在宅勤務で生産性が下がるワケ
日曜の日経の記事で、おもろい内容を発見。
■記事名:在宅の生産性向上探る 民間調査、7割が「効率低下」
対話や評価手法難題 企業の知恵、競争力左右
有料版じゃないと見れないかも。
簡単に要約すると、コロナウイルスで、在宅勤務を導入する企業が増えている中、生産性が下がっていると答える企業が、アンケート回答企業の7割に上った。
在宅勤務において生産性が上げるための課題と、各企業の取り組みについて
書いてあります。
一番興味深かったのは、その課題のTOP3。
この記事によると、「資料が閲覧できない」「通信環境の整備」「労働環境(部屋、机など)」とのこと。
労働環境はすごく共感します。いきなり、在宅勤務しろと言われ、お子さんがいる家庭や普段家で仕事をしない人は難しい。
通信環境は、まだわかります。
ただ「資料の閲覧ができない」は正直、驚きました。
DX支援の企業の業績が軒並み伸びている背景には、このこともあるのでしょう。
現在の20代、10代の多くはデジタルネイティブ(もう死語)で、メモを紙で取る人は減っています。紙での業務に嫌気が差します。
資料が見れないから出社しないといけない、なんてことは退職リスクになります。
今後、若い方を採用し定着してもらうには、ペーパーレスにする必要があります。採用時はこんなこと面接で聞かれないでしょうから、入社後に離職理由になります。
もし、IT業界、WEB業界でこのようなことが起きているなら、早急にユーグレナのようにCFO(Chief Future Officer)を立てて社内改革をすべき。
急な変革は規模が大きくなればなるほど、難しい。常に変化し続けていくことで、その対応が後手に回らないようにしたいですね。