現代版リーダーに必要な武器【〇〇スキルを増やそう】
どうも、だぴてぃ先生です!
今日からまたリーダー論を発信していこうと思いますが、このリーダー論(もしくはチーム論)というものは基本的な原理原則は変わらないものであっても、時代によってトレンドがあったりします。
たとえば、10年前にはハラスメントという言葉は今ほど流行っていませんでした。
SNSだってまだ全盛期ではなく、ネット上の掲示板が流行っていたくらいです。
それくらい10年あれば世界は、時代は変わります。
リーダー論だってそうです。その時代に求められるリーダー像ってのものがあります。今の時代はSNSで簡単に情報が手に入る時代だし、こうやってnoteなどのプラットフォームに簡単に投稿できる時代。ということは簡単に価値観が変わる可能性だって秘めていますよね。
この価値観ってものが非常に厄介で、ここをちゃんと捉えないと時代に合わないやり方をしてしまったり、働き方をしてしまうことにつながります。
そうなってからでは取り返しがつきにくいのも、この時代の特徴。一度ついた悪評や噂は簡単には消えてくれません。会社勤めの場合は最悪辞めないと解決できない場合だってあります。
リーダーとしてもそうですが、チームメンバーにはそうなって欲しくはありませんよね。
そこで今日は「現代版リーダーに必要な武器とは?」というテーマで書いてみました。
ノンテクニカルスキル
これが今日の結論です。
何それ?って感じの方は、この記事を眺めていってもらえればイメージできるかなと思います。
専門スキルってものは想像しやすいかなと思います。それに対してノンテクニカルスキルとは、評価がしにくいもので、表立って出てくるものはないけど、トータルで考えた時に「やっぱりあの人は必要だよね」って言われるために必要な能力。
ここから約3分で読めるくらいの文量で説明していくわけですが、どれもこれも当たり前のことばかりだと思います。でも、僕も含めてできていないことが多いんです。
自分を戒めるためにも、書いているので少々お付き合いください。
変わる勇気
時代によって価値観は変わります。
それなら自分もどんどん変わっていかなければ変化に対応できません。「自分をアップデートしていく」って表現の方がしっくりくるでしょうか。
頑なに自分の考えを変えない人はリーダーだろうが、チームメンバーだろうが、必ず淘汰されていきます。
譲れないものもあるかもしれませんが、ある程度は時代に合わせて変化していかないと成長するチャンスも失います。
変わる勇気を持ちましょう。
アメとムチ
昔は根性論世代で「おらぁ!!これやっとけやぁ!!」が通じた時代。でも今はそれやったら確実にアウト。パワハラで労基署案件です。
でも、そんな時代でも指導するのにムチは必要です。
アメばっかあげていると、本人がしっかり自分で考えて行動できる能動的タイプなら問題ないですが、受動的タイプな人間だった場合は、キャリアを重ねていくごとに甘い部分が露呈していくことになります。
これって本人にとったら結構キツイこと。いくら職場が心理的安全性を重視していても、本人の自覚が足りない場合は周りからの視線が痛くなってきます。
転職を繰り返せる業種だったり、働くチームが頻繁に変わる職場だったらそこまで問題にならないかもしれませんが、長く一緒に働くチームの場合は致命的な問題になるときがあります。
リーダーとして指導する場合はうまくアメとムチを使いこなしたいものです。
ユーモア
ムチを使う場合はユーモアに溢れた方法だとうまくいくと、いろんな成功者たちが語っています。
これには僕も大賛成で、正しいことを真っ直ぐにぶつけても、かえって反発を生む場合って結構あるんです。
ここでユーモアを交えて指導や注意をしてあげることで、本人のプライド傷つけずにコーチングできたりします。
あくまで押さえつけるんじゃなくて、気づかせてあげる意識で声かけしてあげるのがポイント。
もっとも、本人の自覚が足りない場合は、シンプルに「この人怖くないや」って舐められておしまいというケースもあります。ここに関しては事前の検証なり理解が必要になってきます。
覚悟
トレンドに乗るわけではないですが、サッカーJ1 川崎フロンターレの中村憲剛選手が今シーズン限りでの引退を表明しました。
個人的に一番好きな選手だったので悲しい限りですけど、まだ第一線で活躍できる状態で引退ってカッコイイですよね。
これってリーダーとしても考えさせられるところがあると思うんです。
憲剛選手の場合は今でこそ結果が伴っていますが、35歳までは川崎フロンターレ自体が「シルバーコレクター」と呼ばれるくらい、決勝や優勝決定戦で負け続けること時代がありました。
その時にキャプテンをやっていた選手が憲剛選手。チームの結果が伴わないことに責任を感じていたそうです。
個人成績としては日本代表にもなるくらい、側から見ると充実はしていたと思うんですが、やっぱりチームでの結果が伴わない、しかも自分がキャプテンの時にそれを感じてしまうというものは辛いものがあったと思います。
そんな大舞台でのキャプテン経験って誰にでもできるものではないし、プレッシャーも想像できないレベルですが、結果が出ないから自らキャプテンを降りるってなかなか出来ないんじゃないかと思っています。
ここで言いたいのは「結果が出なけりゃ辞める」くらいの覚悟を持ってやることの大事さです。
憲剛選手の場合は35歳の時に「40歳」での引退を決断したそうですが、そこからリーグ戦初優勝、個人タイトル、リーグ戦連覇、ルヴァンカップ優勝と、結果が続々伴ってきたのです。
35歳の時の判断がその後の5年間に反映された、と考えるのは早計かもしれませんが、チームで戦うスポーツとはいえ、影響しているのは間違いないと思います。
ちなみに中村憲剛選手についてよく知らないよって方はこちらの動画をご覧くださいね。
感謝
リーダーたるもの、チームメンバーには感謝しないといけません。
チームで働く以上、誰かひとりの成果ってことは早々ありえないわけで、どこか見えないところでフォローしてくれているメンバーが存在します。
短期的に見れば感じないものかもしれませんが、長期的にみたときにはやっぱり感謝というものの重要性は増してきます。
社会人として、人間として、感謝は忘れてはいけないものですし、自分一人で成し遂げたって考えは思い上がりもいいところです。
リーダーはチームがうまく機能するように見えないところで働くのが一つの仕事だと思います。ただ、それ以上にチームメンバーに支えられて存在できているってことも忘れないようにしましょう。
継続した学習
これは現代版ってほどではないですが、今の時代は尚更求められているものだと思っています。
学習(=知識のアップデート)を放棄したものに未来はないと断言できます。これは絶対。
特にリーダーの場合は時代にあったマネジメントだったり、リーダーシップが求められるので、どんな形であれ継続した学習は必要だと感じます。
そう思ったからこそ僕はnoteのサークル機能を利用して医療職を対象としたマネジメントサークル「えむてぃ」を立ち上げて発信を続けています。
発信するからには勉強や経験も必要なので、サークルメンバーに限らず自分にとってもいい刺激になっています。
リーダーはチームだけを考えればいいってものでもなくて、自分のメンタル状態、メンバーのメンタルケア、外部との交渉術、社内政治的なテクニックも学ぶ必要があります。
まとめ
仕事上で求められる専門スキル以外の部分が非常に大事になってきている時代です。簡単な仕事はAIにとって奪われ始めていますし、これからもっと加速していきます。
そうなった時に残るものは「人間力」。
すなわちノンテクニカルスキルです。
専門知識以外にも、基本となる部分を今一度見直す必要性が出てきています。
こう叫んでいても、ここを重視する人は少ないものです。
でも、このnoteをここまで見てくださった方はきっとその重要性に気づいています。じゃないとここまで読もうと思いませんから(笑)
明日から11月の勤務が始まる方が多いと思います。
今年の目標として、リーダーとして働いている方は武器を増やすためにも「ノンテクニカルスキルを意識する」を追加してみてはどうでしょうか?
ではまた明日の投稿でお会いしましょう。
だぴてぃ先生でした😌
💡noteサークルやってます💡
2020年6月くらいから医療職を対象にしたnoteサークル「えむてぃ」を運営しています。医療現場でのチームマネジメント、チームビルディングなどメインに文献や書籍を元に噛み砕いで発信しています。そのほかにも業務に役立つTipsを発信しています。
今、なんだか行き詰まっている…と感じる人は、ぜひ一緒に勉強(発想の転換)をしていきましょう!
毎日うまい棒1本の金額で書籍何冊分もの知識がサークル内に配信されます。
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