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集英社ダッシュエックス文庫IP部門に応募した話。
先日、5月1日、自宅(兵庫県)から、飛行機に乗って羽田まで行き、平沢進師匠のライブに参加してきたのですが、控えめに言って最高でした(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
くだんの、師匠のライブ、オールスタンディングだったせいか、公演が終わる頃には、足が棒のようになっていた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「ダッシュエックス文庫!」とかいった話です。
前回の話の続き
さて。先月、「障害者向けの就職フォーラムへ行ってきた!」などと書かせて頂きました。
まあまあ、期待していなかったのは、大正解だったようで、4社応募したうち、3社からお見送りのメール、ないしは手紙が来て、残る1社は、何の音沙汰もないので、お見送りでしょう。
繰り返しますように、期待はしていませんでしたから、別にさしたるダメージではなかったです。加えて、こりゃまあ偏見ですが、応募した企業は、学歴フィルターがあってもおかしくないほどの大企業です。関関同立の下、産近甲龍レベル(甲南大学卒)の僕ですから、その点でもアレだったのでしょう。アレって何だ。
しかし、派遣社員への道も、なんか、未来が見えないので、多分無理だと思われます。今現在、僕は、障害年金を受給していますから、すぐさま干上がる! と言うことはないので、まあまあ、当分は好きなことをやって過ごしますよ。
原稿!
そんなわけで、これを書いているのは、5月5日なのですが、さかのぼること、約2週間前。集英社のダッシュエックス文庫IP部門に、応募しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714887068971-sJgSvv0slP.png?width=1200)
ご存じない方のために説明しておくと、この賞は、「アイデアとプロローグ勝負」の趣旨です。応募枚数の上限も、「文庫本見開きで、20ページまで」という短さ。
ただ、過去の選評で、審査員の先生が仰っているのですが、要するに「序盤でガッチリ掴む」のが、何よりも重要です。
特に、「5つの『わかる』」が重要であると、繰り返し触れられていました。引用させて頂きますが、
1. 主人公は、どんな奴か
2. 舞台は、どんな世界か
3. 物語の中で、どんなことをしたいのか
4. どんな味方、どんな敵(障害)がいるのか
5. どんな話か、今後の展開
……とのこと。
実はこの賞、以前も応募したのですが、ネタの独創性はあったかも知れなかったものの、上記の「5つの『わかる』」を満たしていなかったのです。
要は、土俵にすら上げてもらえなかったせいで、当然のごとく、一次選考も通りませんでした。
凡庸?
もちろんと言うべきか、改めて挑戦するにあたり、その「5つの『わかる』」を意識せずにやっても、同じ事の繰り返しです。
なので、今回は、何度も読み返して、少なくとも、「5つの『わかる』」をクリアしていることを確認しました。
ただし、最大の問題は、「華がない」こと。つまりは、「おお! こいつぁ新しいぜ!」と言えるところがない(と思う)。
例えば、過去の受賞作の内容などを見てみると、確かに「あ、これは読みたい!」と思えるストーリーなんですよね。
翻って、僕の作品は? ……地味だー! とりわけ、直近の選評で触れられていたのですが、「主人公の狂気」を、選考基準の1つにしているとあっては、なおのこと、そんなものなどない。
つまりは、地味で凡庸。「華々しく売らんとしてなんぼ」のラノベの世界においては、今三つ以上に、パッとしない。
しかし、いかに18ページとは言え、短くはない時間をかけて書いたものですから、もったいなくて、応募はしました。それだけです。それこそ、期待などしていません。まあまあ、一次選考を突破すりゃ上等って所でしょうね。
今後は?
現在、5月31日締め切りの、GA文庫大賞に出す予定の作品を書いています。あらかた仕上がったのですが、それでなくとも陶酔癖がある僕氏なので、「ココナラ」経由で、外部の添削サービスに出しました。
もちろん、返ってきた添削を読んで、それに沿って改稿することが、すなわち、賞レースでの入賞を意味するものではありません。その辺は、添削して頂く出品者さんも、事前に注意事項として書いています。
連休明けの7日が、講評の納期なのですが、鬼が出るか蛇が出るか? ですね。
で、今後のことを、ぼんやり考えていて、なんか、ラノベもいいのですが、純文学がやりたいなー、などと供述しており。
実のところを申し上げると、「すばる文学賞」と、「新潮新人賞」には、既に応募してたりするんですよね。ただし、傾向の分析も、その対策も、なんにもやらずに応募したもんですから、洟も引っかけられない可能性が大。
では、「ちゃんと」分析と対策をしてみれば、どうだろうか? もちろん、それをしたからと言って、即、入賞できる道理はないですけども。
「文学に死にます」
……とは、確か、太宰治の『散華』の一節だったと記憶していますが、そこまで格好は付けずとも、どーせ、「書く」以外のことはできないんですから、極めるしかねえべ? ってところですね。
いわゆる、「ナントカの一つ覚え」ですよ。はっはっは!(ヤケ)
んじゃまた。
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