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神様が好きなお供物

お盆ですから、お供え物に関するホンマかいなという雑談をひとつ。
対談形式でまとめてみました。
「」部分が神様の言葉です。

私は周りに神道と仏教の人しかいないので、神道と仏教のお供物しか見たことがありません。
神社では何かお祭りがあると生米から野菜まで、沢山の食べ物がお供えされています。

そういえば、神様ってお供物どうやって食べるんだろうか?生米は顆粒剤みたいに喉に流し込むのかな?

その疑問に食べ物の神様でもある、宇迦之御魂(ウカノミタマ)女史が答えてくれました。
巫女装束で手に稲穂を持った、お線香の香りの日本の女神様です。

「直接口に入れて食べる事は無いわ。お供物に含まれる地球のエネルギーと、人間が手塩にかけた愛情のエネルギーを頂くの。」

そうなんですね。お供物に好き嫌いはありますか?神道のお供物に四つ足はありませんよね?

「私は生の新鮮な物が大好きよ。人間の愛情をいっぱい受けていれば四つ足でも良いんだけれど、日本は農耕が中心で食べる週間が殆ど無かったでしょう?風土に合ったお供物が主流になるからそうなったの。」

魚はどうですか?

「生で新鮮で、地球と人間の愛情が入っているなら私は何でも大歓迎!」

ではもし、生以外のお供物が来たら、宇迦之御魂女史は機嫌が悪くなるのですか?

「ならないわ。例えば私は甘い物は食べないけれど、甘い物がお供物に上がっていると、甘い物の好きな神様が来てそれに含まれる人間の愛情を頂くの。それでそのエネルギーを神様同士で共有し合うの。あなた達の言葉で言う“しぇあ”ね。だから愛情一杯ならどんなお供物でも私達はハッピーよ。」

甘い物が好きな神様もいるんですか?

「勿論。お酒や辛い物が好きな神様もいるわ。」

人間とあまり変わらないんですね。

「ただ余り物とか、食べかけの物は上げないで欲しいかな。そういう物に人間の愛情はあまり含まれていないから。」

まあ確かにそんな物貰っても、神様でなくたって嫌ですよね。
因みに甘い物が好きな神様って、例えばどなたですか?

「有名どころなら不動明王さん。おはぎが大好きみたいよ。」

お不動さんですか! 憤怒の表情でおはぎ…なんか可愛いw
でも宗教によっては、お供物の種類が限定されますよね?そういう宗教の神様は好物が無いとエネルギー不足になりませんか?あと自分の声を聞いて貰うにはやっぱりお供えがあった方が良いですか?

「まず最初の質問の答えは、私達に宗教の壁は無いから、違う宗教の神様がお供物を食べに来る事もあるわよ。でも『あなたにあげたお供物じゃない』とか冷たい事言わないでね。自分がお願いした神様にはちゃんと思いは届いているから。」

なるほど。神様は宗教を超えてエネルギーをシェアするんですね。

「ニ番目の質問の答えは、私達は心からの祈りに応えるのであって、お供えしない人をぞんざいに扱ったりしないわ。お供物は普段お世話になってる人に、手土産を持って行く感覚で良いの。」

見返りを求めたらお供物じゃなくて賄賂になっちゃいますもんね。

宇迦之御魂女史、詳しい説明ありがとうございました。

余談ですが、不動明王氏ご本人…じゃなくてご本神が来てくれた時に好きな食べ物について、おしるこは?最中は?どら焼きは?と質問責めにしてみました。あんこなら何でも好きという訳でなく、お米とあんこのハーモニーが好きなようです。

神様の好物シリーズ、色んな存在のを聞いたので今後沢山上げて行きます。