自分がWinWinWiinを楽しんだ要素
あんたもWinWinWiinの第2回の配信を見たかい?
今回はみんな大好き西野亮廣さんをゲストに迎える回ってことで、西野亮廣エンタメ研究所のメンバーとしては見ないわけには行かないやつだって思って見たわけだ。
で、ひとしきり見終わった後に思ったんだよね。
俺はこのコンテンツをなんでオモロイって思うんだろう?ってさ。
中田敦彦さんがこのコンテンツの中で紹介してくれている西野亮廣さんの活動の情報は、西野亮廣エンタメ研究所のエンバーとしてある程度の期間を過ごしているヒトにとっては、常識の類の話なんだよ。
でも、このコンテンツを見てて「知ってるよ、つまんねーな」とはならなかった。
今回は、自分の感じたオモロイを深堀りしてみようって回だ。
ちっと一緒に分析してみようぜ。
西野亮廣という才能
まあ、今更何を言っとるんだって話かもしれないけれども、西野亮廣さんという人物は天賦の才を持ちながら、どぶ板営業を続ける事ができる非常に稀な存在だよな。
それは嫉妬とかそう言う次元を軽々と超えて、その才能を世にもたらせてくれた偶然に感謝したくなるほどだ。
だからこそ、その才能と努力の結果が結実する姿ってやつは、俺らにとってエンタメそのものだと思うんだよな。
特に西野亮廣エンタメ研究所で毎日のように作戦が共有されていて、その作戦が見事にハマっていくオモロさってのは、俺の感覚では水戸黄門のエンタメ性に近いものがあると思うんだよな。
なるべくしてなることが、報われるべくして報われる。
そんな感覚かな。
中田敦彦という才能
そんな西野亮廣さんの天才性をコンテンツとして成立させているのが中田敦彦さんによるプレゼンという方法なわけだ。
You Tube大学で中田敦彦さんが何かに対する説明をエンタメに変える才能ってのは開花したって思うわけだけれども、その才能はWinWinWiinというコンテンツでも見事にハマっていると思うんだ。
今回も流れるように12年の西野亮廣さんの軌跡をたどりつつ、しっかりとそれをエンタメにする技術は目をみはる物があったよな。
ただ、プレゼン能力の他にも思ったことがあるんだよ。
中田敦彦さんってヒトを褒めるのが好きなんだろうなぁってことだ。
前回の手越祐也さんのときも思ったんだけれども、誰かを褒めるときの中田敦彦さんの表情がなんか輝いている気がするんだよな。
そう考えると、You Tube大学で歴史上の偉人を紹介するときも同じような表情をしていたような気がするんだ。
宮迫博之という才能
宮迫博之さんは歌も芝居もこなすお笑い芸人さんって印象なんだよな。
そしてその全てで成果を残してきている御仁だ。
今回のWinWinWiinで印象に残ったのがその才能の中でも「例える語彙力」ってのがほとばしっていたと思う。
コンテンツの構造上、WinWinWiinでは中田敦彦さんが話し手、宮迫博之さんが聞き手って役割分担になっている。
宮迫博之さんがお笑いでボケをメインでやってきていることを考えると、この構造で宮迫博之さん自身はなかなかに魅力を出しにくい部分はあるのかと思うんだよね。
でも今回のWinWinWiinでも要所要所で宮迫博之さんが話題の中心になるシーンが挟まれていた。
しかもごく自然なトークの流れでだ。
これは俺の思い込みかもしれないけれども、やっぱりアメトーーークでのMCの経験が生かされているってことなんだと思うんだよ。
その場にいるすべてのヒトを気分良く過ごさせる空気感。
これが宮迫博之という男の才能ってことなんだろうな。
ヒトというエンタメ
前回のWinWinWiinでも思ったけれど、俺はどうやら「考えるヒト」が好きらしい。
今回も西野亮廣さんが考え続けていることがスゴく心地よく伝わってきたし、中田敦彦さんが考え抜いたプレゼンをしているのも伝わってきた。
そして、宮迫博之さんがアメトーーークを「実家」と表現していたことがものすごく印象に残ったんだ。
それぞれがそれぞれの思いを抱えながら考え続けている姿。
それが俺がWinWinWiinというコンテンツから受け取っているオモロさなのかもしれないな。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちも彼らのようにオモロさを誰かに伝えられるんだろうか?