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【2024年8月】 今月のドバイ不動産ニュース8選

8月のドバイ不動産ニュース、8選をまとめました。
ドバイ不動産市場はまだ最高値を更新しており、賃料も上昇を続けています。今後のドバイの発展はどのようになっていくのか、ニュースを振り返りましょう。


① ドバイ不動産市場の好調により、エマールの純利益が33%増加し78億ディルハムに

2024年上半期、エマール・グループの純利益は前年同期比で33%増加し、78億ディルハムに達しました。売上高も17%増加し、144億ディルハムを記録。この成長は、ドバイ市場での継続的な需要に支えられています。

エマールは、コミュニティをテーマにしたプロジェクトに注力し、国内外から新たな顧客を獲得してきました。創業者のモハメド・アラバー氏は、「戦略的投資が大きなリターンを生んだ」と述べています。

2024年6月末時点での不動産販売による全社的な未計上収益は901億ディルハムに達し、前期(2024年3月)から15%、前年からは43%増加。この未計上収益は、今後4~5年間にわたって収益として認識される予定です。


② 2024年第2四半期、ドバイの不動産取引額は35.7%増の335億ドルに

2024年第2四半期に、ドバイの不動産取引額は前年比35.7%増のAED 1,230億(335億ドル)に達しました。取引件数は48,220件で、前年同期比60.06%増加。2024年5月には、不動産取引額がAED 473億に達し、前年同期比39.12%の増加を記録。主要インフラプロジェクトや規制の更新、ゴールデンビザプログラムの改訂が市場成長を後押し。2024年には新たに6,700人の富裕層が移住する見込みです。

https://www.propertynews.ae/uae/in-q2-dubais-property-transactions-grew-35-7-to-33-5billion/


③ ドバイ国際空港(DXB)の利用者数が4,490万人に達し、経済成長を促進

2024年上半期、DXBは4,490万人の利用者を迎え、前年比8%増加しました。外国人訪問者は931万人に達し、ドバイの経済成長とビジネスハブとしての地位を強化しています。主要市場はインド(610万人)、サウジアラビア(370万人)、英国(290万人)で、中国からの利用者も80%増加しました。DXBは2024年に9,180万人の利用者を見込んでおり、今後もさらなる成長が期待されています。


④ パーム・ジェベル・アリ、2025年に8つのフロンドが完成予定、海洋工事に8億1,000万ディルハムの契約

ナキールは、パーム・ジェベル・アリの8つのフロンドが2025年第1四半期までに完成予定であることを発表しました。また、8億1,000万ディルハムの契約を結び、浚渫や土地造成、ビーチ整備などの海洋工事を開始します。工事は2年以内に完了予定です。

パーム・ジェベル・アリは、全長13.4km、フロンド16本、91kmの海岸線を持つ人工島で、最終的には約35,000家族を収容する計画です。2026年末には最初のフロンド・ヴィラが引き渡される見込みです。


⑤ ドバイの開発業者が0.5%の月払いプランを提供し、住宅購入をより容易に

ドバイの開発業者は、オフプラン物件販売の勢いを維持するため、0.5%の月払いプランを導入し、住宅購入を容易にしています。従来の1%プランよりも低いこのプランは、住宅ローンが難しい購入者にとって魅力的です。

一部の開発業者は最大20%の割引を提供し、購入者の高い初期費用への懸念に応えています。オフプラン物件は月間住宅販売の70~80%を占めており、2024年上半期には新規プロジェクトが記録的に増加しました。

特に、頭金を支払った後に月々5,000ディルハムの支払いが可能なプランは、初めての購入者やローンを回避したい投資家に人気です。この動向は他の首長国、特にラアス・アル・ハイマにも広がっています。


⑥ ドバイとアブダビ、グローバル企業幹部に最適な目的地としてランクイン

サヴィルズの調査によると、ドバイとアブダビがデジタルノマドやハイブリッドワーカーにとって最も魅力的な都市に選ばれました。これらの都市は優れた航空アクセス、先進的なインフラ、高い生活水準を提供しており、特に金融やコンサルティング業界の幹部に人気です。

パンデミック以降、暖かい沿岸都市がリモートワーカーに人気であり、リスボン、マラガ、パレルモも上位にランクインしています。リスボンは家賃の31%の急騰により、ランキングが5位に下がりました。

ヨーロッパではオフィス出勤が増加していますが、航空アクセスの重要性も高まっており、経営者は引き続き世界中どこからでも仕事ができると報告されています。


⑦ ドバイの家賃、賃料指数の更新により最大15%上昇

2024年3月に不動産規制機関(RERA)が賃料指数を更新した後、ドバイの家賃は最大で15%上昇しました。第2四半期には前年比で家賃が19%増加し、パンデミック前の2020年第1四半期から64%の増加となっています。

ヴィラの賃貸では、手頃な物件で21%、一般的な物件で12%、高級地区では1%の上昇が見られました。アパートの賃貸料も27%、19%、14%の上昇を記録しています。特にジュメイラ・ビレッジ・サークルのヴィラは前年比40%の上昇、ディスカバリー・ガーデンズは32%の家賃上昇を示しました。

一方で、賃貸市場は成長が緩やかになりつつあり、2024年上半期には21%の物件が価格を下げてリストされるなどの安定化の兆しも見られます。


⑧ 「ダウンタウンヴィラズ・オブ・ドバイ」が19億ドルのプロジェクトで世界中の投資家を魅了

ドバイのアル・ワスル地区で進行中の高級ヴィラと邸宅の開発プロジェクト「ダウンタウンヴィラズ・オブ・ドバイ」は、70億ディルハム(19億ドル)規模の投資を集めています。このエリアは、ドバイ中心部やジュメイラビーチに近接した数少ないフリーホールド(外国人も購入可能)の高級ヴィラを提供しており、特に裕福なドバイ在住の外国人から高い関心を集めています。

中心的なプロジェクト「Nordic by fäm」は、CBD近くの17棟のヴィラと邸宅で構成されており、平均価格は7,600万ディルハム。最新のヴィラは6,150万ディルハムで販売されています。ヴィラにはプライベートシネマ、スパ、ジムなどが完備され、フレームレスの電動ドアや広大なガラスパネルが特徴です。

※ このニュースは、「Property News」 のニュースを抜粋し、翻訳してお届けしています。



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