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自分に嘘をつきながら、生きるのはイヤ

前田裕二さんの『メモの魔力 -The Magic of Memos-』という本を年末に読んだ。

本の概要は、前田さん自身の経験として、メモを通じて、何のために生きるのかという人生の軸が決まり、そこに集中して働き、生きてこられたので、そのノウハウを読者に共有することで、同じように世間に大量のメモ魔を生み出し、人生の軸が定まり、やるべきことに集中して生きられる人が一人でも増えると嬉しいというものだ。

その本の巻末に用意されている人生の軸を定めるための1,000個の質問に取り組み始めた昨夜。

幼少の頃から現在に至るまで、色んな角度から飛んでくる質問に答える過程で、これまでの人生を振り返り、残された人生をどのようなことに集中して生きるのかが少しずつ鮮明になっていくことを願いながら、続けていきたい。

就職活動中に取り組んだ自己分析を思い出した。

僕にはずいぶん前から、代々先祖が続けてきた事業を維持しながら、僕の子供や孫の代が食べていける新たな事業を興して死にたいという目標がある。

ただ、この目標も他人にとって聞こえがよい、体裁を整えただけのものなのかもしれないと思っていて、僕は自分に嘘をついて生きているのではないかとどこかでモヤモヤしている。

本当はもっと違う軸で生きてみたいと思っているのではないか、そんな不安が拭えない。

だから、今回1,000個の質問に答える過程で、そこをはっきりさせたいと思う。

人生の軸がしっかり決まれば、何か選択を迫られたときに、迷ったり、悩んだりする時間を減らすことができ、その分やるべきことに時間を投下できるので、人生の充実度は高まるはずだから。

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