 取締役(経営企画担当) 佐伯 卓也よりダイナトレックの会社概要、サービス、導入事例の解説のほか、2024年4月より設立する「みらいDXアカデミー」の紹介を行いました。

ダイナトレック 取締役(経営企画担当) 佐伯 卓也

続いて、ダイナトレック 取締役(製品技術・コンサルティング担当)佐伯 慎也と百五銀行 経営企画部 IT戦略課 課長代理 角 賢二氏より、「百五銀行でのDX成功の秘訣5選~ダイナトレックによる4年間のプロジェクト推進から」と題して講演を行い、導入の経緯やCRM連携をはじめとする活用事例、データ活用文化の定着に向けて取組んでいることについて紹介しました。また、ダイナトレックへの出向を予定している中條 航平氏(百五銀行 経営企画部 IT戦略課)が抱負を発表しました。

ダイナトレック 取締役(製品技術・コンサルティング担当)佐伯 慎也
百五銀行 経営企画部 IT戦略課 課長代理 角 賢二氏

続いて、Que 取締役 仁藤 安久氏が登壇。広告代理店での自身の経歴と共に百貨店での取組み事例をもとにアイデアにまつわる思考や技術と重ねつつDXについて触れ、何に向かって変わっていくかを言語化することの大事さについてお話しいただきました。

Que 取締役 仁藤 安久氏

最後のラウンドテーブルでは、伊藤 謙氏、永野 健太氏に加え、デジタル庁 ソリューションアーキテクト 大久保 光伸氏が登壇。地域企業の経営者と金融機関の双方の立場から、デジタルへの意識と取組み、シニア世代とのつながり、金融機関の地域企業への出向における効果や期待など、それぞれの私見をお話しいただき、この日の地方DX ミートアップへの感想と共に締めくくりました。

デジタル庁 ソリューションアーキテクト 大久保 光伸氏

ダイナトレックは2014年より地方銀行ユーザーを対象とした「DYNATREK地方銀行ユーザー会議」を継続的に開催しているほか、地域金融機関からのDXトレーニー制度を通じて自治体や地域企業でのフィールドワークを実践しています。これからも金融機関が自ら推進するDXを、地域の中小企業に波及する潮流とすべく、さまざまなワークショップやプロジェクト開発を進めていきます。今後の全国各地での地方DXミートアップの開催と展開にご期待ください。

【動画(5分13秒)】「地方DXミートアップ Powered by あいホーム & ダイナトレック」