熊本豪雨復興に出来ること
2020年7月に熊本を襲った大豪雨。あんたは覚えているかい?
あの大豪雨の被害はまだ復旧には全然至っていない状況なんだそうだ。
水害の復旧はただでさえエゲツないくらいの労力が必要となるのに、新型コロナウイルス感染リスクを考慮して、県外からのボランティアを受け入れていないって現実があるらしい。
実際、労力が足りていないので全く泥のかき出しすら行えていない家屋が取り残されており、現地に行ったかたは「街が死ぬ」という圧倒的な危機感を感じているということだった。
今回は、災害について考えてみる回だ。
熊本豪雨被災者に今すぐ俺たちができること
冒頭に書いたとおり、今この瞬間も九州豪雨で苦しんでいるヒトがいる。
そしてそれをなんとかしたいと行動している熊本県内のボランティアのヒトがいる。
そのボランティアのヒトはこのところの酷暑に耐えながら新型コロナウイルス感染リスク対策をしつつ懸命に復旧作業をしている。
そして、新型コロナウイルス以外にもドロのかき出しが終わっていない環境ではカビによる健康被害のリスクも高まっている。
環境は過酷を極め、球磨村に至っては2020年8月13日現在も水道復旧もなされていない状況だそうだ。
そんな中、ボランティアのヒトたちはドロを含んでものすごく重くなった家財を運び出し、ドロをかき出し、家の中を洗浄し、消毒し、乾かした後にリフォームに取り掛かるなんていう途方も無い作業を繰り返している。
そして梅雨明けに伴う酷暑。
新型コロナウイルス対策のための防護服の中で滝のような汗を流しながらの作業。
30分おきに休憩を挟まないととても作業を継続できないような環境。
そんな過酷な環境で作業を進めているヒトに俺たちが出来ることがあるって言ったらあんたはどう思う?
現地のボランティアのヒトたちが必要としているものの支援をAmazonを経由して行えるようにしてくれている。
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/QWLJYPT6UF80?ref_=wl_share
このリンクをたどると、現地のボランティアのヒトたちに必要な物資をAmazonが届けてくれるってスンポーだ。
このリンクそのものは俺の知人から教えてもらったもの。そのヒトは現地のあまりの惨状を目の当たりにして居ても立っても居られなくなり、Amazonを使っての現地支援を形にしてくれたんだよね。
ちっとしたいい気分を味わってみたいと思ったらポチってみてくれよな。
※現時点では必要物資が販売元で欠品になっているっぽいので、タイミングみてやってみてね。
災害とともに生きるしか無い日本
今回の豪雨もそうなんだけれど、日本は世界でも有数の災害が起きる地域にある。
台風の通り道に日本列島がドンピシャであるし、太平洋プレート・北米プレート・ユーラシアプレート・フィリピン海プレートの4つのプレートの上に乗っかっているためベラボーに地震が起きやすい。
そんな場所にある日本なのに、新型コロナウイルスで県外ボランティアを受け入れられないし、そもそも復興をになっている土建屋さんがすごい勢いで潰れてしまっている。
なぜって?
覚えてないかい?民主党政権で言われていたスローガン。「コンクリートからヒトへ」だ。
あのスローガンと事業仕分けによって徹底的に政府の支出が抑えられてしまった。
不景気により個人消費と設備投資が伸びていない状況で政府支出を抑えたらデフレになるのは完全にわかっていたと思うんだけれども、それでも民主党政権はやっちまった。
そして、アベノミクスで当初は公共投資を増やしていたのに、自民党政権も政府支出を渋っている。
この新型コロナウイルスですごい勢いで企業が破綻しているにも関わらずだ。
災害と共に生きていかないとイケナイ日本が生き残って行くためにも政府は公共投資を今は伸ばしていかないと本気でまずいと思うんだよね。
なあ、あんたはどう思う?
日本を守っていくためにボランティアの善意以外に俺たちが考えられることは無いんだろうか?