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水原希子さんの痴漢発言を考える

あんたは水原希子さんが「痴漢は日本独自の文化」ってニュース見たかい?

おう、マジか。

どっかに数字あんのかな?って思って調べてみたんだけれど、痴漢ってことに絞り込んだ数字ってないみたいなんだ。

性犯罪ってことならあるみたいなんだけれど、それもアメリカを含めた数字ってのがちゃちゃっと調べる範囲ではなかったんだよね。

なので、水原希子さんの主張があっているとも間違っているとも言う事が出来ないんだよな。

いや、性犯罪全体ってことで言えば日本は少ないでしょってデータはあるのかもしれないけれど、痴漢という犯罪についての情報を見つけられなかったって話ね。

今回は痴漢って犯罪について考えてみる回だ。

この実に違和感のある犯罪について考えてみようぜ。

痴漢のメリット

まずだよ。

俺個人としては痴漢をするメリットってのが全然理解できないわけよ。

いわゆる性的な欲求を満たしたいのなら、いくらでも合法的な性サービスが存在しているもんな。

なんだろ?
費用という明確なコストをかけたくないって言う話なのか?

そうだとすると、みんなが裕福になれば痴漢がなくなるって話なのか?

ちと数字を眺めてみる。


痴漢の認知件数

元データはこちら。

細くて見にくいとは思うんだけれど、直近のところだけ見ると2003年をピークに減少傾向なんだな。
それよりもなによりもピークは1964年。

戦後の1945年からのめちゃくちゃ経済が活発化している状況に向けて痴漢の認知件数ってのは上昇しているってことなんだな。

おおう、そうなると痴漢の動機が経済的困窮にあるって仮説は否定されるわけだな。

痴漢する動機

え?そうなると痴漢する動機ってなんなんだ?

俺個人は痴漢に間違われたくないから、できるだけ電車とかの公共交通機関では女性から離れようとするし、離れにくいときには両手をつり革に晒しつつ、両手を首より上にすることを保つ。

座っているときにも両手を見えるように前に差し出して座る。

なんなら、出来るだけ公共交通機関は利用しないようにしたりする。

最近なら、見るハラとかって言葉もあって、目があっただけで犯罪者にされる世の中だ。

もう常日頃からピーカブースタイルで世界から自分を守っていかないと行けない世界観だな。

そんな世界観でだよ。
あえてわかりやすく痴漢なんて行為をするリスクをなんで負うのよ?

ちっと考えてみたけれど想像出来ないんだよな。
その理由ってやつが。

水原希子さんの発信

と言いながら水原希子さんの発信はネット上では結構総スカンを食っているように見える。

まあ、性犯罪全体の件数で行ったら他の国の方が日本よりも多いケースがあるから、日本独特って表現は何を持って言ってるのかって話になるのはわからなくもない。

たださ。
その「何を持って」ってことなんだと思うんだよ。

ホントに想像にすぎないんだけれど、水原希子さんご自身が痴漢の被害に会っているからこその発言だと思わんか?

つまり日本から痴漢という犯罪を無くしたいって発想からの発言ってことだね。

ただなぁ。
この発言によって痴漢って無くなるんだろうか?

「日本って痴漢が多いよね~」

「うお、なんか恥ずかしいから痴漢やめよ」

ってなるかね。

さっきも書いた通り、俺個人としては痴漢をするって動機が理解できていない。
銭を使えばいくらでも性サービスを享受できる状況の中で、銭を惜しんでいるわけじゃないのは統計的にみてもわかる話だ。

そうなると、衝動的な何かって話になるけれど、そうだとすれば生物的な感情の為せる技ってことか?
なら、それが国によって状況が違うのはなんでだ?

いや、ってか違うのか?
その数字どこにあんのよ?
俺には見つけられんのよ。

まずは水原希子さんが痴漢を否定するってのはシンプルに理解できる。
女性は女性であるってだけで痴漢の被害者になる立場だもんな。

………地味にこれもなんでなんだろうな?
性欲なんて男女に隔たりが無いはずと思うのに、痴漢は話題になっても痴女はあんまり話題にならんもんな。

まあ、このあたりは別の機会に考えるとしてだ。
女性は性犯罪の被害にあい続けているという数字があるわけだ。

その事実を「日本」という巨大な主語で水原希子さんは表現してしまった。
そいつがネット上の反感をかっているって状態なんだよな。

なあ、あんたはどう思う?

痴漢犯罪というものを減らしていくためにはどんな発信が求められているんだろうな?

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