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9月20日(水)、9月21日(木)『アンダイング』読書会(里山社)開催します。ゲスト:西山敦子さん(翻訳者)、清田麻衣子さん(里山社代表)
アン・ボイヤー『アンダイング––病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学』(里山社)の読書会を関西の2箇所で開催します。
病を生きるひとりの人として、生きのびられないかもしれないひとりの人として、(「女たち」ではなくとも、)この本の言葉に応答するための場所を現したいと考え、読書会を開催することにしました。
みなさんがどのように読まれたのか、言葉とその声とを交わす場にしたいと
「PICHET KLUNCHUN AND MYSELF」を見てから考えたこと
2022年5月8日早朝。
自室の27インチモニターで、ジェローム・ベルのパフォーマンス作品「PICHET KLUNCHUN AND MYSELF」の映像を見た。早送りせず、一気に。
クレジットによれば、クリエイションが行われたのは2004年。いまから18年も前の作品だが、心打たれるものがあった。
この作品は、政治学や倫理学の論理の力で、舞台の複雑な現象を解析していくことを観客に要請しているタ
『ウィークエンド WEEKEND』
金曜日から、京都みなみ会館で『ウィークエンド WEEKEND』(監督 アンドリュー・ヘイ)が公開された。
日本語の字幕では直訳になっていない会話があったので、そのことについて書いてみる。
タイトルの通り、金曜日から日曜日までの話。舞台は現代、英国の地方都市。二人の男性同性愛者が偶然のように出会い、短期間のうちに親密圏が立ち現れ、霧散してしまうまでを描いている。
非対称的な笑い
二人が出会っ