ダイナマイト・キッド

特撮、映画、プロレス、MOTHER2 深夜の馬鹿力に投稿中 第11回ネット小説大賞受賞作 【怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん】 (佐野和哉名義) 発売中! ネット通販 https://tkj.jp/book/?cd=TD057167 または、最寄りの本屋さんへ!

ダイナマイト・キッド

特撮、映画、プロレス、MOTHER2 深夜の馬鹿力に投稿中 第11回ネット小説大賞受賞作 【怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん】 (佐野和哉名義) 発売中! ネット通販 https://tkj.jp/book/?cd=TD057167 または、最寄りの本屋さんへ!

マガジン

  • エッセイ・日記「キッドさんといっしょ」

    私キッドの好きなもの、行った場所や食べたものや見たり読んだりしたもの、色々なことを書いていきます ちょっと下品なことも言うので苦手じゃない方は是非ご覧くださいませ ヘッダー画像は あっきコタロウさん作、当エッセイのマスコットガール めひこちゃん(Withアレナ君)です 可愛がってあげてね

  • 作詞集・太陽と龍の追憶

    昔、バンドを組んでいた時に作詞したものや、新しく書いたものも含め こちらにて公開しております。 歌ってくれる人、使ってくれる人募集中です 詳しくはメッセージか、ツイッターのDMでお尋ねくださいませ

  • 「怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん」が出来るまで

    2024年7月24日発売! 人生初の単行本 「怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん」 が発売されるまでの、いわば四方山話。 主な登場人物 ・佐野和哉 タクシー運転手のヨシダさんを書いた人。 愛知県豊橋市出身。 170センチ100キロ。肥満。 ハンドルネーム兼ラジオネームは「ダイナマイト・キッド」だが 最近スキンヘッドにしたことで小さめのキラー・トーア・カマタにクリソツと専らの噂。 ・担当編集F タクシー運転手のヨシダさんを拾ってくれた人。 武術使いで四段の腕前、才色「拳」備の編集者。 強い想いを持ってヨシダさんを引っ張り上げ、世に送り出してくれた大恩人。 流行りのジャンルより自分の推しを貫いたり、時々どえらいズッコケてたり、意外とシャレが通じたりと、懐の深い人物でもある。

  • 本棚イナマイト・キッド

    私キッドの読んだ本、面白かった本、オススメしたい本を並べてみました もしご覧になってご興味を持たれましたら、お手に取ってみてください

  • #不思議系小説 ニューシネマ・パラダイスシティ

    幻想と日常、後悔や嫉妬、死 色んな不思議を文章にしてまとめました 長いのから短いのまで、超現実的非日常体験をどうぞ ヘッダー画像は時々変わります

最近の記事

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その8 僕だけのMOTHER

この本の感想を書いてくださった創作オタク仲間であり遠くにいるお友達である七峰らいがさんも言う通り、 タクシー運転手のヨシダさんの作中には、とあるテレビゲームが出てくる。オマージュや影響を受けた作り方も沢山している。 そう、糸井重里さんのMOTHERシリーズ。特に2は私の心の拠り所だった。 子供の頃、随分とつらい時期が長く続いた。 学校にも行けず、家庭にも居場所を失くした私が逃げ込んだのが近所の団地に住む父方の祖父母の家で、そこに置いてあったスーパーファミコンが繋いでくれた

    • Dark Eternal Vol.9 後編。

      前回までのあらすじ。 ヘヴィメタルのライブを見る前に、昼飯と本屋さんに行ったのだ。 1700文字も書いておいてライブが始まってもいない、この記事の是非はさておいて。 ヘヴィメタルのライブだからさぞかしイカついお兄さんお姉さんがゴリゴリの服装で屯しているのだろうと思っていたが。 意外や意外カジュアルな人が多い。 勿論それっぽい人も居る。 でも割と普通のオジサン…よりも、年食ったオタクっぽい人が多かった気がする。中には正直ちょっとお年いってそうなオジサンもいる。 いつか見た関東

      • Dark Eternal Vol.9 前編

        Cran Arcanaria Pre. 『Dark Eternal Vol.9』 に行ってきました。 会場は名古屋の中心市、電気の科学館や若宮八幡様から程近い HOLIDAY NEXT NAGOYAというライブハウス。 開始は15時。お目当ては長いことフォロワーさんで居てくださる535(ごみこ)さん、おがささんの両ギタリスト。特に535さんは今回で一旦サポートメンバーをお休みになるということなので…それが名古屋で、しかも予定の空いている日にあるなら行かねば! と。 535

        • 蛇蝎の如く

          2024年9月21日どようび。 約1週間ぶりに浜松市は鴨江の 鴨江ヴンダーカンマー さんにお邪魔してきました。 朝からジムに行って、開館と同時に入れたのでササーっと済ませられた。 いっぺん帰って浜松へ。 今月二度目の三連休で、どこも車が多い。 何度か通うと、はじめは遠く感じた道のりが (あれ? なんだ、こんなもんか) と思うくらいには近づいて思える。 257から県道62号に入ると、オルガン坂までは思ってたよりも近くて。 開発ビルの外壁に描かれたロゴマークが姿を表す白昼の

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        記事

          オルガン坂のぼって。

          昼下がりの257 快晴のオルガン坂 長く曲がりくねった道を 君に会いにのぼってゆく カードを並べて微笑む 紫煙の向こうで佇む 深く腰掛けて組む足が 白く伸びる僕を射抜く 夕暮れの257 黄昏のオルガン坂 高くそびえ立った壁に 君のいる窓を探して歩く 指先に触れて微笑む 紫煙を漂わせて微睡む 深く暗く光る眼差しが 闇に伸びる僕を射抜く 真っ黒な髪を伸ばして 青空がうつるくらいに 真っ黒な心を癒やして 青空にうかぶみたいに 土砂降りの257 帰り道オルガン坂 遠ざかる後

          オルガン坂のぼって。

          見知らぬオヤジになれたかな?

          今朝。 早くから会社を出て仕事してたら、海の近い田舎道で自転車に乗って走ってきた中学生の男の子が急に道端に止まって何やら固まっている。 よく見るとペダルの辺りをしきりに覗き込んで困っている。 ははーん。 見当の付いた私はトラックを広い路肩に停めて降りていって、彼に声をかけた。 「チェーンが外れちゃったのか?」 私に気づいた少年が、やや緊張し身構えつつも困り果てた顔で頷いた。 「そこじゃ危ないから、こっちおいで」 彼の自転車をよっこらしょと持ち上げて、トラックのそばに置いた

          見知らぬオヤジになれたかな?

          開けてびっくりファンレター。の巻。

          9月9日。 何の前触れもなく宝島社から封筒が。 しかも担当編集Fさんからだ。 なんだろう、カミソリでも入ってるのかな(昭和の悪役レスラーか)。 中身はFさんからのプリントアウトされた書面と、丁寧にラッピングされたお手紙。 なんと読者の方から編集部あてにお手紙を頂きました! 切手(スタンプ)には8月31日の日付。 あとロシア語の小さな文字(大ウソ) ご本名でお送り下さったので個人が特定できるような御礼は控えますが、差出人を見てすぐに誰だかわかりました。ずっと読んでくれて、応

          開けてびっくりファンレター。の巻。

          最終回。この本が、いつの日かヨシダさんの元に届きますように。

          この作品を書き上げるにあたっての最大の敵。 それは文字数、ページ数でした。 当初の予定では288ページ。それもFさんが相当に交渉して下さったものの揺るがず、ページのレイアウトを変更してどうにか1pあたりの文字数を増やしてくれて、の288ページ。なので、もうコレ以上増やせる見込みはない。 Web版から候補作を抜き出し加筆修正を施したうえに、さらなる削減を強いられることに。 これは中々に厳しいものがあった。 どーーしても入れたい部分、入れたいキャラが居たから。 あぶくちゃんとか。

          最終回。この本が、いつの日かヨシダさんの元に届きますように。

          その7 マイアミお色気特捜隊~夜のタイフーン大作戦~

          まちがえた!!!!!! その7 担当編集F氏への想い。 発売から1ヶ月が経過した日に公開するエッセイの出だしがコレかい…。 私とFさんの出会いは6年前。 その時に出たホラーアンソロジーの収録作品として タクシー運転手のヨシダさん を選んでくださったのが最初でした。 そして、危うく最初で最後になるところでした。 作品自体は気に入って頂けたものの、やはり実績のない無名作家の無名作品を単体で出版することは出来ず。 本が出た、ちょっと載った。 というだけで終わってしまった。 そ

          その7 マイアミお色気特捜隊~夜のタイフーン大作戦~

          その6 担当編集F氏の想い

          セクハラ、ダメ絶対! 以上になります。 2行で終わっちゃしょうがねえだろう! まあそれはともかく。 何故、担当編集F氏から、このようなフレーズが飛び出したか。 私のせいです。 お読みいただいた方にはおわかり頂けるかと思いますが、物語も終盤。 確信に迫る場面でひとつ、サイテーなアイテムが登場したのを覚えていらっしゃいますでしょうか。 そう、お股と胸が ペロン とめくれる、あの服。 全てはそこから始まった。 とにかく合理的かつ冷徹に、ニンゲンの尊厳や感情を殺しにかかる連中

          その6 担当編集F氏の想い

          臨時編。精文館書店に並んだよ。

          本当なら続きを載せるところなんですが、自分としてはとても嬉しいことがあったのでソッチを先ず書きます。 豊橋市には、全国各地にお店がある 精文館書店 の本店があります。ヘッドクォーター。 豊橋駅東口からデッキを通って広小路通へ。 すると、駅から見て左手にあります。 その昔はデパートだったというビルが1階から4階まで全部ギッシリ、本! という凄いビル。昭和の雰囲気が今も残る作りも健在で、カタコン鳴るエスカレーターや懐かしいエレベーター、分厚くでっかい階段の手摺。 いいねえー。 文

          臨時編。精文館書店に並んだよ。

          その5 みなさんのおかげです。

          ネット小説大賞受賞のお知らせを頂き、ネット小説大賞事務局Sさんから宝島社の担当編集Fさんに繋いで頂き、そこからは私と宝島社の編集者であるFさんとの話になり。 早い話が、このお話を本にして出しませんか? というところから始まり、それに同意して話が決まり、 さあ何から始めようか? よくわからない。 そこで、打ち合わせである。 何しろ本を出すということは コッチには一大事だが向こうには茶飯事。 だってそれが仕事の人達である。だから、まあ自分には重大事項だけど向こうには仕事としての

          その5 みなさんのおかげです。

          その4 書き下ろし大作戦

          書き下ろし。書いて下ろすから、書き下ろし。 大根オロシとは違うのだ。 ってウン十年前の椎名誠さんのエッセイに書いてあった。 今回の 怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさんに収録された書き下ろし作品 「日本橋(ポンバシ)漂流少年」 は、約5万文字になりました。 これでもかなり削ったのですが…実は、この作品が採用される前は、全然別の話を載せる予定で…たぶん完成してたら倍ぐらいのボリュームになっていたと思われます。 でまあ、この壮大な怪談話を思いつき、息巻いている私に すごいですね

          その4 書き下ろし大作戦

          その3「怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん」ができるまで。

          あーーー……なんか、自分の創作の話ばっかりしてて恥ずかしくなってきたな。 照れくさいし。 センダイガールズプロレスリングの話、しようか。 私が今、箱推ししてる東北は仙台のプロレス団体なんだけどね。 女子プロレス界の横綱と呼ばれ、国内外で活躍している里村明衣子選手(これを書いてたときは引退するなんて思いもしなかったなあ)が設立した団体。もうね、ほんとにね、地道な活動を通して彼の地にプロレスという文化を根付かせようと、プロレスが「其処に在るべきもの」として存在出来るように。選手

          その3「怪奇話集 タクシー運転手のヨシダさん」ができるまで。

          その2 三ツ寺能面少女が鉄仮面になるまで

          さて。 小説家になろうで細々と、それでも楽しみにご覧下さっている方がいてくれる幸せな作品であったヨシダさんシリーズが1冊の本になるということで。 単行本に収録する作品を選定することと、それぞれのエピソードにも細かな修正や調整が必要になってきました。 まず、担当編集Fさんが単行本に収録するお話をウェブからピックアップして下さいました。なかでも「廃校であった怖い話」は、このヨシダさんシリーズを初めて読んだときから一番怖かったと言って下さっていて、今回もいの一番に候補に上がりました

          その2 三ツ寺能面少女が鉄仮面になるまで

          その1 ヨシダさんとの出会い

          タクシー運転手のヨシダさん、というお話を思いつき、書き始めたのは2008年から2010年の間ぐらい…ミクシィを退会してしまったので定かじゃないのが悔やまれるのですが、ミクシィで書き始めたのは確かです。 だってこんなにTwitterもインスタもフェイスブックも クソみてぇになると思わないんだもん! こんなことなら、あの頃ミクシィでで 笠原仕事しろ!! とか言ってて本当にごめんなさいって感じだよ。 まあミクシィチェックとかマイミクが登録したカレンダーの予定表示機能とかクッソいらな

          その1 ヨシダさんとの出会い