言語を学ぶ時こそ、〇〇が必要なんじゃない??~交換留学日記#57~
この世の中、年功序列というどうにもならない階級社会がある。一日でも早く生まれた人間は、自分よりも短い期間この地球にで生命活動をしている人間を後輩と呼ぶ風習がある。いくら、後輩の方が優れた人間でも先輩への敬意を要されるこの世の中に疑問を持ったことがある人は少なくないのではないかと思う。
僕はその1人で、特に就活生時代に強く思っていた。社会という別世界に移住する活動だから、移住後はもっと経験するに違いない。
僕が特に嫌なのは、正しいことさえ言えば伝わると思っている人。就活生なら1度は言われる「自己分析はした方がいいよ!」という常套句。特に人材会社の人間は会って5分で相手の人柄がわかるなんてホラを吹く人は少なからずいた。でも、なんで自己分析をする必要があるか、教えてくれる人は多くはない。
人を動かすためには動かすことで得られる未来を示さなくてはならない。その天才は元AppleのCEOのスティーブ・ジョブズ氏。iPhoneの発表プレゼンなんて圧巻だった。携帯電話、インターネット、iPod?がひとつになることを観衆の気持ちを煽りながら示す。この製品を買うことで利便性が向上する、そんなことがよくわかる内容だった。彼亡き後の現代でさえ、日本人の大半はiPhoneを使っている。
話を戻すが、いわゆる先輩は自己分析をやることで得られる未来を示してくれる人はほぼ居なかった。だから、僕はやる気にならなかった。それでも就活はそれなりに上手く行ったし、要は信念があるかないかだと思う。
留学してて気づいたことは言語の学び方は人それぞれなこと。アニメで日本語を勉強する人もいれば、映画や小説で学ぶ人もいる。僕は何度も両者を試したが、ハマるまでに時間がかかってしまい実に非効率だと思った。例外でタイタニックとアバウトタイムは大好きで特に前者のラストシーンは10周以上見て、ジャックの死亡シーンのフレーズを覚えた。
だけど他の映画はと言うと、、、笑
また、そんな時Tedトークで8ヶ国語話せる人のスピーチと出会った。彼らは特に才能があるわけでなく、楽しい学び方を知っているという。要は楽しくなきゃ辛いことも乗り切れないということ。スポーツ選手が怪我等で苦しい思いをしても頑張れるのは根本的にその競技が好きなんだと思う。
この視聴後、僕は客観的に言語学習を振り返り考えてみた。1番のモチベーションはネイティブにその言語が通じること。この留学期間でオランダ語はちょっとだけ覚えた。
prost(乾杯)Welterusten(おやすみ)Akkoord(了解)くらいだけど使うとオランダの人はニコッと頬えんでくれる。みなさんも外国の方が必死にアリガトゴザイマスという姿に和んだことはないだろうか?恐らくそれと同じ原理だと思う。
感の鋭い方はお気づきであろう。僕は承認欲求が強い。だから通じて褒められることが嬉しくて、また褒められるために必死に覚える。それが1番の近道だ。
ただこれは一定期間を過ぎると、褒められマジックは消える。そんな時は話したいとか知って欲しいという欲求を使う。そうすることで元々TOEIC300点台の底辺だった僕は50ヶ国以上の方々と英語で話せるようになった。
日本に帰って、資格認定試験を突破できた場合、どうやったか聞かれると思う。その時は日常生活の中に勉強を組み込むないし、楽しいと思えるやり方を見つけるべきだと言うだろう。〜した方がいいよという二流な回答はするつもりはない。笑
強制は気概を削ぐ悪性腫瘍でしかない。
そもそも、まだ形とした結果がないので問われるのはまだ先かと思うが。笑
言語を学ぶことこそ、自己分析が必要。楽しみ方を見つけることで続けられるかつ上手く行きます!!
就活生の方もなぜ自己分析するのか、ちゃんと納得してからはじめましょう!それを答えられない先輩や人材企業からは、、離れましょう。
以上、昨年就活生時代に思っていた疑問と僕の言語学習をひとまとめにしました。
Have a nice day!!