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趣味に走ることにした。

 たかだかハムサンドトーストを食べただけで、異様に腹が持つのはなんでなんだぜ?(挨拶)

 と、いうわけで、不二川です。

 ここ一ヶ月ほど、精力を回復させるべく、エビオス錠をせっせと飲んでいるわけですが、いささか効き過ぎなのでは? とも思える今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回の記事は、「毒電波!」とかいった話です。


毎度の宣伝

 さて。日曜日でございますゆえに、恒例の、ボイスブログを更新しました。

 ちょっと流行りに便乗したような格好ですが、今年の夏アニメである、「しかのこのこのここしたんたん」を観た結果、現役時代のトラウマを思い出した! とかいった内容です。オナシャス。

創作にまつわる話

 で、ですね。前回、こんな記事を書かせて頂きました。

 この中で、宙ぶらりんになっているプロットを、ブラッシュアップしようか、と触れたのですが、あれから、事態は思わぬ方向へ進むことになります。

 その、作りかけのプロットが、どうにもしっくりこない。いくら考えても、面白くなる気配がない。とりあえず、手を止めて、しばらく置くことにしました。

 と、先日、ハタと電波が降ってきました。まるっきり違う、新規のネタになりうる電波が、3連続で。

 早速、忘れないうちにメモをしました。いずれも、切り口の斬新さ、という点においては、多分そこそこなんじゃ? とは思う。

 特に、最後に浮かんだネタは、はっきり申し上げて、「うん! 俺の趣味!」と言えるものです。

 一度、「徹頭徹尾俺の趣味」で、一作書いてみたい。思い立ったが吉日で、翌日から、プロット作成に取りかかりました。

添削!

 その結果、3日であらかたのプロットが上がりました。切り口こそキワモノですが、中身は王道にしたので、シンプルだったから、という理由が大きいと思います。

 ただ、いくら僕が「よっさ!」と思っても、「外部から見て」どうであるか? は、まるっきり違う。それでなくとも、勘違いをしやすく、思い込みの激しい性格の僕氏なので、その辺は、手綱を締める必要がある。

 そんなわけで、作家のわかつきひかるせンせいに、プロットを添削してもらう事にしました。

 ……思ったんですけど、かつて結構読んだジュブナイルポルノの作者さんと、比較的気楽にYouTube上でコメントしたり、メールでやりとりできてる今って、すごくね?

 とにかく、スケジュールのお伺いを立てて、代金を支払い、プロットを送信しました。別の担当の先生がつくとのことで、その手配に少しかかったのですが、一週間ほどで感想が来るとのこと。

 わかつきひかるせンせいご本人にも、軽くご覧頂いた結果、悪い感触ではなかった。ただ、せンせいの曰く、懸賞に出すのは博打だ、とのこと。そして、せンせいは、博打をなさらない。

 しかし、それもある意味、予想はしていました。なんせ、ヒロインの設定からして、かなり人を選びますからね。

 一応、僕の中では、25年前の、極めてニッチジャンルなギャルゲーをベースにしているのですが、当該作品も、主に(僕を含む)同業者内でコアなファンを獲得し、続編も何本かリリースされたものの、ニッチであることには変わりない。

それでもいいの。

 実際の感想を下さる先生は、お若い方だそうです。僕も、わかつきせンせいも、その方の感想が楽しみではあれど、「今どき」の視点だと、どういう感想が来るのか? は、やや不安ではある。

 しかし、今回に関しては、それでもいいかと思っています。一度、己の趣味と性癖に全振りしたものを、書いてみたい。

 創作においては、変に優等生でいるよりも、「俺はこれが好きなんじゃ! 見さらせ!」というクセがあった方がいい、という意見に、異論のある方もそうはいらっしゃらないんじゃ? とは思います。

 もっとも、「商品としてのラノベ」を考えた時、尖りすぎている(=広く一般受けしない)と、それはそれで問題ではありましょうが。

 ですが、己の中の「書きたい欲求」には、素直に従うべきでしょう。逆に、書きたくもないネタで、嫌々書いたところで、面白いものが出来る道理がない。

 シンプルな話です。「書きたいから、好きなモノを書く」。別に僕も、現在のラノベ業界に一石を投ずる! などと、大上段に構えるつもりなんざ、毛先ほどもないです。ただ、書きたい、という、初心に返るような気持ちで、今回は取りかかろうかと。

 それはそうと、ここまで、それなりの時間をかけて書いているのですが、まだ腹が減る様子がないのが、もはや不気味に。(ふりだしに戻る)

 んじゃまた。

サポートして頂けると、泣いて喜びます。『打てど響かず』というのが、創作者にとって一番哀しいことでございますので。人助けと思って、よろしくお願いいたします。