Bingata dyedye 紅型だいだい
琉球藍と紅型の型を使った藍型。全て書き記す。#藍型
自分なりに紅型の勉強をやりなおす。 今までの定説を作り手の目線から考えなおす。
庭の草や花、窓から見える雲や鳥、模様になるものを集める。
お気に入りの柄、大好きな作家、器や小物やキャラクター。#Rie's favorite #りえ好み
昔の素晴らしい布は儀式で使うものや、高い地位の人や家族のために手間を惜しまず作ったものが多い。売るという目的ではないものも多い。 今のわたしは好き勝手に思いつくまま染めている。注文以外はあまり計画もせず作りたいものを作る。特に藍染めは染めてから、はてこれどないしよ?と考えてる。これどないして売ろうかと。 こんな作り方でいいもんができるだろか?儀式のためとかの厳かなものと比べようのない軽さに目眩がする。誰かのために身を削ってまで作るなんてこともない。自分の子供のものでさえ、
藍をやりはじめて、初心者の感じが新鮮だった。まだ慣れてないから手際が悪くて時間がかかる。どの工程もさくさく進まずやっとのことで完成する。 そんな完成品に値段をつける。かかった時間を思う。大変さを思う。すると高くなる。あら高すぎて売れない。 そしてすぐ気づいた。あ、初心者のよくやることやってしまった。紅型でも感じてることなのに自分でやっちゃった。それは初心者は作るのが遅い、それを時間で換算すると高くなるということ。そりゃそうだ、慣れてなくて手際が悪く時間がかかる。経験を積む
藍を始めて4年。まだまだ疑問だらけだ。多くの人が言っていたり本に書いてあったりしても、自分でやってみて腑に落ちないと疑問がなくならない。 紅型染めはかれこれ30年程携わっているのだけれど、習ってきたことを鵜呑みにし過ぎて自分自身で勉強することや考えることがなさ過ぎたなと反省している。ここ最近は古典を見直して自分なりの紅型の解釈をしてみている。眠くなりつつ本を読み直したりもすると、昔はわからなかったことがよくわかったりもする。だけど、間違いなども発見する。 前の私なら本や雑
同じ時期に開催されてるからついつい比べてしまう。 まず国と県の差をすっごい感じた。お金のかけ方が違う。正倉院のはやっぱ国だね、時間と労力それに予算、沖縄とは段違い〜!沖縄は沖縄なりに頑張って予算を確保したかもしれないけど、試作に手間取り時間が足りなかった人が多そうだ。あと一年分予算があれば、もっともっとつきつめられたのでは?などと思う。 私達も年度の関係で寒い冬に最後の藍を染めないといけなかったので、これが良い季節を選べればまた違ってきたと思う。この後から藍がわかってきた
このブログ、閲覧数はこちらでわかるので、読んでくれてる人けっこういるのわかります。ありがとうございます。フォロワーは少ないけど、まいっかと書きますね〜。 今、沖縄県立博物館では正倉院展、沖縄芸大では手わざ展をやってます。どちらも作られた時代となるべく同じ材料同じ技法で作る、再現模造の展示です。 うちでも風呂敷を手がけてすごく苦労したので、他のものを見ていると大変さに目が眩みます。今思えばうちのはまだ簡単な方だったとおもいます。 何が大変だったかというと、どう作ったのかい
藍を染めるためには昔ながらの方法とか本藍やらインジコやら発酵建やらグルコースだなんだとあって、本で読んだりしただけでは到底理解できない。 そんで実際染めている人にはずいぶんと質問攻めしたが、それぞれみんなやり方が違う。こちらではこれ入れるといいと聞いたものがあちらでは効き目ないょといわれる。沖縄で広く伝わっているやり方にもハテ?と思うこともある。インターネット上や本に書いてあることもいろいろありすぎる。つまり正解はないんだね、と理解しております。経験することで自分に合うもの
着古したシャツを藍で染めてみて気づいたこと。 ちゃんと洗ってシミもないシャツを藍につけても胸のあたりに3センチくらいに丸く濃く染まる部分ができたりする。何度もつけてもそこだけ濃くなる。なんか食べこぼしてシミになってるみたい。。?あれ?もしかして? あ、これほんとに食べこぼしだ。わたしが食べこぼしたシミの場所だ。 なんでここが濃くなるのか?藍に浸ける前は目に見えるシミはなかったのに、布の奥にはまだシミの元が残っていてたぶんそれが藍に作用したのだろう。 紅型でも大豆の汁を
今年はたくさんの人がSNSで桜の咲きがいいと言ってるし、近所の桜もよく咲いてる。んが、うちの桜は相変わらずぽちぽち咲き。今年はぽちぽちぽちぽちくらいには増えたかな。 そんで裏のガクが可愛かった。 次の日しおれた。 桜の花びらは5枚のと6枚のがあって、6枚のはガクも6枚だった。
沖縄の藍型はインターネットでの動画の情報がほとんどない。唯一藍型を染めている城間紅型工房で実際染めている所は見せてもらったことは何度かあったが、いざやってみると細かいところがわからな過ぎて困った。そんな時ものすごく役立ったものがある。藍染師田中昭夫さんが淡々と藍を染めている動画だ。田中さんの住む埼玉県川口市が撮影した動画のDVDをいただいた。 本土の藍は沖縄の藍とは種類が違うので藍の建て方が異なるのだが、型染めにおける藍の扱い方は同じだ。だから沖縄でも全部参考になる この
沖縄の私達は琉球藍の泥藍を買ってきてそれを発酵させて染めている。本土では蒅(すくも)というものを買ってそれを発酵させて染めている。泥藍と蒅はもとの草の種類が違うし、その草を泥藍や蒅にするまでの工程が全く違う。泥藍や蒅を作る職人がいてそれを売ってくれるから私達は藍染めができる。 いや売っているから買う、というより作ったものを分けてもらうという感じがする。作る人も少ないので顔が見える。使う人もだいたいわかる狭い世界だ。この狭い世界は作る人使う人が1人2人と少しずついなくなったら
藍型は型染なので、そのやり方を知ろうと頑張った。藍に関しての基本やらなんやら全く持ち合わせていないなか、まずはなんとか型染ができるようになった。型置きする糊はベタベタしているが、乾くとサラッとしてきて触ってもくっつかない。でも藍に浸けるとまたベタベタになる。浸け過ぎたら溶けて流れ落ちる。だから短時間浸けては乾かしまた浸けては乾かしを繰り返しす。平均5、6回繰り返す。 そしてある日、自分のシャツなどを無地で染めてみよう思ったたとき型染と同じように浸けては乾かしを繰り返した。が
庭の草の形が気に入って摘んできた。この縁の曲線がすごくいい。こんな線がわざとらしくなく描けるようになりたいす。 裏の葉脈をよく観察していたらカエデのようなかたちも見えてきた。図案が浮かんだのでスケッチした横に図案化もかく。だけどスケッチ下手すぎて人様には見せられない。
藍は染料のようにさらさらとした液体だと思っていたんだが全然違った。どちらかといったら顔料と思った方が藍を扱う時にわかりやすい。拡大映像化したら藍の顔料のつぶつぶが水にフワフワと混ざっている感じ。 布を藍に浸けるとそのフワフワが表面にだけくっついて布のなかにまではしみていかない。染料みたいにサーって布の間にしみこんでいくのかと思っていたからこれを知って疑問だったことの謎が解けた。 しみないから細かい柄を型置きしてもクッキリでやすい。昔のもので細かい型を置いた布を見て昔の人は
前回、本藍は色落ちしにくいということを書いたけれど、今回は色褪せについてです。 色褪せ、いろがあせるとは色落ちと似てるけど違う。色落ちは洗濯で落ちるだけど、色褪せはほっといたら色がどこかに飛んでいくという感じ。ほんと、どこに飛んでいっちゃってるんだろう。藍が飛んでいって帰ってこない。 藍布はジーンズみたいに使い古して薄くなっていくということ以外にも色が薄くなる大きな原因がある。それは光。光が苦手。ドラキュラは日の光にあたるとギャーってなるけど、藍は電気の光もダメ。蛍光灯が
アジア系の服や布が好きだったので、藍染めのものを洗濯して他のものまで青くしたことが何度もある。ほとんどがインド製の布。何度洗ってもいつまでも色が出る。染織材料で色止めしても効かない。油断して洗濯機に放りこんで他の服をマダラにしたことがある人は結構いるんじゃないかな。 お気に入りの他の服が染まってトラウマとなり、藍は要注意と頭に刷り込まれていたのだが、実際はちょっとばかり違っていた。全く落ちないとは言えないけど、他のものに色移りするほどは落ちないのだ!これはかなり新鮮な発見だ
バンシルーとはグアバです。うちにあるのはストロベリーグアバという少し黄色くて小さい実がなる種類です。ヨーグルトなんかに混ぜて食べたらおいしいです。 新芽が2つ並んでいるのがかわいかったので書いておきました。SNSだと流れてどっかいっちゃうからこんなちょっとしたことも書きます。