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パラレルワーカーという、パラレルワールド!?

昨年3月のNOMAyadoプレオープンから数えて、早いものでもうすぐ1年になる。

宿主としての業務にもようやく慣れてきたこともあり、昨年秋には「泊まるだけじゃないNOMAyado」と銘打って、宿泊される他府県の方だけで無く、地元の方々にも訪れて頂けるイベントを開催することもできた。

Hiroshi Matsumoto 池上夏生 「海から海へ」展覧会の様子

一方でこの1年、従来の映像ディレクターとしての仕事も粛々と続けてきた。宿を始めると言うのも初めての経験だが、同時に全く違う2つの仕事を遂行するというのも初めての経験。

こうした2足のわらじ的な仕事のやり方を最近はパラレルワーカーというらしい。

リモートである程度のことはできるけれど、宿のある鳴門から、大阪へ帰らないとできない仕事も有り、スケジュールをうまく調整することも重要な仕事だと知った。あらかじめ決めておいたレールを走るというのが苦手な性格。都合良く予定を立てる自分と、その通り動かない自分、どちらも自分なだけに誰に文句を言うこともできないんだな・・・。(笑)

気持ち的には宿の運営がメインで、映像制作の方は心が動くものだけというのが理想なのだが、宿が暇な時期にはそうも言っていられない。この1年を振り返ってみると売上げ的には、まだまだ映像仕事に負うところが大きく、当分はこのパラレルワールドを彷徨わなければいけないようだ。

世の中的には、リスクヘッジもできる理想的な働き方と持てはやされているようだが、何といっても必要なのは自己管理能力。この「管理」という文字を見ただけで虫ずが走る私にとって、これはまだまだ慣れるのに時間が掛かりそう・・・。

流木家としての活動

他にも、流木家、コラムニスト、ラジオパーソナリティとしての活動や、サーフィン、弓道、徳島ボルティスの観戦など欠かせない楽しみもある。足は2本しかないのに、履くわらじはたくさん有りすぎて、置いておくところも見つからない(汗)

でも、こんなことを言っていられるのは、実は凄く幸せなことなんだとも思う。
忙しいという字は心を亡ぼすと書くけれど、どれも楽しくやれれば逆に心を豊かにしてくれるはず。まあ正直、文字にすると忙しそうに見えるけど、実際は怠けなければどうということはないレベル。

常にポジティブに前向きにというのは難しいですが、この幸せを噛みしめながら日々を送っていきたいものです。


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