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名前と向き合う
あんたもだれかと会うってことを続けているかい?
印象深い出会いがある中で、俺たちにとって大事なことがあるよな。
そう、名前を覚えるってことだ。
コレが出来るのと出来ないのとでは天と地ほどの差がでるのは想像に難くないよな。
だってよ、名前を呼ばれることって、俺たちの想像以上に相手に喜びを与えることだもんな。
ああ、ちゃんと話聞いてもらえているって感じをあんたも受けた記憶があるだろう?
今回は、名前を覚えるってどうすれば出来るのかについて調べてみる回だ。
ちっとしたテクで覚えられるなら、意識してみて方が良さそうだもんな。
そもそも名前が覚えにくい理由
名前をおぼえるのが得意だって言い切るやつって、結構レアだよな。
そもそも名前ってやつは構造的に記憶しにくいものらしいんだよね。
なんでだって?
名前そのものに直感的に意味をもたせることができにくいからだってんだよね。
どういう意味だって?
例えば田中さんがいたとするじゃんか。
で、その田中さんはクレープ屋をワゴン車でやっているヒトだとするじゃんか。
そう言う情報を聞くと、俺たちはこう記憶するわけだ。
「ああ、あのクレープ屋さん」
ってさ。
そのヒトの顔とクレープ屋ってのは直結するわけだ。クレープ屋さんには俺たちが「意味」を感じることが出来るからね。
でもそのクレープ屋さんが田中さんって名前であることそのものには俺たちは意味を感じられないってわけだ。
田んぼって字とクレープ屋ってものをつなげることって何もしなければ出来っこない気がするよな。
名前を物語に組み込む
名前がただの記号でしかないから覚えられないってんなら、物語の中にその名前を組み込むってのが一つの手らしい。
どういうことだって?
さっきの田中さんのケースで考えてみよう。
田中さんがクレープ屋だってのがわかったんなら、言葉にしてみるんだってさ。
「田中さんのクレープってどこ行けば食べれるの?」
ってね。
こう言うように言葉に発することで、クレープを食べるという物語の登場人物に「田中さん」という音をともなって田中さんが登場するシーンが印象付けられるってことなんだと。
会話の中に相手の名前を組み込む
こいつはコミュニケーションをとる方法論で良く言われることだよな。
この会話の中に名前を組み込むのには3つの効果がある。
まず名前を覚えやすいってのと、相手に興味があるってことを表現出来るってことだ。
あんたもあんたの名前を呼ばれたときって、こう「どきっ」ってしたって経験あるだろう?
なんつっても自分の名前が会話の中に登場した時って、その会話の内容を必死に聞こうとするじゃんか。
そうなんだよ。名前を会話に組み込むことでえられる3つ目の効果。
自分の会話を聞いてもらえるって効果だ。
これだけ効果があるんだから、使わない手はないよな。
SNSのやり取りでも相手の名前を使う
オフラインでの会話だけじゃなくて、SNSでも相手の名前を使うってのも一つの手だよな。
SNSでつながったヒトの名前を検索するってのは、結構やられていることらしいんだけれども、そのときにあんたがあるヒトの名前をSNS上で表現していたりすると、第三者としてのそのヒトに対する情報を提供することになるよな。
その情報がポジティブなものだったりすれば、相手にとっても良いことになるもんな。
逆にネガティブな事を書くときは注意が必要だよな。
ネガティブな発信は、ヒトを呪わば穴二つってやつだから、あんた自身の評判も落としかねないもんな。
自分の名前を発信する
このnoteも始めたばかりのときは「だる」っていうハンドルネームみたいなもので始めていたんだよね。
でも思うところがあって香坂兼人という名前を出すことにしたんだよ。
名前ってさ、名前自体は記号に過ぎないんだけれども、それが誰かの中で物語に紐付いた時、その名前には信用ってやつが紐付いてくるもんだと思ったからなんだよね。
なんとなくオモロイことを書いている香坂兼人って思ってもらえるように、名前を出したってわけだ。
名前をおぼえる方法がわかったら、次は覚えてもらうための工夫ってわけだ。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちは名前というものとどうやって付き合っていけば良いんだろうな?