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ほっと一息付ける場所

あんたは飲食店のサービスについて何か感じたときに何か行動を起こすかい?

飲食店経営をなさっている辻さんがこんな記事で俺の知らないことを教えてくれたんだ。
なんか、スープストックでのサービス展開が物議を醸しているらしい。

なんでも一部の店舗でしていた離乳食無料サービスを全店舗に広げるんだと。

うん?
それ良いことじゃないの?

なんでもそんなことをしたら子ども連ればっかりになって落ち着いて食べられないって意見が出てるんだそうだ。

ほほう、意見ってのは実に多様だね。

今回はこの多様な意見ってやつについて考えてみる回だ。

自分とは異質な意見ってのを受け止めるやり方を考えてみようぜ。

スープストックの価値

俺的にはスープストックはほんの数回利用したことがあるくらいなんだけれども、女性に人気ってのはなんとなくそんな気がする店構えだよな。

30代位の男性だと量的に全然足りないって感じるくらいの量。
でも美味しい具だくさんなスープ。
ある意味尖った戦略で店舗展開している感じがするチェーン店だと思う。

で、上の記事によるとスープストックは働く女性にとっての「吉野家」の位置付けでオアシスなんだと。

うん?
俺ら吉野家にオアシス求めてないべ?

ほら、ゴノレゴも殺伐とした雰囲気が良いと言っている。

でも働く男性のオアシスってどこだ?
居酒屋とか?

いや、考えてみるとランチタイムにほっと一息付ける場所とか無くね?
なんなら自販機の前でコーヒー飲むときとか?
給茶機のだす麦茶飲むときとか?

でもそう言う表現だと記事として成り立たないのかもな。
プロのライターさんも大変な仕事だな。

で、話がいつも通りどこかに旅立ちそうになったので戻すが、「ほっと一息付ける場所」と言う価値をスープストックに見いだしているヒトってのが一定数いるってのが上の記事が伝えてくれていることなんだよな。

まず考えておきたいのが離乳食を必要とするような赤ん坊がいるとほっと一息つけないのか?ってことだ。

俺みたいなオッサンとしてはまさに癒やしを貰える気がする。

赤ん坊を育てている真っ最中の女性も無料の離乳食ってのは助かるサービスだと思う。

ただ、たしかにベビーシッターさんとかに自分の赤ん坊を一時的に預けて来たときに周りが赤ん坊だらけのところでランチってのは結構メンタルに来る感じは想像できるね。

じゃあ、もうちっと子どもが育って小学生とかのお母さんが仕事のランチタイムで赤ん坊がまわりにうじゃうじゃいたらどうか?
まあ、ヒトにもよるかもだけれど、俺と対して感覚変わんねえんじゃね?
私の子もあんなときあったわね~的な。

そう考えていくとさ。
この記事、どうやって取材したんだ?

自分の居場所と言う課題

まあ、百歩譲ってだよ。
この記事の通り、赤ん坊にストレスを感じるヒトが結構いたとしてだ。

確かにお子さんがいないご家庭で赤ん坊を見ることにストレスを感じるなんてことは起きても不思議じゃないしね。

なら、ほっと一息付ける場所が「減る」ことが問題ってことなんだよな?

そんなに無いかね?
ランチタイムでほっと一息付ける場所。

ってかそれ必要かね?

ヒトってさ。
気分転換する方法って無数にあると思うんだ。

辻さんも書いてくれている通り、自分にあった場所を選べばいいだけじゃないんかね?

自販機の前でも給茶機の前でも、なんならトイレだって憩いの場所になりうる。

それがスープストックじゃなくなったならスタバでも良けりゃドトールでもいいはずじゃんか。
HARBSでもポポラマーマでもミスドでもいい。

ほっと一息つける理由なんて、自分で言語化したことないだろ?

ランチタイムに騒がしいところに行きたくない?
ならランチ営業している居酒屋に行ってみろや。
ほとんどのヒトが黙々とひとりランチしているぞ。
めっちゃ静かだから、BGMで紛らわしている感じすらある。

俺はさ。
自分のそんな明確にならない感覚のために、誰かの助けになることを終わらしちゃうってのは、ものすごく違和感があるんだよ。

なあ、あんたはどう思う?

それでも、自分の感覚を守るために誰かの何かを奪っているヒトが俺たちを含めているって現実にどう向き合っていこうか?

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