Bリーグ 36チーム 移籍動向まとめ(2020/06/01~2020/07/04)
こんにちは、hiroです。新シーズン明けましておめでとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。
今回は6月中と7月4日までの移籍動向をまとめました!6月は興味深い移籍も多く、ベンチ登録枠の12人が埋まったチームも多くなってきました。
また、今回からはB2の動向も少し触れていきます。今年はB1からB2に移籍する選手も例年以上に多く、楽しみな補強をしたチームが多いです。普段B1しか見ない方も注目して欲しいです。
ということで、こちらのnoteを見ればBリーグの移籍動向はバッチリです!
▼5月までの移籍動向まとめはこちら
▼B1に移籍してきた新外国籍選手はこちらに情報をまとめています
B1リーグ 20チーム動向
2020/07/04現在でほとんどのチームが10人以上が決まり、 B1の動きは徐々に少なくなってきました。自由交渉リストに載っていた選手も段々と少なくなり、有力選手はほぼほぼいなくなったと思います。各チームの新シーズンの思惑も見えてきたと思うので、妄想しながらご覧ください。
レバンガ北海道
【 ロスター:11人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:1人
前回からの更新情報
【 in 】 3選手
葛原 大智:富山グラウジーズから完全移籍
ジャワッド・ウィリアムズ 🇺🇸:宇都宮ブレックスから完全移籍
ニック・メイヨ 🇺🇸:千葉ジェッツから完全移籍
北海道は葛原の獲得で、日本人選手と帰化選手9人決定。今年も日本人選手のスコアラーを補強できなかったという印象が強いです。中野がもう一皮剥けないと厳しいかもしれません。
外国籍選手は国内から2人を補強。ブレックスからバスケIQが高くスリーも打てるベテラン助っ人ジャワッド・ウィリアムズを獲得。千葉からはルーキーシーズンを終えた将来性のあるメイヨを獲得。折茂社長が外国籍選手の補強について「外国人選手も既に何人かリストアップしており、7月中には発表できるようにしたい」話していましたが、最後の1人はどんな選手を獲得するでしょうか?カミングスのようなスコアラータイプじゃないと厳しい気がしますが、ゴリゴリのセンターということも考えられる。果たして?
秋田ノーザンハピネッツ
【 ロスター:11人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 3選手
前田 顕蔵 HC
伊藤 駿
ハビエル・カーター 🇵🇦
カディーム・コールビー 🇧🇸:2年契約1年目
【 out 】 2選手
今川 友哲:滋賀レイクスターズに完全移籍
ジャスティン・キーナン 🇺🇸:群馬クレインサンダーズに完全移籍
今年の秋田は19-20シーズンの継続路線で、まだ補強が無い状況です。日本人選手が9人なので、日本人選手の加入は無さそうかもしれません。
退団したキーナンとニカの穴をどうするのか注目です。特に群馬に移籍したキーナンはここ数シーズン秋田の得点面を支えてきた選手なので、どんな外国籍選手を獲るのか楽しみにしてます。
宇都宮ブレックス
【 ロスター:12人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:1人
インジュアリーリスト登録:1人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 5選手
安齋 竜三 HC
ジェフ・ギブス 🇺🇸
竹内 公輔
ライアン・ロシター 🇯🇵
比江島 慎
田臥 勇太(インジュアリーリスト登録中)
【 in 】 2選手
ジョシュ・スコット 🇺🇸:元琉球ゴールデンキングスから加入
LJ・ピーク 🇺🇸:クルジュ=ナポカ 🇷🇴 から完全移籍
【 out 】 2選手
ジャワッド・ウィリアムズ 🇺🇸:レバンガ北海道に完全移籍
山崎 稜:群馬クレインサンダーズに完全移籍
ブレックスは他の強豪から少し遅れながらも主力選手の残留に成功。ロシターが帰化したことで去就が気になっていた竹内公輔も残留。
ただ、20代の山崎と橋本が移籍してしまったので、若い選手が欲しかった状況でした。その中で2人のタイプの違う若い外国籍選手を獲得。見た目によらず26歳と若い元琉球のスコットは、怪我の回復具合が気になりますが本来の力を見せてくれればダブルダブルレベルのスタッツを残してくれるはず。また、24歳の3番タイプの外国籍選手であるピークを獲得。ブレックスは17-18シーズンに在籍したセドリック・ボーズマン以来の3番タイプの外国籍選手です。コロナの影響が心配されていましたが、昨シーズンよりも強そうな編成になりましたね。
千葉ジェッツ
【 ロスター:14人 】
日本人選手:10人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:1人
特別指定選手:1人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 2選手
ジョシュ・ダンカン 🇺🇸
ギャビン・エドワーズ 🇯🇵
【 in 】 2選手
シャノン・ショーター 🇺🇸:ハポエル 🇮🇱から完全移籍
セバスチャン・サイズ 🇪🇸:サンロッカーズ渋谷から完全移籍
【 out 】 2選手
晴山 ケビン:滋賀レイクスターズにレンタル移籍
マイケル・パーカー 🇯🇵:群馬クレインサンダーズにレンタル移籍
注目されていた帰化選手の動向はギャビンが残る形になった千葉。ギャビンが帰化選手である優位性を活かして、アウトサイドプレイヤーであるショーターを獲得。過去に広島でプレーした経験があり大野HC(当時はAC)と仕事をした間柄。更には渋谷からサイズの引き抜きに成功。千葉のスタイルに合うトランジションで走れるビッグマンの加入はとても大きいですね。XFLAGマネー強し。
そして注目のマイケル・パーカーは、B2群馬クレインサンダーズにレンタル移籍が決定。群馬の今年のオフの補強もエグいですが、千葉もパーカーをB1の強豪には渡さないという意地を感じざるをえません。パーカーは厄介だけどB1で見たかったなぁ。
アルバルク東京
【 ロスター:12人 】
日本人選手:10人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
特別指定選手:1人 インジュアリーリスト登録:1人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 1選手
ケビン・ジョーンズ 🇺🇸
【 out 】 3選手
笹倉 怜寿:仙台89ERSにレンタル移籍
ミラン・マチュワン 🇷🇸:現役引退
正中 岳城:現役引退
元セルビア代表のマチュワンと、元日本代表で長きに渡りアルバルクのキャプテンを務めてきた正中が現役引退を発表しました。現役生活お疲れさまでした。
またルーキー笹倉が仙台にレンタル移籍。仙台の志村新社長が「高身長のポイントガードが重要な補強ポイントだと考えている」と語っていたのでお互いがwin-winになるようなレンタル移籍なのかなと思います。
ジョーンズも残留が決まり、継続路線が続くアルバルク。小島がインジュアリーリストから出ても小酒部が特別指定選手なので、一応2人補強ができます。馬場電撃復帰とかは無いですよね?←
サンロッカーズ渋谷
【 ロスター:12人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 in 】 1選手
ジェームズ・マイケル・マカドゥ:パルチザン🇷🇸 から完全移籍
継続路線だったものの杉浦とサイズの抜けた渋谷は、外国籍選手にNBAのウォリアーズで2度の優勝経験のあるマカドゥを獲得。渋谷の外国籍選手の補強は面白そうな選手が多いので毎回楽しみなのですが、対戦が楽しみになるような選手を獲得してくれました。ただ、ジャクソンもマカドゥもフリースローが上手ではないのでビッグマンへファウルゲーム仕掛けやすいかもしれませんね。
ムーさんを中心としたスタッフ陣の契約継続も発表され、昨シーズンのスタイルのまま新シーズンに突入する感じですね。
川崎ブレイブサンダース
【 ロスター:11人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:1人
インジュアリーリスト登録:1人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 1選手
マティアス・カルファニ 🇺🇾(インジュアリーリスト登録中
こちらも継続路線で優勝を目論む川崎。前十字靭帯を損傷していたカルファニが契約継続を発表。すごく良い選手なのでBリーグで見れて嬉しい反面、敵にするとめちゃくちゃ厄介な選手が残ったなぁという印象です。
川崎は合計11人と契約し、現状日本人選手と外国籍選手を1人ずつ獲ることができます。どんな選手を獲るのか想像できないのですが、新シーズンも優勝候補だということはわかりますね。
横浜ビー・コルセアーズ
【 ロスター:10人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:1人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 1選手
アキ・チェンバース
【 in 】 1選手
森井 健太
19-20シーズンエースとしてチームを引っ張っていたアキの残留はとても大きな収穫。更に田渡凌が抜けたポジションには新潟から森井を引っ張ってくることが出来たことも大きかったのでは無いでしょうか。
横浜も残るは外国籍選手2人ですかね?1シーズン通して戦える選手を獲りたいところでしょう。洗濯板さん復帰とかはさすがに無いかな?個人的にはサザランドみたいな選手が見たいです。
新潟アルビレックスBB
【 ロスター:12人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 1選手
五十嵐 圭
【 in 】 7選手
林 翔太郎:川崎ブレイブサンダースから完全移籍
柏倉 哲平:アースフレンズ東京Zから完全移籍
納見 悠仁:島根スサノオマジックから完全移籍
チャールズ・ミッチェル 🇺🇸:台湾銀行🇹🇼から完全移籍
ロスコ・アレン 🇭🇺:群馬クレインサンダーズから完全移籍
リチャード・ヘンドリックス 🇲🇰:大阪エヴェッサから完全移籍
大矢 孝太朗:JR東日本秋田ペッカーズから加入
※契約満了が発表されていた鵜澤が現役引退を発表
ヘッドコーチを含め一新することになった新潟。残った選手たちを見て不安になった部分がありましたが、若い日本人選手を4人獲得。一皮剥けたら面白そうな選手たちですし、降格の無い新シーズンのレギュレーションだからこそできる補強プランかなと思います。実にロスターの半分の6人が25歳以下の選手たちという編成です。
また、タイプの違う外国籍選手3人の加入を発表しました。楽しみな選手たちを補強したと思いますし、島根時代には福田HCと一緒に仕事をしていて、満を持してB1に個人昇格を果たしたロスコ・アレンには特に注目しています。
大矢獲得のリリース文に「開幕までのラストピースが揃いました」と書かれていたので、恐らく編成終了だと思われます。なんだかんだ個人的には面白そうなロスターになったと思いました。
最後に、契約満了が発表されていた鵜澤の引退が発表されました。お疲れ様でした。
富山グラウジーズ
【 ロスター:8人 】
日本人選手:7人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 1選手
水戸 健史
【 in 】 3選手
岡田 侑大:シーホース三河から完全移籍
橋本 晃佑:宇都宮ブレックスから完全移籍
ジュリアン・マブンガ 🇿🇼:京都ハンナリーズから完全移籍
争奪戦が予想された若手のホープ岡田の移籍先は富山でした。宇都、岡田、サトルマエタの強力バックコート陣は噛み合えばリーグ屈指の破壊力でしょう。ブレックスを契約解除して移籍を望んだ橋本も獲得し、京都からはマブンガも獲得。いろいろ懸念点も思い浮かびますが面白い補強が続いてます(主な懸念点はディフェンスとボールは一つしかないこと)。
去就が発表されていない阿部を含む選手の編成だけでなく、コーチ陣も決まっていない富山が今後どのような動きをしていくのかは、すごく興味深いですね。
信州ブレイブウォリアーズ
【 ロスター:13人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:1人
インジュアリーリスト登録:1人
前回からの更新情報
【 in 】 4選手
山本 エドワード(インジュアリーリスト登録中):ファイティングイーグル名古屋から完全移籍
増子 匠:アースフレンズ東京Zから完全移籍
ヤン・ジェミン 🇰🇷(アジア特別枠):ネオショ・カウンティ・コミュニティ・カレッジ 🇺🇸から加入(2年契約)
ジョシュ・ホーキンソン 🇺🇸:ファイティングイーグル名古屋から完全移籍
B2オールスターのような布陣で臨むことになる信州。FE名古屋からは山本エドワードとジョシュ・ホーキンソン、アスフレからはB2屈指の点取り屋である増子匠を獲得。特に増子とホーキンソンはB1でやれるんじゃないかと思ってた選手なので、とても楽しみです。
更に驚いたのは、アジア枠で韓国のアンダーカテゴリーの代表キャプテンも務めたヤン・ジェミンの獲得。韓国の報道では2年契約と書かれています。2mある3番の選手なので、小野とジェミンが相手だと3番で高さのミスマッチができやすいので苦労するチームは多いかもしれません。
三遠ネオフェニックス
【 ロスター:11人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:1人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 2選手
太田 敦也
西川 貴之
【 in 】 3選手
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ 🇷🇸 HC:リエパーヤ🇱🇻から就任
(河内修斗HCがトップアシスタントコーチとして残留)
山本 柊輔:元アルバルク東京から加入(スキルデベロップメントコーチを兼任)
ステヴァン・イェロヴァツ 🇷🇸:ガズィアンテプ🇹🇷から完全移籍
サーディ・ラベナ 🇵🇭(アジア特別枠):アテネオ・デ・マニラ大学🇵🇭から加入
最低限残すべきとこは残せた三遠は新体制から本格的に東欧路線に。外国籍選手1人目は、ワールドカップ予選でセルビア代表としてプレーしたストレッチ4タイプのレフティーのイェロヴァツを獲得。新ヘッドコーチはセルビア人の熱血タイプの指揮官のヴィチェンティッチHCが率います。ただ、19-20シーズンに率いていたラトビアエストニアリーグで率いていたチームでは4勝21敗で12連敗を記録していました。負け癖の付いたこのチームをどのように立て直すのか?というのは少し気になりますね。
そして、三遠はなんと言いてもBリーグ初のアジア枠選手としてフィリピン代表のサーディ・ラベナを獲得。以前から日本かオーストラリアでプレーしたいと語っていましたが、Bリーグの数あるオファーの中から三遠を選んだとのことです。三遠のホームタウン周辺にはフィリピン人も多く住んでいて、マーケティングの面でも期待が持たれている良い補強ですね。フィリピン人はバスケ熱が凄いですし、会場にもフィリピン人が駆けつけそうな予感がします。Jリーグではタイ代表チャナティップやティーラトンなどを獲得してタイでのJリーグ人気が加熱したので、同じような現象がフィリピンでも起これば良いなぁと思います。
プレー面でもラベナと西川で平均二桁得点取る活躍ができれば、西地区で面白い存在になるんじゃないかなと新シーズンは期待が持てそうです。
シーホース三河
【 ロスター:10人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】
鈴木 貴美一 HC
【 out 】 2選手
セドリック・シモンズ 🇺🇸:契約満了
桜木 ジェイアール 🇯🇵:現役引退
鈴木貴美一体制26シーズン目は予想できていたのですが、まさか桜木ジェイアールが引退してしまうとは…敵としてはすごく嫌らしく良い選手だったので寂しいものがあります。確かにジェイアール引退なら、シェーファーの獲得は理に適っている良い補強ですし、『32』を受け継ぐということなので期待も責任も大きいですね。
1ヶ月加入の動きのなかった三河は、残るは外国籍選手でしょうか?三河はここ数シーズンは海外から獲ってきた外国籍選手に当たりが無いので気になるところです。バッツも良いのではと思ったのですが、越谷に決まってしまいました(笑)果たしてどうなるでしょうか?
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
【 ロスター:13人 】
日本人選手:10人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】
梶山 信吾 HC
【 in 】 2選手
レオ・ライオンズ 🇺🇸:富山グラウジーズから完全移籍
ジェフ・エアーズ 🇺🇸:アルバルク東京から完全移籍
梶山HCが継続を発表したことと同時に、富山でHCをしていたベック氏がアドバイザーに就任。それもあってか富山から外国籍選手のライオンズを引っ張ってきました。
そして、『レイクドルフィンズ』爆誕です(笑)先月狩野と齋藤加入を発表しましたが、今月は更にエアーズまで獲得。ゴリゴリのビッグマンを守れて、スリーも打てるエアーズの獲得は良い目の付け所ではありますが、滋賀ブースターは複雑なんだろうなぁと思ってしまうのが本音です。
これで西地区ではいち早くロスター13人が揃いました。名古屋はスリーが増えそうな編成かなと思いますし、西地区優勝しか狙えないメンバーが揃ったと思います。
滋賀レイクスターズ
【 ロスター:8人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:0人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 in 】 4選手
村上 駿斗:ライジングゼファー福岡から完全移籍(2年契約)
今川 友哲:秋田ノーザンハピネッツから完全移籍
晴山 ケビン:千葉ジェッツからレンタル移籍
頓宮 裕人:島根スサノオマジックから完全移籍
【 out 】 2選手
ヘンリー・ウォーカー 🇺🇸:契約満了
クレイグ・ブラッキンズ 🇺🇸:契約満了
先ほど紹介した名古屋に3選手が移籍してしまったレイクスは、去年に引き続きレンタル移籍で優秀な選手を獲得しました。以前はダービーの宿敵だった晴山ケビン。千葉では不発に終わりましたが、滋賀ではスタメンを張れるだけの実力はあります。
ですが、それ以外の補強は未知数過ぎる。他のチームよりも苦戦しているレイクスはダークホースになれるのか!?
京都ハンナリーズ
【 ロスター:10人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 7選手
内海 慎吾
寺嶋 良
大庭 岳輝
久保田 義章
永吉 佑也
デイヴィッド・サイモン 🇺🇸
松井 啓十郎
【 in 】 3選手
満田 丈太郎:名古屋ダイヤモンドドルフィンズから完全移籍
會田 圭佑:シーホース三河から完全移籍
細川 一輝:群馬クレインサンダーズから完全移籍
いろいろな噂が流れていた京都ですが、カムバックを果たしたKJと大黒柱サイモンの残留は確定。また、満田や會田といったB1でブレイクを狙うような若手選手を獲得したのも大きいかなと思います。満田獲得できるだけの余力があったのは正直意外でした。
兎にも角にも京都の現状として気になるところは、リリースは無いけどいろいろな噂が出ている浜口炎HCの去就。長期政権を続けていますが、マブンガが京都を去り、何かを変えるべきタイミングに差し掛かっていると感じるのも事実。どうなるか見てみましょう。
大阪エヴェッサ
【 ロスター:11人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:1人
インジュアリーリスト登録:2人
前回からの更新情報
【 in 】 3選手
駒水 大雅ジャック:メートランド 🇦🇺から完全移籍
土屋 アリスター時生:西宮ストークスから完全移籍
ギャレット・スタツ 🇺🇸:群馬クレインサンダーズから完全移籍
「お前誰やねん」枠の最終兵器と言えるような選手を獲得した大阪。以前から噂にはありましたが、個人的には「お前誰やねん」枠で一番楽しみな選手です。2mで普通にアウトサイドでプレーして、スリーもうまい駒水がBリーグに適応したらめちゃくちゃ驚異かなと。
ハレルソン以外の外国籍に群馬からB1でのプレー経験のあるスタツを獲得。オマラの代わりなのかなと思います。ヘンドリックスが新潟に移籍してしまったので、ラストでどんなタイプの外国籍選手を獲ってくるのかは注目しています。
島根スサノオマジック
【 ロスター:11人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 1選手
神里 和
【 in 】 2選手
デモン・ブルックス 🇺🇸:琉球ゴールデンキングスから完全移籍
リード・トラビス 🇺🇸:メディ・バイロイト🇩🇪から完全移籍
【 out 】 4選手
ロバート・カーター 🇺🇸:契約満了
ドゥワン・サマーズ 🇺🇸:契約満了
ブライアン・クウェリ 🇺🇸:群馬クレインサンダーズに完全移籍
納見 悠仁:新潟アルビレックスBBに完全移籍
先月は杉浦や白濱といった有望な選手を獲得していた島根でしたが、今月は大人し気味でした。一度リストに入っていた神里と再契約して日本人選手が9人になりました。もしかしたら、思うような補強が出来なかったかも?
あと、意外だったのは外国籍選手3枚変えですね。カーターもクウェリも良い活躍はしていたと思うので、残すのかなと思っていたのですが。
その代わりにブルックスとトラビスの獲得を発表。左利きでスリーも高確率で決めるブルックスと、2年越しのラブコールが叶ったペイント内を主戦場とするトラビス。もうひとりはどんなタイプを連れてくるのか?ちなみに、ブルックスもトラビスもBリーグに来る前の所属チームがドイツのメディ・バイロイトでした。
あと、いろいろあったヘッドコーチの座はどうなるのかしら?
広島ドラゴンフライズ
【 ロスター:12人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
【 契約継続 】 3選手
古野 拓巳
谷口 大智
森山 修斗
【 in 】 3選手
田渡 凌:横浜ビー・コルセアーズから完全移籍
荒尾 岳:滋賀レイクスターズから完全移籍
榎本 新作:イースタン・ニューメキシコ大学🇺🇸から加入
【 out 】 2選手
小澤 智将:愛媛オレンジバイキングスにレンタル移籍
山田 安斗夢:岩手ビッグブルズに完全移籍
19-20シーズン色んな意味でBリーグ界をざわつかせていた田渡凌が広島に加入。田渡、古野、岡本といった同年代のPGトリオの活躍は面白そうだなと思います。
田中と朝山しかいなかったウィングは、一度リスト入りした守山と契約更新。満足の行く補強が出来なかったのか?と思ったところで大物釣り。今シーズンBリーグに参戦すると語っていた、アメリカとのハーフの榎本新作の獲得に成功。確かに広島なら充分なプレータイムを得られそうな気がしますし、同じような経験をしてきている田渡がいるのも大きい気がしますね。
これにて広島は編成終了とリリースがありました。また、去年から進めていたケネディの帰化申請が受理されたとのことです。申請から完了まで約8〜10ヶ月ほどかかるようですが、シーズン途中から外国籍選手を加えることが可能になるとすれば大きいですね。
琉球ゴールデンキングス
【 ロスター:12人 】
日本人選手:11人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:0人
前回からの更新情報
無し
前回からは動きなしの琉球。気になるのは日本人選手11人と契約していることです。レンタルなのか?このまま行くのか?どうなるか見てみましょう。
B2リーグ 16チーム動向
ここからはB2の16チームについてです!6月下旬からはB2のターンに入りました。このオフでB2の試合など見たり勉強していたので、B2の動向も少しまとめてみました。今年はB1→B2の移籍が多く面白い動きのチームがいくつもあるので、B2もめちゃくちゃ面白そうだなという印象が強いです!コメントは短めですが、宜しければご覧ください。
青森ワッツ
【 ロスター:7人 】
日本人選手:7人 外国籍選手:0人 帰化orアジア枠:0人
注目はストリート界のスター選手だった『KYONOSUKE』こと寺嶋恭之介の加入。個人的にSOMECITY見に行ったりもしてたので、B2の舞台でブースターを魅了してくれるのか楽しみ。
仙台89ers
【 ロスター:11人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
新シーズンB2東地区3強のひとつ。19-20シーズンB2東地区首位だった仙台は継続路線ですが、3P成功率6位の白戸の穴が気になるところ。桶さんと一緒に仕事をしてきた選手が何人か市場に残っているが果たして…
山形ワイヴァンズ
【 ロスター:10人 】
日本人選手:10人 外国籍選手:0人 帰化orアジア枠:0人
19-20シーズンは苦しいシーズンでしたが、栗原を中心にB1所属選手とB2上位チームから補強。日本人選手は10人揃ったので、残るは外国籍選手です。
福島ファイヤーボンズ
【 ロスター:11人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
福島も19-20シーズンの継続路線に、菅野と友利が古巣に復帰。枠は残っていますが、財政的に苦しそうなのでどうなるでしょうか。
茨城ロボッツ
【 ロスター:12人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
特別指定選手:1人
新シーズンB2東地区3強のひとつ。イマイチうまく行かず沈んだ19-20シーズンから飛躍を目論むオフの動き。B2ではいち早く編成終了です!とりあえず面白そうなバスケをしてくれそうな気がします。
群馬クレインサンダーズ
【 ロスター:12人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:1人
新シーズンB2東地区3強のひとつ。B1から日本人選手を4人獲得して選手層は厚くなったが、サイズが小さいのが少し気になるところ。クウェリとキーナンの補強もエグいのにパーカーまで連れてきた。オープンハウスはB1昇格に本気である。
越谷アルファーズ
【 ロスター:10人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:0人
特別指定選手:1人
2シーズン目のB2を戦う越谷は、大阪から畠山と長谷川を獲得。去年話題を読んだ外国籍選手の補強は、バッツとブラッキンズを獲得。越谷の外国籍選手の補強最高だなぁ。ブロンコスに負けるな!←
アースフレンズ東京Z
【 ロスター:9人 】
日本人選手:7人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
柏倉と増子が個人昇格を果たしたアスフレは、若い選手が多い編成になっています。HCがよくSNSで発信しているが、今シーズンは結果が伴うのか注目。
ファイティングイーグルス名古屋
【 ロスター:13人 】
日本人選手:9人 外国籍選手:3人 帰化orアジア枠:1人
「FE全然リリース無いぞ…」と思っていた中で『13人決まりましたー!』とリリースを出したFE。まさか13人6月中に決まるとは思いませんでしたが、面白そうだなと思います。松山は個人的に注目してます。
西宮ストークス
【 ロスター:9人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:0人 帰化orアジア枠:1人
継続路線に今野、福田といったディフェンスに定評のあるB1戦士を補強した西宮。日本人の編成的には西地区優勝を狙えるでしょう。どうでもいいのですが、劉瑾は5月12日に契約継続が発表されたのでBリーグ初のアジア枠ということになりますよね?
バンビシャス奈良
【 ロスター:7人 】
日本人選手:7人 外国籍選手:0人 帰化orアジア枠:0人
ほとんどの選手が自由交渉リストに載ってどうなるのか不安だった奈良ですが、興味深い補強をしている印象です。ロートマネー侮れないです。ただ、ヘットコーチが間橋さんになったけど大丈夫かな?とは思います。
香川ファイブアローズ
【 ロスター:8人 】
日本人選手:7人 外国籍選手:1人 帰化orアジア枠:0人
インジュアリーリスト登録:1人
ニュージーランド代表監督が率いる香川で一番気になるのは、インジュアリーリストに登録されているウッドベリーの状態。2年契約の2年目になりますが、膝の回復具合が気になります。あとランダルとコッツァが残れば大きい。
愛媛オレンジバイキングス
【 ロスター:8人 】
日本人選手:6人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
グレスマンとタプスコットを引き抜かれた愛媛は、庄司新ヘッドコーチ中心にどんなチームを作るのか?これからどんな編成するのか楽しみなチームです。
ライジングゼファー福岡
【 ロスター:8人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:0人 帰化orアジア枠:0人
福岡はシーズン途中からペップが率いて、新シーズンは全く別のチームになりそうです。退団選手がたくさん。面白そうな補強が多いのですが、意外にお金あったんですね。
佐賀バルーナーズ
【 ロスター:10人 】
日本人選手:8人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:0人
元日本代表ビッグマン中西とスコアラーの相馬の加入は大きいですね。ガードの外国籍選手を獲得しましたし、ヘッドコーチは世界トップクラスなので、初のB2どうなっていくのか楽しみなチーム。派手にやってほしいです。
熊本ヴォルターズ
【 ロスター:10人 】
日本人選手:7人 外国籍選手:2人 帰化orアジア枠:1人
新シーズンこそB1昇格したい熊本は、中西を失ったものの主力はほとんど残留し、サンバ補強は大きいですね。他のB2強豪に比べ補強は遅れを取っている印象はあります。継続路線が吉と出るか凶と出るか?
海外サイトからリークされて未発表の選手一覧
・デショーン・トーマス▶アルバルク東京?
・シェイン・ウィッティントン ▶ シーホース三河?
・ドウェイン・エバンス ▶ 琉球ゴールデンキングス?
・マーヴェル・ハリス ▶ 熊本ヴォルターズ?
・カルヴァン・アブエヴァ(アジア枠)▶Bリーグのチームからオファー有
・ジョーダン・テイラー▶Bリーグのチームとサイン?(大阪のTwitterをフォロー中、大阪はSNSからお漏らし経験アリ)
ワタシが知っている限りで海外の情報サイトやエージェントがお漏らしした情報をまとめました。公式リリースではないですが、今の所リークされた選手やヘッドコーチはそのチームと契約されているのでほぼほぼ確定かなと思います。
正式に加入が発表されましたら、以下のnoteにその選手の情報を載せていきますので、そちらも参考になれば幸いです(B1のみ)。
終わりに
7月に入り、2020-21シーズンに変わりましたが、コロナの影響で無事に開幕することができるのかは不透明です。例年7月上旬に開幕日程を発表していますが、今年はどうなるでしょうか。
ここまでのB1チームの動きを見ると、レギュレーションの変更によりアウトサイドを主戦場とする外国籍選手の加入(やリーク)が増えてきて、アジア枠の選手も代表クラスの選手が来てくれました。一方、日本人選手たちはベンチ登録枠が実質減ってしまった関係もあってかB1からB2への移籍も例年以上多いです。あと、日本人選手を年俸上限460万円に抑えられる新人選手を多く抱えるチームも多いなぁと思います。
B1は富山と滋賀以外の18チームがロスター10人が決まり、残るは外国籍選手といった状態です。7月はB1チームの動きは少ないでしょう。
B2もロスターが確定しているチームもありますが、ここからという印象です。B2の強豪チームは昇格に向けて気合の入ったオフシーズンになっていますね。まだまだB1からB2の移籍も起こると思います。
ちなみにB1の20チームから移籍先が決まっていない日本人選手はこんな感じです。誰か気になる選手はいますでしょうか?
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また来月お会いしましょう。
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