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【2024年9月】 今月のドバイ不動産ニュース8選

9月のドバイ不動産ニュース、8選をまとめました。
世界の富裕層はまだUAEに流入しています。ラグジュアリー物件やオフィスの開発が進んでいます。ニュースを振り返りましょう。


① 2024年上半期、ドバイのオフィス賃料が22.4%上昇

ナイトフランクのレポートによると、2024年上半期にドバイの主要オフィスマーケットの賃料が前年比で22.4%上昇しました。特に、グレードAオフィスの需要が高く、稼働率は90%以上に達しています。供給不足が続いており、今後の開発予定のオフィススペースもほとんどがすでに契約済みです。

賃料が最も高いエリアはドバイ国際金融センター(DIFC)で、月額賃料は平均AED 355(約9,700円/平方フィート)に達し、過去12ヶ月で貿易センターディストリクトは81%、ザ・グリーンズは77%上昇しました。取引額も前年同期比24%増のAED 2.7億となり、オフィス市場は依然として好調です。


② 2024年最初の7ヶ月でドバイは1,062万人の国際観光客を迎える

2024年最初の7ヶ月間でドバイを訪れた国際観光客は1,062万人に達し、前年同期の983万人から8%増加しました。観光客の出身地域別では、西ヨーロッパが最多で208.6万人(20%)、次いで南アジアが184.8万人(17%)、GCC諸国が153.7万人(14%)となっています。ドバイは引き続き世界的に人気の観光地として、多様な地域から観光客を引き寄せています。


③ モハメッド・ビン・ラーシド、ドバイ南部の文化地区プロジェクトを視察

アジジ・ヴェネツィア・コミュニティ内に位置するドバイ南部の文化地区プロジェクトを、UAEのモハメッド・ビン・ラーシド副大統領が視察しました。このプロジェクトはアジジ・ディベロップメンツが推進し、ドバイを国際的な文化拠点として強化することを目指しています。計画には、2,500席のオペラハウスや400席の劇場、2,000人収容可能な展示ホールが含まれており、アーティストやクリエイティブ産業の起業家を支援する施設が整備されます。この取り組みは、ドバイの文化経済戦略に沿っており、未来のアーティスト育成も目的としています。


④ 2040年までにドバイ、アブダビ、シャルジャのセンチミリオネアが150%以上増加

Henley & PartnersとNew World Wealthの調査によると、2024年から2040年にかけて、UAEのドバイ、アブダビ、シャルジャで資産1億ドル以上を持つセンチミリオネアの数が150%以上増加する見込みです。

現在、ドバイには212人、アブダビには68人、シャルジャには11人のセンチミリオネアが在住しています。ドバイは中東で最も多くのプライベート資産が集まる都市で、600以上の家族経営の企業がDIFCに登録されており、その資産価値は総額1.2兆ドルを超えています。


⑤ ドバイ初のエアタクシー駅をまもなく発表 - 2026年に運行開始予定

ドバイの道路交通局(RTA)は、初のエアタクシー駅を2026年第1四半期に開業予定で、ドバイ国際空港やダウンタウンなど4カ所に設置されると発表しました。エアタクシーは電動で、乗客4人とパイロットが乗り、時速320km、最大160kmの航行が可能です。騒音は45dBで、ヘリコプターより静かです。ドバイ国際空港からパームジュメイラへの移動時間は45分から約10~12分に短縮され、環境にも配慮された交通手段として期待されています。


⑥ ジュメイラ ベイ島で1億2500万AEDの過去最高額のヴィラ契約が成立

ドバイのジュメイラベイ島で、シーミラー地区のオフプランヴィラが1億2500万ディルハムで販売され、記録を更新しました。この15,000平方フィート、5ベッドルームのヴィラは、2026年初頭に完成予定で、購入者はUAEで初めて投資を行った欧州の投資家です。シーミラーには、ミラノのデザイナー、パトリシア・ウルキオラが内装を手掛ける18棟の超高級住宅が含まれています。


⑦ 2024年末までにドバイで約4万戸の新規物件が発売予定

2024年最後の4ヶ月で、ドバイでは約4万戸の新規物件が発売予定です。既に今年最初の8ヶ月で86,000戸が販売され、総額は2,137億ディルハムに達しました。
さらに、ジュメイラガーデンシティやモーターシティなどの地域で多くの新規プロジェクトが進行中です。物件価格は前年比で17.7%上昇し、42ヶ月連続で価格が上昇しています。8月には16,145件の売買が成立し、ドバイの不動産市場は引き続き強い勢いを維持しています。


⑧ ブルガリ・ライトハウス建設契約、850百万ディルハムでMERAASに発注

MERAASがジュメイラベイ島で建設予定の「ブルガリ・ライトハウス」の建設契約を、ドゥトコ・コンストラクションに8億5000万ディルハムで発注しました。
この27階建ての高級住宅タワーは2027年第2四半期に完成予定で、4~5ベッドルームのペントハウスや、8ベッドルームの「スカイヴィラ」が含まれます。プロジェクトはブルガリとメラスの3度目の協業で、ドバイを一流のラグジュアリー居住地としてさらに高めるものとされています。

※ このニュースは、「Property News」 のニュースを抜粋し、翻訳してお届けしています。


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