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あなたが幸せじゃないのは一緒にいる彼のせい
あなたが今幸せじゃないのは一緒にいる彼のせい?
ってことについて。その前にこのお話。
「ノミの実験」
1メートル飛び跳ねる力を持っているノミを30センチの高さの瓶に入れる。そのノミを30センチの高さの瓶に入れて蓋をする。
瓶の中のノミはどうなるか。蓋をして1分間くらいは、跳び出そうとして蓋にぶち当たる。ポンポンポンと蓋にぶち当たって跳び出そうとする。でも跳べない事に気づいてノミは1分もしないうちにギリギリの高さしか跳ばなくなってしまう。
そして、ギリギリの高さしか跳ばなくなったノミを、蓋を外して外に出してあげる。そうするとノミは、1メートルの高さを跳べる力を持っているのに、自由になっていつでも高く跳べるのに、たった1分くらい跳べない経験をしただけで、もう二度と30センチ以上は、跳べなくなってしまう。
ね。なんだかなと思う。私たちはいつも、いつだってそんな瓶に簡単に入ってしまう。いとも簡単に。なんかわかんないけど、泣けてきた。なぜだろう。笑涙
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約9年付き合っていた彼と一緒にいた時。
私が彼と付き合っている時は、瓶の中のノミのような感じだった。彼を責めているわけではないけど、彼と一緒にいると、私はだんだんこのノミのように、飛べるのに、飛ぶのを止めるようになっていた。
なんでだろう?きっと怖かったんだと思う。
機嫌が悪くなる彼が。
彼に、無視されるのが。
彼に何かを言われるのが。
彼は自分の機嫌が全てだった。
自分にとって、腹が立つこと、気に食わないこと、思い通りにいかないことがあると、周りなんてお構いなしに、機嫌が悪くなったり、威嚇したり、睨みつけたり、無視したりする。
それは、仕事でもプライベートでも。そして、私はその彼と仕事もプライベートもかなり近いポジションで9年間一緒に過ごした。そしたら、だんだんノミのようになっていった。
彼の機嫌が悪くなるのがとにかくイヤだった。
でも、今思うと、
私は彼のせいにしていただけなのだと気付いた。
飛べないことを彼のせいにしていた。
本当は飛べるのに、飛べないと思い込んでいた。
本当は、自分で決めていただけなのに。
確かに、彼は自分の機嫌が全ての人だったけど。それと私が飛べないのは完全に別の話。だから、本当はノミのように、飛べるのに、勝手に自分でガラスの天井を作って、勝手にそこに頭をぶつけていた。私が飛べないことは彼のせいではなく、私自身の問題だった。
こうやって私たちは、いつも自分の問題を他人のせいにしたりしながら過ごしている。いとも簡単に他人のせいにする。
私自身の問題だった。
なーんだ。飛べばいいんだな。そしてごめんなさい。長年付き合っていた彼に対して申し訳ない気持ちになった。〇〇さん。ごめんね。他人のせいにすることでしか、自分を正当化できなかった私でした。
飛べると知った今。
本当は1メートルなんて少なくって、余裕で10メートルだって飛べる。そのために、何ができるか?ってことを一緒に考えたいし、始めていきたいと思うのです。