チームを変えるには痛みを伴う
チームの変革の時。
どうしても痛みを伴うもの。この痛みを怖がっていたら、いつまで経ってもチームは変わらず、時代に、組織に取り残されていくだけ。だから恐れずトライする。ということは頭ではわかっていても、どうしても感情がついてこない時がある。
それでも前に進むしかない。後ろを振り返ってしまったら自分の信じていたものが壊れる。「これでいい、これでいいんだ」って言い聞かせるしかない。まだやるべきことは残されている、「真のチーム」になるために。
責任者として大きな決断をするということはきっと、体験したものにしかわからない痛み。周りが「それは間違っている」といっても「じゃあそれを経験したことがあるのか?」と問いたくなるし、おそらく効果的なアドバイスはそこにはない。
なぜなら人間は変化を嫌い、常に自分を守るものだから。そして経験したことがないものには想像で答えるしかできず、その想像はきっと都合のいいものになっているはずだから。
自分の下した判断が幸とでるか不幸とでるかは、やってみないと誰にもわからない。リーダーとは孤独な生き物だけど、それに耐えられる、適応できる人間だからこそ任されているという側面もある。その期待に応えるには己の信じた道をどんな障壁がやってきてもブチ破るしかない。
僕はよくチームビルディングに関しては「迷いやブレがない強い人」って言われる。実際、上司にも言われるくらいたが、自分の評価はまったく違う、大いに迷っている。でも走り続けるしかないし、結果を出し続けるしかない。そういう世界。迷いや弱みなんて隠すに決まっている。そんなんでメンバーを不安にさせてたまるか。
いつも「感情で仕事するな」と言っているのに、自分がネガティブな要素を与えるのは絶対的に間違っている。常にポジティブな要素を与えたい。それもリーダーの仕事のひとつ。だから今はこの痛みに耐えるしかない。
一体さっきからなんのことを言っているのか?と思われるかもしれない。でもわかってくれる人だけでいい。今は自分のチームが変革時で、そこに対して少々感情的になっているだけだ。
でも、だからと言って仕事のパフォーマンスを落としたりなんかしない。そこに対するプライドだけは持っておきたい。
チームのクオリティを上げる。
この作業はリーダーにしかできないし、その立場にいることを感謝しないといけない。こんなところで立ち止まっている場合ではない。
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