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奥新宿に小笠原家紋ランプを訪ねてみた

新宿・若松河田駅にあるレストラン「小笠原伯爵邸」に、小笠原家の家紋をあしらった古いランプシェードがあると伺い、食事と一緒に楽しんできました。

レストランさんにより修復された応接間

ランプが照らした昭和史

この邸宅は、小笠原宗家30代当主の長幹さんが1927年(昭和2年)に建てたもの。Google ストリートビューで館内を覗けますが、小笠原邸の現在の家具は近年購入したアンティークや復元品がほとんど。当時使われていた家具は、目ぼしいものは戦後GHQに接収され、さらに平成にかけて一時期空き家状態で放置されたため荒らされて散逸し、本当に残っていないらしいです。

優しい光が美しい三階菱ランプシェード

そんななかこのランプシェードは、難を逃れた当時の家具として非常に貴重なものなのだとか。運よく残った理由は不明ですが、もしかしたらこのランプがあった場所がトイレだったからかもしれません。ちなみに現在はトイレは改修されて綺麗な小部屋になっていますが…運がいいですね(2回目)。なお小学生は「小笠原の三階菱だ!」と自主的に気づき、今回も逃げ若の立派なファンでした。

もちろんお食事もとても美味しかったです。最後までお読みいただきありがとうございました。

手前は30代当主作と言われる彫像


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