【留学するまで #6】キツイことは重なる
留学に行ける条件
IELTSアカデミックモジュール overall 6.5以上、全技能で6.0以上
与えられた期間、約10ヶ月。取れなければ留学はナシ。
フルタイムで働く社会人はとにかく時間がないです。加えて2ヶ月に1回以上の頻度での海外出張、飲み会もあります。
朝8:20に家を出て、どんなに早くて帰宅は19時過ぎ。食事と風呂を済ませてデスクに向かってもとれる勉強時間はせいぜい2時間半でした。これでも世の会社員よりは時間が取れている方だと思います。
IELTSを受験したことのある人なら知ってると思いますが、科目はlistening, reading, writing, speakingの4技能すべてが設定されています。
2時間半の勉強時間ではreadingを一通り解けても丸付け見直しまでは終わらないくらいの体感です。
現実はそんな早く帰れる日は少なくて、勉強時間はより短くなります。
初めに考えたこと
「とにかく隙間時間を活用しまくろう」
社会人は隙間時間で生きていくしかない人種です。なので朝起きて単語、電車で単語とリスニング聞き流し、昼休みも単語。と隙間時間の活用を徹底しました。
オフィスからの最高の景色を見ながら、単語帳を読む日々。孤独だった、、。
夜はDMM英会話でスピーキングの模擬テストをひたすら繰り返しました。
土日は朝9時から夜23時までずっと勉強。これは当然の行動。
でも、、
足りない、、時間が足りない。。
本当の試練
実はこれほどまでに焦ったのには訳がありました。
実はこの勝負の10ヶ月間、別件で特に忙しくなる要素がD2にはありました。
・統計解析の1年間コース受講
・社内昇級試験
前者は統計解析の国内講座では最難関のシロモノで、通称BioS(バイオス)。過酷な課題と大学レベルの数学力が求められるやつです。数三Cの教科書を引っ張り出して復習しました。
これだけちゃんとしたコースなので、卒業試験で合格すれば統計解析の専門家として最低ラインをクリアしたとみなされます。
後者は論文作成と面接が課され、負荷としてはまだマシでしたご、ちょうど統計コースの卒業試験時期と重なるので、この期間はIELTSまでは手が回らない状態です。
整理すると、
・フルタイムの社畜労働
・頻回の海外出張
・統計コース
・昇級試験
これらを全てこなしながらIELTS6.5点をクリアする必要がありました。
はい、無理ゲーですね。
つづく。