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初稿アップから一夜明けて。
しつけのなってねえ駄犬(50歳独身)ですが、何か(挨拶)。
と、いうわけで、不二川です。
下品な方向への欲求が失せているあたり、よっぽどだなあ、と、どこか他人事のように思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「もちつけ!」とかいった話です。
前回までのあらすじ
さて。前回は、こんな記事を書かせて頂きました。
はい。「初稿アップ!!!!」とかいった話ですね。
昨日の夜は、達成感があったのは確かなのですが、いかんせん、それ以上に疲れていたため、もう、「人生って、何なんだろう……」と思う程度でした。
あまりに気分が哀しかったため、悪い手段ではありますが、寝る前に酒を飲みました。とにかくぐっすり寝たかった一心です。
結果としては、12時間近く寝倒しまして、初期の目的は達成されたのですが、今度は逆に、寝すぎたせいで頭がボンヤリするという、なんだかな、な一日の始まりでした。
ハタと気づく
何度か触れております通り、明後日は、GA文庫大賞の、第一次選考結果発表の日です。
率直なところ、一次選考ぐらいは通ってもおかしくねえんじゃね? とは思っているのですが、その先はまるで未知数です。
ただ、今日の昼間に、何気なく、GA文庫のウェブサイトを見てみたんですよ。前回ターンの入賞作が発表されており、選評なども載っています。
あらすじを見てみるだけでも、全て、「お、これ読みたい!」と思わせる内容なんですよね。要は、「華」がある。
翻って、自作はどうであろうか? 確かに、「作者的には」面白いと思って書いています。ただ、「商業的に見て」どうであろうか? というのを考えた時、今三つ以上に自信がない。
一番のキモは、「主人公が魅力的であるか?」だと、お前は公募に挑戦し始めて何年になるのだ? というレベルでの問題点ですが、気付きました。
意識改革の必要性?
長年の手癖として、なのかも知れませんが、元々僕は、「ありふれた主人公が、内面的に成長する話」を書くのが好きです。
今回、GA文庫大賞に応募した作品だって、そりゃまあ主人公も、そこまで凡庸な奴ではないですが、とにかく、「主人公が『愛とは何か?』を知る話」です。
テーマに普遍性はあるかも知れませんが、ヴッちゃけ地味さは否めないでしょう。別に、異能バトルの末に、世界の命運がどうのとかも、一切ない。
「今のラノベの役割」を考えた時、派手な惹きのない作品は、まず入賞しないだろうと思われます。
もっとも、ラノベであれ、一般文芸であれ、「魅力的な主人公」という要素は、多分どちらも外せない。
だって、「この主人公(キャラ)を追いたい!」と思わせなきゃ、読んでもらえねえわけですし。
ナントカの一つ覚えのように、しみったれたキャラクターを主人公にするのではなく、もっと、アクの強い設定をするように、自分の意識を変えていかねばならないのかも知れません。
駄犬!
気づきと今後の改善点を得られたとは言え、じゃあ、「すぐやろう!」と思うのは、あまりに短絡的です。それに、そぉんなに簡単に、斬新なアイデアが降ってくれば、だーれも苦労しねえわけですし。
以前も申し上げましたが、まずは、再度勉強すること。もちろん、教本を読み「さえすれば」どうこう、と言う話でもないのは当たり前なのですが、一度、立ち止まる必要はある。
で、あるにもかかわらず、やたらめったら気が急く。今現在、昨日の疲れが抜けきっていないのに、次の公募作に取りかかりたくて仕方がない。
……作法がなっていないまま、何をどれだけ書こうが、結果に変わりはないはず。
書き続けなければ死ぬ、と言わんばかりの己の姿勢には、いかがなものか、と、苦言を呈さずにはいられません。
50歳独身、駄犬。
この、救いがたき負のワードについて。
んじゃまた。
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