【はかなみて投げにし戀のおもかげの悲愁さそひて來るゆふべかな  萩原朔太郎】

花粉症だからか「はかなみ」を「はなかみ」と読んでしまった。「戀」や「悲愁」を拾い読みして、失恋して号泣、鼻水ダラダラなのね、でも鼻をかんだ紙をあちこち放り投げちゃダメだよ~!……と勝手に想像していた。