変わらないもの変わるもの
あんたも2023年と言う年が過ぎ去っていこうとしていることを何らかの形で実感していたりするかい?
仕事の締切。
家族の成長。
尽きることなく伝わってくるニュース。
ありとあらゆるものがただ通り過ぎていくこの感覚。
毎日投稿なんてのをしていると良いことが一つあるんだよな。
それは昔の自分に比較的容易に会いに行けるってことだ。
世の中の変化に対して、自分はどう変化しているのか。
今回はちっと前の自分を通じて世の中を振り返ってみる回だ。
まあ、振り返りってのが何か生み出すかもしらんもんな。
ちっとばかり付き合ってくれよ。
2023年のはじめころに気になっていたこと
例えば、こんな記事を2023年1月に書いていたんだよな。
ざっくりいうと、「自民党の増税するって話は説明が出来てないよね」って話。
おおう、今と何も変わってないな。
ぶっちゃけ、あんたも忘れちゃっていることもいっぱいあると思うんだけれど、こういうシレッと国民負担ってのに対する検討が進められているのって、ホントいつの間にか俺たちにとって「当たり前」になっていくんだよな。
で、茹でガエルよろしく気がつけばズブズブの沼にはまり込んでいる自分に気づく。
それじゃいけないってんで、いろんな防衛策を講じてみようとするけれど、うまくいっているって言う感覚はどうしても薄い。
危機感みたいな不安だけが形をなさないまま俺たちの中に暗く深く沈み込んでいく。
いやはや、こいつはヘビーだぜ。
AIという黒船
政治の世界の話を見ると、どうしてもそう言う暗い感覚に苛まれちまうってのがあるのかもしれない。
で、同じ2023年1月にはこんな事も書いていた。
おうおう、こいつもでっかい話題としては2023年を代表するキーワードかもしらんね。
実際、今までの生活でもAIがもたらしてきたものってのはいくらでもあった。
データマイニングという言葉。ビッグデータという言葉。
ヒトが情報を直接処理することに限界を見出してきたときに、AIというからくりはコレまでもたらして来た印象と若干意味が違うものになってきている感覚ってあるじゃん。
ぶっちゃけAIがなければ今のネット上のいろんな仕組みはほとんど体をなさなくなって来ていると思う。
でもそれは今までは検索エンジンの向こう側の仕組みだったり、何か知らんけれど、スゲーところがスゲーことをやっている位の感覚だったと思うんだよ。
でも、AIによる絵画やイラストの自動生成なんてのが一旦世の中に出ると、あっという間にAIという存在が「手の届くところにある何か」に変貌を遂げた。
個人の意図が直接触れる事のできる場所にAIが居るようになったんだよな。
実際、俺もAIと問答してみたりすることがあるけれど、実に納得の行く形でいろんなことを議論できるんだよな。
例えば、中国や韓国、ロシアの極東地域における不安定さってのがあるけれど、経済的なつながりで行くと日本は特に中国、韓国との結びつきは強化されていくことが想定されるとかAIは言っている。
こんだけネット上で否定的な意見が飛び交っているのにね。
こんなふうに2023年にAIと言う存在はより身近になったってことなんだろうな。
悪ふざけの発信
そうかと思えば、こんなことも書いていたんだな。
俗に言うところの迷惑系YouTuberなる存在について考えてみた回だ。
実際、この事件の影響で回転寿司の設備投資ってエグいことになっている感じがするよな。
たまに回転寿司なんて行ってみると、あんま寿司が回転してないんだよな。
タブレットで声を一言も発することなく注文をし、その寿司が回転することなく手元に届く。
非接触って言葉が存在感を増した年でもあったってことなのかもしれないな。
そう言う流行り病の影響ってのもあるかもしれないけれど、本質的に思うにこの手のいたずらって昔からあったと思うんだよ。
ただ、それがネットという仕組みでいきなり世の中に露見することが多くなっているってだけでね。
そう考えるとさ、増税もAIも悪ふざけも、今までは露見しなかった出来事がものすごく手軽に情報という商品として流通しているってのが今という状況なのかもしれない。
その結果、監視社会みたいな側面も出てき始めているような気もしてくるわけだ。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちはこの溢れ出している情報に流されながら、どこに辿り着こうとしているんだろうな?
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