なかなか踏ん切りが付かない。(公募小説の話)
面の皮に、もう少し厚みが欲しいです(挨拶)。
と、いうわけで、不二川です。
ほんの10分もかからない用事のために、1時間余裕を持たせて家を出る必要があるのか? と、我ながら疑問を持たざるを得ない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「俺に勇気をくれ!」とか言った話です。
最初にお知らせ
1日開きましたが、またしても、ノクターンノベルズを更新しました。
https://novel18.syosetu.com/n2026jt/
タイトルは、『上級立ちション講座』。僕の出世作(?)である、『光かがやく天使のしずく』シリーズの続きです。初出は、1999年。NASの中にあった初版バージョンがあまりにアレだったので、今回、ノクターンへ発表するにあたり、割と手を入れました。ってか、昔の僕氏、三点リーダー使い過ぎだろう問題を修正とかね。
前回までのあらすじ
でもって、昨日は、
「風邪には処方薬しか勝たん!」などと書かせて頂きました。
今日は、薬を飲んで二日目なのですが、劇的に治まるわけがねえ。ではあれど、確実に、少しずつよくなっていく感覚はある。
まだ、咳と痰は出ます。しかし、やや汚い話ではありますが、その痰に色が付いてきた。イコール、身体が「治ろう」としている証拠です。咳の頻度も少なくなってきましたし、いい感じ。後一押しかと。
本題
今現在、まだ頭が本調子ではないので、ガッツリと思考力が働きません。その割には、R18ジャンルなら、小説の手直しができたりするのですが。とにかく、「普通の長編小説」に割ける思考のリソースがないわけです。
当初、木曜日の取材旅行へ行くまでに、小説すばる新人賞へは、応募を済ませるつもりでした。ただ、体調不良というイレギュラーが発生した。つまり、ロスが出た。まずは全力で風邪を治さなくてはなりませんから、おとなしくしておく必要がある。というか、頭がまだ、やはりふわっとしているところがあるので、思い切ったことはしづらい。
……いやまあ、それを言い出したら、去年の末に、完徹して59枚書いて、ラリパッパ状態で、太宰治賞に応募したのは何だったんだ? って話になりますけども。
要は、小説すばる新人賞へ応募するための、「最後のあがき」が、できない。確かに、内容的には、半ば諦めています。が、それすなわち、投げやりになっていいということではない。ぼんやりした思考のまま、「その一瞬」は、迎えられない。とりわけ、作中の、時系列の整理と確認は、しつこいぐらいにやった方がいい。それなりの時間がかかるのは、あまりに当たり前。
何に煩うわけでもなく年を越すには、小説すばる新人賞への応募完了は、必須ではあります。逆に、先延ばししたところで、何がどうなるものでもないです。イチから書き直さない限りは。そして、そんな事はできない。
先日の毒電波
ところで、数日前の夜のことです。本格的に風邪の諸症状が現れ始める前に、また電波を受信しました。
純文学が、書きたい。ってか、どう足掻いても、エンタメではないネタが降ってきたわけです。一応、メモには残しておきましたが、感覚的に、長々と引っ張れる話でもない。なおのこと、純文学向けだと「僕は」思います。
一応、純文学の応募予定としては、来年後半の、太宰治賞が入っています。が。どうせなら(?)文學界新人賞へ、またチャレンジしたい。締め切りは、例によって、9月末です。
舐めプをするつもりは毛頭ないですが、仮に70枚としたなら、1カ月もあれば、十分です。初稿だけなら、2週間でいいでしょう。あくまで、ガッチリと詳細なプロットが固まっていれば、ですけどね。
いつも添削を依頼する、ココナラの出品者さんが、プロット段階でのアドバイスもくれることが判明したため、今後は、そちらも上手く使っていきたい所存。
と、申しますか、僕氏の問題って、もはやプロットだけだと思うんですよね。鼻にかけるつもりなんざ、全くないですけど、そもそもの文章力は、一定水準以上はあるはずですし。「書くこと」に全てを捧げた、俺の28年を、誰にも否定はさせねえ。
スケジュールは?
さておき、もう一回、文學界新人賞に挑戦するとなると、2025年の公募スケジュールが、微妙にズレてくる。具体的には、6月末締め切りの、新潮社の、日本ファンタジーノベル大賞か、その次、10月末締め切りの、松本清張賞に、かまっている暇が無くなる。
ただまあ、以前も触れましたが、一度決めた公募スケジュールを、厳守せねば死ヌル! わけでもない。ネタがある分から書いていって、柔軟に対応していきたい所です。
予定の修正
どう考えても、残り1日で、小説すばる新人賞へ向けた原稿の、最終チェックからの応募は、無理。早いところ片付けたいのはやまやまですが、先述の通り、いかに内容的にはアレでも、投げやりになっていい理由はない。
じゃあってことで、今月末を、一つのメドにしたい。「今年中」であればいいんですから、旅行から帰って、約2週間もあれば、なんぼ未練がましい僕氏であれ、応募はできる。はず。
では、12月はどうするのか? という問題が出てきますが、ポプラ社小説新人賞へ向けた原稿の、「プロットだけ」煮詰めていこうか? と、今のところは。
結局、「本文を書き始めると」、大きく時間を割かれ、かつ、多大な集中力、及び、体力を要求される。その「準備段階」であれば、さほどの手間でもない、と思う。
甘美なる机上の空論
仮にプロットが1万文字になったとしても、単純計算なら、かかるのは、3人日。年末にかけて、家事で慌ただしくなってくるのは、せいぜい、12月の最終週ぐらいでしょう。
自宅の大掃除さえ終わらせれば、別に、これと言ってやることはない。紅白等、年末特番のテレビなんか観る習慣もないですし。つまりは、一定以上の時間は取れる。
ちなみに、結果的に本文が123,000文字ちょいになった、小説すばる新人賞へ向けた原稿の詳細プロットは、今見返してみたら、8,000文字もなかったです。
大丈夫、なんとかなる。つうか、する。
応募を完了させた賞の経過、あるいは結果は、次を書くのを優先に、適宜気にする方向で。
さあ、「がんばらないで、できるだけ」。
んじゃまた。